2008年07月02日

【プラネット・テラー】

気持ち悪いっすよ。
生物兵器で町中にゾンビっぽいのが溢れ、闘う人たち。
登場人物が、訳わかんな〜いってのもいたり、はっきりいってくだらないところが多々あるんだけど、エル・レイがかっこよかった。
ヒロインのチェリーも超可愛かった。

病院で勤める医師と看護士の妻の関係ぶりも理解し難く、印象的。
保安官と世界一のバーベキューソースを研究する兄弟も、変な関係。

なんかどれもこれも変てこで、これは劇場なんかで見なくて大正解。
気持ち悪いしね。
頭は吹っ飛ぶ、男性性器は切り取る、監督の趣味嗜好で思う存分楽しみましたね、監督が。

≪★☆≫ブルース・ウィリスだもんね〜。
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2008年05月12日

【パーフェクト・ストレンジャー】

「ラスト7分11秒まで、真犯人は絶対わからない」
「あなたは≪絶対≫騙される」
って書いてあるんだもん、もちろん、分からないんだろうな〜。
こいつ、と見せかけておいて、こいつか!?
といろいろ考えて見てたけど、はいはい、7分13秒くらいまで分からなかった。

真犯人が映し出される、その数秒前に、あ、もしや、って予感がしたけど。結構ドキドキした。

幼なじみが変死した。特ダネになるネタを記者であるロウィーナに告げた直後。
容疑者に近づき、暴こうとするけど・・・。それぞれの裏の顔。ところどころに怪しい人物、怪しい素振りをさせ観客をミスリードさせていく。

でも分かるわけないよね、こういう理由じゃ。

私、ハル・ベリーって好きじゃないんだよね。好みじゃないのもあるけど、ロウィーナって女性が、ちょっとね。なんかやな感じ。偉そうで、高飛車で。
≪★★≫ま、娯楽用サスペンスかな。

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2008年04月17日

【バベル】

寝ちゃうかな〜って思ったんだけど、意外に興味深く拝見。
こういうのって劇場で見たら眠くならないけど、どうも家で見ると退屈かな〜なんて・・・そんなのは杞憂だった。
一発の銃弾が、どうやって繋がっていくのか。

モロッコの貧しい家。ジャッカルに羊を食べられないように猟銃を手に入れた一家。要領のいいちょっとませた弟、そんな弟に嫉妬してる生真面目な兄。ふざけて観光バスに向けて放った一発の銃弾。
これが一家の悲劇の始まりだった。

夫婦の危機を乗り越えようと、モロッコへ旅行に来たアメリカ人夫妻。どうやらこの夫婦の間には、なにか夫が不貞を犯したのか?みたいな空気が流れ、妻は心を閉ざしちゃってる。
白人の傲慢さを、妻の不機嫌さの中に垣間見ちゃって、やな感じ。でもこれが演出なら、さすが。
溝が埋まらないまま観光バスに乗る二人。そっと握る手から、まだ二人の愛に希望が薄っすら感じられるんだけどね。だんだん、バスがモロッコの少年たちの撃つ辺りに近づいて、緊張。

夫妻の留守中、二人の子どもを預かるベビーシッターのメキシコ人の不法就労者、アメリア。息子の結婚式のため休みをもらうはずが、旅先のトラブルのため夫妻が戻れず、やむなく子どもたち連れてメキシコへ向かうアメリア。この判断が、彼女の人生を奪い、子どもたちに危険が迫る。

日本では、今にも爆発しそうな心を抱えてるろう者の少女、チエコ。
母親が自殺して、その哀しみ、ストレスから自分でも心をコントロールできないでいる。ろう者である自分にも怒りさえ感じているよう。
持て余してる自分自身や周囲への怒りが、感じられて、もしかして菊地凛子は、うまいのかもしれない。
でも、あの体は、中学生のものじゃないよね。

バベル、神に近づこうとして神の怒りに触れ、言葉が通じなくなってしまったという旧約聖書の話は有名だけど、この映画のタイトルになったのも、ストーリーも深くうなずける。
それぞれ、遠くの地で、言葉も通じない人々が、一発の銃弾によって、人生が交錯する。
眠気なんて襲わない、それぞれの人生の悲劇が深く心に落ちる。

≪★★★★≫アメリカ人と日本人だけ未来を感じさせるラストは、ちょっと贔屓だよね。そういうところにも差別を感じる。
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2008年04月12日

【フライトプラン】

これは、友だちが劇場で見て、微妙に怒ってたんだよね〜。
「なんかさ〜〜〜・・・。これはレンタルでいいと思うよ。」と。
その言葉を信じ、ついでにテレビで放映まで待った私。

事故死した夫の遺体を運ぶため、娘と共に飛行機に乗ったジョディ。
ところがうたた寝してしまい、目を覚ますと娘の姿がなかった。
あんな密室状態の飛行機内で、いなくなったまま見つからないなんてことあるのか。
騒ぐジョディ・フォスターに、無常にも「娘さんはご主人と共に亡くなっています。」と死体安置所からの書類まで。
夫を亡くし精神状態が不安定なジョディの妄想なのか。

ま、いいんだけどさ〜。当然娘がいなくなったら大騒ぎして当たり前なんだけど、私が乗客だったり、客室乗務員だったら、イラつくな〜。
それくらいなんかムキになっちゃってて、うんざり。

でも、真相はムキになってて当然なんだよね。だって彼女の言ってること本当だったんだもん。
だけど!
これはジョディ・フォスターを起用した、限られた空間でいなくなった娘を探すサスペンスって企画のために作られた映画?ってくらい、お粗末じゃないかい?
ありえないよね、あの犯人たちの計画。
それに、娘がいない、って・・・誰も覚えてないのが不思議だよ。

≪★★≫ジョディの役にイラついてしまった私。


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2008年03月13日

【バブルへGO!!タイムマシンはドラム式】

これ、映画館で見ようかと思ってたんだよね〜。
よかった〜、見に行かなくて。びっくりだよ、お粗末なストーリーに。
【舞妓ハーン!】で喜んでるくらいなんだから、あれがよくて、どうしてこっちが駄目なのさ、と言われると、言葉に詰まるけど。
薬師丸演じるまり子の発明した数々の扇風機や掃除機、ありえないでしょ、ってくらいなものだし、あんな威力のものあるかい?
ラストの大立ち回りでは、それが役に立つんだけど、それも、なんかお粗末というか、子供だましだし。

ああ、黒幕の陰謀を暴いて芸者姿でドタバタするところも、子どもは大うけしてたけど、そうだね、その辺は笑えたから許してもいいか。
でも、テレビカメラ普通入れる?しかも生中継なんて、局の上の人が許さないでしょ〜。
そういうノリの映画なわけだけど、薬師丸ひろ子や阿部ちゃんが出てて、なんであんなお粗末な出来上がりになってしまったんだろう。

≪★☆≫残念。
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【バンテージ・ポイント】

すごい迫力と展開の90分。
スペインの広場、大群衆の前でアメリカ合衆国大統領が狙撃された。
2発の銃弾、倒れこむ大統領。
ひゃ〜〜〜、今までなかなか成功しなかったじゃない、いつも大体未遂に終わったり、とうとうここまで来たのね!なんてそっちに感心しながらも、ドキドキ。冒頭からやってくれたもんね。
あれは、シガニー・ウィーバーだよね???彼女も、テレビ局のプロデューサー役だったけど、異常な展開に慄いてるのが、まるで脚本なし、本物のテレビ局関係者のようで、ますますこっちまで惹き込まれてしまった。

大統領狙撃、その後の演壇爆破、シークレットサービスのバーンズが犯人を突き止めるため、テレビ局の中継者、ビデオカメラを回してた観光客から映像を見せてもらう。
そのたびに、新たな発見。なにを見つけたのか。
何度も何度も時間は巻戻る。11時59分57秒へ。
いっこうに前へ進まない。いろいろな角度から、何度も何度も繰り返される。

カーチェイスは、本当に息が止まりそう。大統領狙撃のパニックにより群集たちが逃げ惑う。母とはぐれてしまった少女。これがまた可愛いんだ。この少女の登場が、実は事件は解決のきっけかになるんだけど、何度も身を硬くしちゃった。

正直、この映画にはなんの奥行きも深みもない。人間同士の繋がり、背後の関係とか、まったくないし。3歩進んで2歩下がる、いったいなんの目的で、彼らはここまでどれくらい準備してきたのか、そういうことは一切省いて、11時59分57秒からの数時間だけに焦点を当てて、だけど、90分間、目が離せなかった。

≪★★★★≫奥行きはなくても、面白い!!それにやっぱり暗殺のハードルは高いのね。
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2008年03月06日

【眉山−びざん】

きれいな映画だった。個人的には、もっともっと泣くかと思ってたけど、う〜ん、実際にはちょっとありえないような感じがして、それでも、きれいなんだよね、すべてが。
それがよかった。
松嶋菜々子も、宮本信子も、徳島の景色も、阿波踊りに懸ける人々の姿も、なにもかもがきれいだった。
以前ある番組で、「眉山」の話が出たときに、名前の由来、そしてその眉山を遠くから映したテレビを見て、きっとこの映画がなければ、知ることもなかったかもしれない、見たとしても、へぇくらいで、見てるようで見てない、そんな感じで終わってたかもしれない。
それが、ゆっくりとテレビで眉山を見たときに、どうってことない山だけど、でも、目に映った、きちんと。

そして、映画で見て、素朴なのに、美しい徳島、美しい映画だと思った。
実際は、そこまで人を思い続けるって、どうなんだろう?そんなに美しい愛なんてあるのかな?なんて思っちゃうけど。
娘と医師の関係も、結構早かったしね。

≪★★★≫大沢さん、離婚後ちょっとイメージダウンなんだけど。
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2008年02月02日

【バッテリー】

まだ原作は読んでないのだけど、絶対いい!!
【バッテリー】なんだよね、野球は。ピッチャーがいたら、キャッチャーがいる。二人が揃わないと始まらない。
そして、二人の間には信頼がないと成り立たない。【バッテリー】はプレーという意味でも、友情という意味でも、すごく大事な存在で、巧と豪君の二人の少年の成長が分かりやすく丁寧に描かれている。

周りの少年たちもすっごくいい。お鮨屋のヒガシ、お寺さんのサワ。
常に孤独と寂しさを抱えていた巧が、弟の健康のために転校してきた土地で、初めて「こいつだけは手放したくない」と思わせる名キャッチャー、豪君と出会い、豪君の人柄に集まっているサワやヒガシとも絆を結び、監督や祖父と、自分を理解してくれる人々と出会い、少しずつ変わっていく。

巧の寂しさに、涙が出ちゃう。冒頭の、弟の体を気遣い、窓を閉めなさいという母親。巧の中には、きっといつも弟ばかりを思う母親への反発があったんだろうな。窓を閉めない。すると、次の母の「巧」と呼びかける声は、冷たく鋭い。
巧の寂しさに気付いてあげてよ!と、辛くなる。
でもきっと、どこの家庭でも程度の差はあれ、そんなもんなんだろうな。

巧と豪が、信頼と友情を一瞬失いかけたときの描写もすごいいい。二人の心が揺れ、巧が苛立つ、そんな表情が丁寧で、原作はまだだけど、そのよさが分かる。
是非、この二人、そして仲間達をずっと見続けていきたいと思う。
≪★★★★★≫対戦高の中学生、中学生に見えない。あのメガネの方、結構好みなんだけど。

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【初雪の恋ヴァージン・スノー】

これ見たかったんだよね〜〜。
でも正直、見た瞬間、相手役の韓国の俳優さん、ミン役の子、全然好みじゃなくてブッブー、って感じ。目がやだ。
せっかくこちらの女優さんは最高に可愛いのに!
宮崎あおいちゃんの可愛いこと、可愛いこと。きっとこれからもっともっとブレイクする女優さんだったのに、人妻になってしまってちと残念。
見ながら、この韓国の俳優、本当にあおいちゃん好きになっちゃうんじゃないの〜〜、と思ってしまった。

ま、それはさておき、京都で出会った二人。七重の家庭の事情から二人は離れ離れに。ミンがさっさと七重からもらったお守りを見ていれば誤解もなかったんだろうけど、ありがちなすれ違いで、二人はその後数年会えない。その誤解の解けるタイミングも、なんかとってつけたタイミングで、ちょっと残念。
二人が再会するまでのシーンは美しいだけに、もったいない。
それに、人気俳優に頼りすぎた感もあって、どこか手抜いてる気がしてしまった。
≪★★≫あおいちゃんだけは本当に光ってた。でもあの絵が入選?
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2007年11月12日

【ブレイブ ワン】

見る前、「これが彼女の答え 許せるか 許せないか」絶対にジョディの行動許す!!だった。許しますよ、許しますよ、どうぞどうぞ、だった。
大体の筋書きは想像できるし、冒頭から、いつなんだ、いつなんだ、幸せが崩壊するのは!?とドキドキ。
そこを見なくちゃ始まらないのに、辛くなるから絶対見たくない。
悲劇の始まりの惨劇は、思ったよりも呆気なかった。
もっともっと怒りで震えが来るかと思ってたんだけど、少し物足りないようでもあり、でもどこかで安心。

ラジオのパーソナテリィのエリカ。恋人との結婚式を控えたある日、散歩中に暴漢に襲われ、恋人は命を落とす。恐怖に怯え、自分の身を守るため、生き延びるためにエリカは拳銃を手に入れる。
またしてもエリカに不幸が襲う。立ち寄った店で、夫婦喧嘩に遭遇し、妻が射殺されるのを見てしまう。夫がエリカの存在に気づいた時・・・。
エリカの引き金は、悪に向かって引かれ続ける。
マーサー刑事、彼は謎の処刑人に対し、越えてはいけない一線と理解の狭間で迷う。そして出した結論は・・・。

私は死刑制度は否定しないし、もしも大切な家族になにかあったら、私は絶対に復讐する、したい!その一線を越える勇気をくれ〜!!と願う。
だからエリカの行動は、犯人たちに対してのみ許されるものであると思う。
冒頭の質問、私の結論は「許せない」に変わっていた。

エリカも、これからって時に外から刑事に電話しちゃ駄目よ。
そもそもエリカは身の危険に出会いすぎ。なんでエリカばかり遭遇するの?
マーサー刑事も、あれ、ばれないかな?きちんと捜査すれば分かっちゃうような気もして、大きなお世話だけど、心配。

≪★★☆≫いったいいくつの新婦だったんだろう?
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2007年11月01日

【ヘアスプレー】

≪★★★★★≫とびきりご機嫌な映画!
冒頭からオ、オ、オー♪って素敵な歌から始まる。トレーシー役の女の子は本当にあんなに歌がうまいのかな。
とにかくみんな上手で(当たり前!?)惚れ惚れしちゃう。
母親役のジョン・トラボルタは、微妙だったけど、ダンスも歌も思い切り楽しめるごっ機嫌な映画だよ、本当に。

かなり太めで、だけど夢は歌とダンスの番組「コーニー・コリンズ・ショー」に出ること。でも現実は、テレビの中で歌って踊ってるのはスタイル抜群の白人のガールズたち。だけどダンス好きなのは誰にも負けない。そんなトレーシーのダンスを、番組にも出ている憧れのリンクが教室で見かける。
ここから、トレーシーが夢見ていた憧れのリンクが、現実の恋へと変わっていく。

もちろん作中には、そんなトレーシーの恋でも番組のレギュラーでもライバルになるアンバー、アンバーのママで、これまた美が売り物のタカビーな女にミシェル・ファイファー。どっかで見た事ある顔だと思ったら!女優って役になりきるとどんなクソババアにでもなれるんだね。といった悪役も出てきて、盛り上げてくれる。
リンク役の男の子は、なかなか60年代の顔をしているね。ポマードつければみんなあんな感じ?
石橋保をアメリカンにしたらこんな顔かな。

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2007年08月15日

【パッチギ!】

40年前の日本・京都での在日朝鮮人と日本人の高校生の対立を中心に描きながらも青春映画。
それでいて、当時の朝鮮人と日本人の姿を描いたもの。
私が高校生の頃も、在日朝鮮人の学生になにか言ったり、目が合うと、どこまでもどこまでも追いかけてきて、と怖い噂があった。
噂だったけど、高校生の頃でもそうだったんだから40年前といったら、まさに冒頭のバスをひっくり返すくらいの怒りのエネルギーあったんじゃないか、とうなづいてしまった。

それはともかく、日本人の康介が沢尻エリカ演じる朝鮮学校の女の子キョンジャを好きになる。でもアンソン(兄)は、京都でも有名な在日朝鮮人学校の番長。彼らは、康介の学校の空手部の奴らとケンカばかり。それはもうど派手。死人が出ないのも不思議だし、警察もつかまえないのかね〜〜。
康介が「イムジン河」で、キョンジャやその親類たちに受け入れられるのは心温まった。
そしていつも対立してたアンソンたちと康介が友情を結ぶのもよかったね。

一緒にバンド組もう、って約束したのに、事故死。そして葬儀の席で「日本人は出て行け」と言われ、やはり本当に受け入れあうのは、歴史がある限り難しいんだな。これは仕方のないこと。

でも康介が歌う「イムジン河」がラジオから流れ、キョンジャがみんなに聴かせるところは、やっぱり泣いちゃうね。
同じような民族間の溝の映画でも、【チルソクの夏】は結ばれず切なかったけど、いい映画だった。
【パッチギ!】は最後は一応ハッピーエンドなんだけど、すごく考えさせられる映画だった。

死んでしまったアンソンの弟分が、「いつも、あの角を曲がると100人に待ち伏せされててぼこぼこにされる夢を見る」と、本当はケンカなんて怖いんだ、と呟くシーンは、彼らだって本当は争いを望んではいないんだ、としんみりしてしまった。そして嬉しくもあった。

≪★★★★≫看護婦になった女の子は、あのモジャモジャ頭だった子?


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2007年07月26日

【ヴェラ・ドレイク】

後からズ〜〜〜〜ンと胸に響いてくる作品だった。
舞台は1950年代のイギリス。戦争の傷跡もあり、人々は貧しい中にも家族の絆を大事にし、日々生きている。
ヴェラは、家族、隣人をこよなく愛す、普通のおばさん。つつましやなかヴェラとは正反対の義弟の、贅沢嗜好な妻には、おせっかいで疎んじられてるけど、いつも人々の幸せを願っている。
そのヴェラには、秘密があった。それは誰にも言えない、だけどヴェラは、それが困ってる人を助けてあげるため、だと信じて。

ヴェラ役の女優さんはアカデミー賞でもノミネートされ、ヴェネチア国際映画祭では主演女優賞をもらったらしく、すっごい演技派。
だって、普通のおばさんそのものだし、苦悩する姿はその皺だけで表現できてるし、幸せなときは、まるで少女のような笑顔。
一瞬年齢不詳に見えた。

ヴェラが家政婦として通う家の令嬢が病院で中絶手術を行う。そのことと、ヴェラが行う行為。一体なにをいいたかったのか。
そのことで、よりヴェラの行為はモグリで違法なことなのだ、とても危険なことなのだ、と比較したかったのか。

この映画は、家族の絆の強さ、愛情を描いたものなのか、それとも崩壊を描いたものなのか、私には判断できなかった。
彼女の罪が明らかになった時、息子はあからさまにヴェラを拒否。

そんな中で、娘の婚約者が「こんな素敵なクリスマスは初めてだ」と、息子や義弟の妻がヴェラを受け入れられないあの状況で、言う。
なんと深い言葉なんだろう。
ラストの、残された家族、夫、息子、娘、その婚約者がリビングで無言のまま集うシーン。
これは、崩壊なのか、それとも再生なのか。私には分からない。

夫、娘はヴェラを信じてる。そして婚約者の言葉だけが、救いだ。

≪★★★★≫気軽に見れる映画じゃないけど、奥が深い上質な作品。




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2007年06月01日

【博士の愛した数式】

まさかこんなに懐かしく、温かい作品だとは思わなかった。
絶対眠くなるだろうな、と思って見てたんだけど、吉岡君のルート先生がすごく優しそうで、あの語り口は本当にいいよね。
あんな風に数学を教えてもらったら、もっともっと理解もできたし、聞こうって気にもなれたのに。

交通事故により80分しか記憶を持てない数学者。その家に家政婦として派遣された深津絵里ちゃんが、これまた本当に温かい。
何度も何度も同じやり取りを、優しい口調で繰り返し、そして一人息子のルートを交えての博士との交流が始まる。
なんていい家政婦なんだろう、なんていいお母さんんだろう。深津絵里ちゃんが演じると、すべて人間性溢れる善人だよね。

隣に住む義姉、これがちょっと怖い。実は二人は愛し合っていたの?その辺がちょっと分からなかったんだけど、そうなんだろうな。
ルートが怪我をして、思わず絵里ちゃんが母の顔になり、博士を責めるセリフを言っちゃう。いくら博士が80分しか覚えてなくとも、81分後には忘れていても、あのときの博士の落ちた肩、泣けた。
そしてルートの心の傷。私は、ルートが、博士が感じたであろう悲しみを、理解したルートはエライ!と思った。
そして思わず口走ってしまった母であるけれど、そんな風にルートを育てた深津母も、本当に立派だと思った。

≪★★★★★≫優しくなれる作品ですね。原作も読むべし!
posted by じゃじゃまま at 12:00| Comment(2) | TrackBack(2) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ハイウェイマン】

木曜洋画劇場って結構掘り出し物やるんだよね〜。
エレベーターの怪物とか、私好みのものとかね。【ハイウェイマン】も、面白かったよ〜。
人をひき殺すことに快感を感じる殺人鬼。目の前で妻をひき殺され、復讐のため追い続けるレニー。
妻がひき殺されるシーンは、もちろん作りなんだけど、ぎくっとした。レニーは、その時、犯人を追いかけ瀕死の重傷を負わせていたんだね。そして3年間刑務所へ。
出てからも、殺人鬼はひき逃げを繰り返していて、レニーは追いかける。
警察って、どうしてこう役に立たないんだろうね〜、5年もの間どうにもできなかったわけ?

このファーゴって男も、レニーも、何年もカーチェイスを続け、そのお金はどっから出てるんだろう?

トンネルの中の事故は怖かった。ボンネットにモリーの友人を乗せ猛スピードで走るシーン。怖いよ、すごく怖かった。
テレビで放映される映画って、カットの部分だったり、こちらの集中力の問題なのか、ちょっと辻褄が曖昧になるところもあるんだけど、【ハイウェイマン】はよかったんじゃないかな。
ファーゴのファーゴたる所以も分かったし。

≪★★★☆≫今は絶版?のチャーリー・シーンのなんとかライダーも好きだし、私って好きよね〜、こういうの。
posted by じゃじゃまま at 11:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月28日

【ホリデイ】

すんまそん、やっぱりキャメロン・ディアスとケイト・ウィンスレットではキャメロンの方が格が上なんですかね。
かたや映画の予告制作会社経営、ロスの豪邸、元カレもまぁまぁイケメン、傷心旅行で出会った男性もジュード・ロウっすよ!
そしてケイト演じるアイリスは、新聞社かなにかの編集者?コラムニスト?田舎のちっぽけな家で暮らしてて、恋人の男もちょっとおじさんでこういっちゃなんだけど、日本人の目から見てイケてない顔。
で、こちらも傷心旅行で出会った男性は、ジュード・ロウさまとは比べられない、チビデブ。(ああ、すんまそん!!)

いやいや、ジャック・ブラックだって有名ですよ。【愛しのローズマリー】も見たし、そういえば【キングコング】にも出てたんだっけ???彼の人柄が滲み出てる顔はいいですよ〜。でも、でもキャメロンに比べると可哀相じゃないですか!
キャメロン演じるアマンダは、全体的にお洒落なストーリーなのに。
でも偉大な脚本家と友だちになってガッツをもらう辺りは、アイリスの優しさが表情に出てて好きだな。

今日は映画を3本見たけど、この映画が一番パワーをくれた。そして幸せな気持ちにさせてくれた。
≪★★★★≫向こうじゃ、飲酒運転はOKなのかい?
posted by じゃじゃまま at 23:06| Comment(6) | TrackBack(3) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【パフューム ある人殺しの物語】

すごい完成度!原作は読んでないけど、映像から、小説にしか表現しえない世界を、小説のままに生み出そうとした製作者側の心意気を感じた。大体原作を超える映像化というのは滅多にないけど、これはどうでしょう?かなり小説の世界に近くないですか?
それくらい映像にこだわりを感じた。

ただ朝食として持ち込んだジャムパンを頬張りながら見始めたら、気持ち悪くなりました。あまり気分のいい映像でも話でもないですよね。まずグルヌイユが気持ち悪いよ、見てるだけで匂いが立ち込めてきそう。ただし彼には体臭というものがないらしいけど。
んで、追い求める香りのために次々に殺人を犯していくんだけど、しつこいし、暗闇に彼の影がぬ〜〜っとあるだけでゾゾゾッ〜!!人間の心というものをまったく持ってないグルヌイユにかなりの嫌悪感。

ダスティン・ホフマンも、あの親方も、施設の強欲ばばあも、彼らの最期は画面ではほんの数秒だけど、それでも小説ならこうだったろうな、と映画好き、本好きならではの、想像力でカバー。

グルヌイユが最後の最後まで諦めずに追いかけたローラ。これは想像できなかったけど、さすが外国小説は容赦がないね。
グルヌイユの犯行はいつばれて、どのように捕まるのか、終盤はドキドキ。そのわりにはあっけなくお縄頂戴。

群集シーンは、あの裸の男女たち。すみません、ついつい画面に見入ってなにかいけないもの映ってるんじゃないかと探してしまった私は下種です。
かなり圧巻された作品。ちょっと嘘だろ〜というのがラストの方は連続でしたけど、強烈でパンチのある映画でした。この映画のもつ独特の雰囲気、しばらく忘れられません。
≪★★★★★≫だからといってDVDを買ってまで見る気はないです。でも絶対これ忘れられない映画。



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2007年03月11日

【プライドと偏見】

これ、劇場で観たかったんだよね。行こうと思ってたのに、時間が合わなくて断念したんだけど。
劇場で観てたら感動したかも。なんか家でゴロゴロしながら見てたら、この中世的な設定。一体この家には何人の娘がいるの?
5人って言ってなかった?だけど、変ないとこと結婚した妹1。野心的な母親に押されて、誰でもすぐに好きになっちゃう姉。
ヒロインでしょ〜。
人の金目当てのあの男と駆け落ちした妹2。だけど、もう一人尻軽っぽい末の妹と、ピアノ弾いて父親にたしなめられたのも、あれも妹じゃないの?
6人??それともいとこが混じってる?私の目の錯覚??

そんな、どうでもいいことが気になって、集中できなかったよ。
それに、あの母親。すごくない?娘の玉の輿狙いで、これまた品がなさすぎ!自分勝手だし。あの時代は、そういう母親でも娘は従順になるものなのか?
ヒロインは、ウィノナ・ライダーに似ていて、なんか「若草物語」とこんがらがっちゃった。でもあの家は、こんなに下品な家族じゃなかった。

お隣に引っ越してきたお金持ちと、その友人。この友人もすごい金持ちのようで、これがヒロインと恋に落ちるわけだけど。
そうだよ、あの時代は階級社会だから、どこもストーリー的には間違ってないんだけど、でもあのヒロインは、生意気だし、感じ悪!!なんですけど。

なんかこう、もっと美しく、切ないお話かと思ってたんだけど、あの母親、ヒロインの生意気さ、姉の慎み深そうに見えつつすぐにその気になる男好きさ。私の感じ方って、きっとひねくれてるんだろうけど、これもみな家でゴロゴロしながら集中しなかったせいだね。
≪★★≫でもダーシー、私は好みの顔だった。


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2007年03月05日

【ファイナル・デッドコースター】

シリーズ3作目だね。
1は、B級ながらもびっくりして、素直に面白い!と思った。2は更に残酷で、だけど死神から逃れるため、死の法則とやらを謎解こうとするその姿勢がまた素直に面白かった。
私自身も、その法則とやらにすごく興味があったし、なんとかして逃げられるのなら、それはどうして?と知りたい。
そもそも、なぜ死を予感することができたのか?予感できたのだから、その予感自体を運命にできないのかな?と。
やはり助かることは運命ではなかった、ということなのか。

今回の「ファイナル・デッドコースター」は1に戻った感じ?
謎解きに走るわけでもなく、結局順番通りに死の法則通りに死んでいく。
ただ、その様がエグイだけで、そこんとこだけを映画でやりたかったんだろうな、と結論づけるしかないね。それくらいストーリーに意味はないし、メッセージも1,2に比べると、ない。
逃れられずにただ死んでいく様だけを楽しみましょう、といった感じでしょうか。

できれば、1,2の関連性を出してくれると、シリーズ?のファンとしては楽しめたかも。2で生き残った女の子とあの警察官のその後、とかね。
≪★★★★≫でもこのシリーズ結構好きなんだよね。

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2006年12月02日

【プラダを着た悪魔】

かつて観た【ワーキングガール】を想像してた。嫌な上司を見返して成功するサクセスストーリー。あながち外れてはなかったけど、ちょっと違った。対極の立場にいる二人の女性の成功者の話か?
誰かが「とても元気の出る映画」と言ってたけど本当にその通り!手(チョキ)

ダサいアンディがどんどん磨かれていくシーンは【プリティウーマン】と比較されちゃうね。あのデザイン部?の彼は、あのフロントのおじさん。
お洒落な服を着こなしてるの見ると、なんだかこっちまでウキウキしちゃうし、目の保養になる!なる!!
あのメリル・ストリープがおばあさんに近くなってるのはちょっとショックだったけど、さすが威厳あったな〜。誰もが逆らえない伝説の編集長。
そこで働くファッション命の、ピーマン頭の女たち、ってちょっと前までなら思ってたけど、第一秘書のエミリーも愛しく感じた。
あそこまでブランドに命かけて、パリに行くことにすべてを捧げるっていうのもそれはそれですごいことだよね。

アンディも志は高いから、ファッション誌なんて、と彼女たちを見下していて、そのくせ現状に文句ばかりで努力してない!って指摘されるんだよね。

自分の野心のためには人を踏み台にして当たり前の編集長と、自分の夢のために踏み台には出来ないアンディ。でも二人の女性の芯はすごく似てる。
進む道は対極だけど、二人がお互いを認め合う姿は、目頭がツンとした。

≪★★★★☆≫本当、元気が出る映画!!



posted by じゃじゃまま at 21:28| Comment(6) | TrackBack(7) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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