2012年11月24日

【ヘルプ〜心がつなぐストーリー】

《★★★★☆》

1960年代のアメリカ、ミシシッピ州。一番人種差別が激しく、最も遅れている地域。公然と人種差別の発言がされ、黒人は自分の子供を預け白人の子供を育てる。メイドとしての仕事しかなく、トイレも室内のものは使わせてもらえず、嵐の中外へ行かされる。
そんな社会で、一人のジャーナリスト志望の女性、スキーターが疑問を持ち、黒人メイドたちへ取材を申し込み、この現実を告発しようと試みる。
最初は怯え、迷惑がる彼女たちだったが、度重なる嫌がらせ、人種差別によりいつしか協力の輪は大きく広がる。

今までも人種差別問題の映画は数多くあって、その多くが暗かったり重かったりしたけど、この映画もテーマは重い。だけど、どこか明るさがあり、爽やかで、元気が出る。
ヒロインのスキーターは、平等な女性だ。彼女自身も黒人のメイドに育てられ、彼女を母親だと慕っている。
スキーターの母も聡明な女性なんだけど、アメリカ革命だかなんだか名誉な会に選ばれて、その祝いの席上、メイドのコンスタンティンとその娘が失態を犯し、庇いきれずクビにしてしまう。
そのことをスキーターに打ち明けられないままだったけど、とうとうスキーターに追求され母娘は衝突してしまう。

権力に屈し、家族同様だったコンスタンティンを追い出したことを責めるスキーター。母もずっと良心の呵責に悩んでいた。すぐに迎えをやったけどコンスタンティンは亡くなっていた、と涙ながらに打ち明ける。
そう、スキーターが平等な女性に育ったのも、私はこの母が聡明で、差別のない女性だったからこそ、それが受け継がれたんだと思う。
ただ、スキーターほど強くなかっただけで。

この映画には憎たらしい女性が出てくる。
病気が移るからトイレをメイド専用に作ろうと、声高に叫ぶヒリー。そのヒリーに逆らえずいいなりになる友人たち。
きっとこんなヒリーもどき、たくさんいたんだろうというのは想像できる。

でもそれ以上に救いのある人たちもたくさんいる。

意地悪ヒリーの元彼と結婚した、ああ、名前失念。ちょっと頭の弱そうな彼女。ヒリーからは男を盗ったと恨まれ仲間に入れてもらえないんだけど、その彼女は、ヒリーにクビにされたミニーをメイドとして雇う。
ところが、この彼女。メイドを雇ったこともないからミニーと対等な位置にいる。
何度ミニーにメイドと主人の立場の話をされても一向に平気で一緒のテーブルで食べたり。

彼女の無垢な気持ちに泣かされた〜。この夫婦は、心がきれいなんだね。夫であるこれまた名前忘れた、彼も、内緒でミニーを雇ってたはずが実は最初から全部知っていて、妻を元気にしてくれてありがとう、って夫婦でミニーをもてなそうと用意してくれてたし。

分かったよ。こんな優しい夫だからこそ、ヒリーなんて振って、頭弱そうに見える妻だけど、この純真な気持ちに惹かれて妻にしたんだな〜って。
なんか二重に感動。

スキーターの母も、一度は権力に屈して娘に軽蔑されたけど、最後はやってくれたよ。
本を出版して世間の風当たりが強くなり、ヒリーが乗り込んできた時、母は堂々とヒリーを追い返した!

そう、こんなに真っ直ぐな人たちもいて、だから爽やかで元気が出る映画なんだ。

本当にこの映画はいい!お勧め。

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2012年10月20日

【ビーストリー】

《★★》

美女と野獣の現代版。
人気キャスターの父を持ち、自分の容姿にうぬぼれ、他者を見下すカイル。ある日、クラスメイトのケンドラを笑い者にし、仕返しに魔法で醜い姿にされてしまう。
一年以内にカイルを愛する者が現れなければ一生その姿は元の美男子には戻らない。

そりゃ、今まであれだけ美男子だったんだもん。あの変な妖怪のような姿には耐えられないよね。

その姿を隠すためにカイルは人目を避けて暮らす。ハロウィンの日、仮装姿に紛れてカイルは久しぶりに外へ出る。そこで恋人と友人が自分の悪口を言っているのを聞き、実は自分は嫌われていたことを知りショックを受ける。
その場にはリンディというクラスメイトがそれを聞いていて、「純愛はどこへ行ってしまったの?あの子の彼氏はそんな人じゃない。いつもキラキラしていて、生き生きしていたわ」とまさかカイル本人を目の前にしているとは知らずに語る。

その日からカイルはリンディが気になり始める。
リンディは問題を抱えていた。父親がドラッグ中毒で、トラブルに巻き込まれてしまったのだ。
リンディを助けたい一心でカイルはしばらくの間共に暮らすことを提案する。

とまあ、ここからは美女がお屋敷に行って暮らしていくのと同じ。
あくまでもディズニーの御伽噺なので、リンディの父親が売人を誤って撃ってしまい、本来なら父親が逮捕されるべきところ、なんだか売人仲間が捕まったからもう大丈夫、ってことになったり、醜い姿の青年をカイルとは知らずに好きになったリンディだけど、「愛してる」って呟いたら元の姿になって。
もちろんハンサムになるんだからいいことなんだけど、急に顔が変わられても、ちょっと、ちょっとちょっと、って思っちゃうよね〜。

結局顔がよければそれでいいんじゃん、みたいな。
あ、リンディは元々カイルのこと好感持ってたからいいのか。

ま、結構期待して見てたんだけど、う〜ん、忙しい合間に見るほどでもなかったかな。

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2012年10月15日

【ハートブレイカー】

《★★》

フランスで大ヒットした映画らしい。
別れさせ屋のアレックスはその容姿でどんなターゲットでも落とす。そして仕事上のルール、ターゲットには恋をしない。
そんなアレックスの元へ、10日以内に娘の結婚式を阻止せよ、との依頼が入る。
基本は、女性の幸せのために、不幸から救うために別れさせるのだが、今回は、父親が断絶した娘を取り戻すためだった。
難攻不落のジュリエット、今回はさすがにアレックスも愛し合う二人には別れさせ屋は必要ないんじゃないかと弱腰になるが、借金のために計画続行。

なんとしても結婚を阻止するためにあの手この手で近づくうちにアレックスの心にはジュリエットが入り込んでしまった。
ジュリエットも完璧に思えた結婚相手とのちょっとした気詰まりな空気、アレックスとのロマンチックな夜、隠していた気持ちが出てきそうになる。

いよいよ式当日。
アレックスの想いは届くのか。

って、届くに決まってるじゃんね。
ラブ・ストーリーだもん。大ヒットした映画らしいし。

でも私のテンションは下がりまくり。やっぱヒロインが美しくないと、テンション下がるよ。
あの前歯!最初わざとお歯黒にしてるのかと思ったら、すきっ歯じゃん。

どうも彼女はわざとそのままらしい。それにジョニー・デップのパートナーなんでしょ。あのジョニー・デップが好きになるんだから、きれいということなんでしょう。
でもどうしても私には理解できない!
見てる間中、歯に目が行ってしまって、相手役のアレックスさえも、髭が汚く見えてしまって、全然ロマンチック・ラブ・コメディには思えなかった。
私には無理だ〜。
ああ、ファンの方、本当にごめんなさい。でも私の好みではない!

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2012年09月21日

【フライトナイト 恐怖の夜】

《★★★★☆》

ヴァンパイアに狙われる美女。守る高校生。
てっきり三角関係の【トワイライト】のような話で、さあ、どっち応援しよっかな、なんて思ってたら、違った。
町にヴァンパイアが越してきた。それが自分ちの隣だったら・・・。

平凡で実はオタクだったチャーリーが、オタク仲間を裏切ってから運気も上昇。学園のアイドル的な美少女エイミーと付き合ってるけど、なんだかどこかまだ信じられない感じ。
ある日、オタク時代の友人から「お前の隣人は吸血鬼だ!オタクの過去映像をばらされたくなかったらヴァンパイア探りを手伝ってくれ」と言われ、まるで信じてなかったが、本当に隣人はヴァンパイアだった!
いや〜、分かっちゃいたけど、ドキドキした。

そんなこととは露知らず、チャーリーのママは親しげにジェリーと話す。ハラハラするチャーリーだけど、こっちは、そんな態度だとばれてるってばれちゃうよ、とハラハラ。
ジェリーがこれがまたもう挑発的っていうか、チャーリーと甘い夜を過ごそうとエイミーがやって来るけど、チャーリーは隣人の動きが気になって仕方ない。
ストリッパーのドリスがジェリーに導かれ部屋に入っていくけど、その瞬間部屋から盗み見ていたチャーリーを見上げる。
やばいやばい!よせばいいのに、チャーリーはその女性を助け出そうとジェリーの家に忍び込む。

もうホラーだね。お決まりのハラハラドキドキなんだけど、実は全部お見通し。
なんとか助け出したものの、家から逃げ出し道に出た途端、太陽の光に当たってドリスは砕け散ってしまう。
ショックを受けるチャーリーと、不敵に嗤うジェリー。

ジェリーを倒すために、ラスベガスで“フライトナイト”ショーをやっているピーター・ヴィンセントを頼るが、最初は追い払われてしまう。

やがてチャーリーVSジェリーの対決が勃発して、守りの態勢のチャーリーと、攻めのジェリー。
最初は信じなかったエイミーとママだけど、とうとうジェリーがやって来る。“招かなければ家に入れない”このフレーズで、絶対に余計なこと言うなよ〜〜〜と念じていたら、一枚上手のジェリーは、家ごと焼いてしまう。家がなくなれば近づけるもんね。

事ここに至ってようやく真相に気付いたママたちはそれはもう必死で逃げ出す。
車で逃げ出すのはお決まりだけど、分かっちゃいるけどアドレナリン噴出。

早く早く!!だけど、ジェリーも負けじと追ってくる。
途中、知らないおじさんも巻き込み、ひゃ〜〜〜と私は興奮しまくり。ジェリーに杭をさしたはずなのに、心臓じゃなかったんだね。
ママは交通事故で病院へ搬送。それでもまだまだジェリーは追ってくる。

ヴィンセントの元へ逃げ込むチャーリーとエイミーだけど、そこへ宅配便がやって来る。
「え?こんな夜中に?今、入ってくれ、と言わなかった?」なんと招き入れてしまった。

やってきたのは、チャーリーの元オタク仲間の親友。なんとヴァンパイアになっていた。
いや〜、まだまだ終わらない。
そこへ真打登場。ジェリーとの闘いが繰り広げられるけど、ここでなんとエイミーがジェリーにさらわれてしまった。
救出するために、ヴィンセントと共にジェリーの住処に乗り込む。

チャーリーの家から車で逃げ出し、ヴィンセントのところでの死闘で結構アドレナリン出しまくった感があったけど、そこからがまた本番だった。
なんとなく二度楽しめた感じ。
もちろん、最後はジェリーの住処でのそれこそ死闘があるんだけど、おお、ベガスで終わるわけじゃなかったのね、って感じで十分にハラハラドキドキ興奮して、大満足。

甘いヴァンパイア系では、まったくなかったけど、B級ホラーっぽさとどこかコミカルなところもすっごいよかった。
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2012年07月16日

【ブレイキング・ドーン/トワイライト・サーガ】

《★★★★☆》

いよいよ最終章。
やっと、やっとベラとエドワードが結婚する日。それはベラが人間を捨て、ヴァンパイアになる日が近づくということで。
もちろんエドワードを愛しているから後悔も迷いもない。だけど、ヴァンパイアになってしまった自分が愛するパパたちを悲しませないか、よもや殺してしまわないか、そんな不安があるのか、結婚式前夜ベラは不吉な夢を見てしまう。
パパや友人たちが死体の山になっている!!!!なんか、監督を替え続け、どんどんB級な映画になっていくような気がするのは私だけだろうか。
このシーンは、【トワイライト初恋】でキャサリン・ハードウィック監督の世界観にうっとりしてトワイライターになった私には余計なシーンだった。
アメリカ人っていうのは、繊細さを持ち合わせてないのか?こんな風になるまで誰もなにも言わないとは。
こんなんでも受け入れられちゃうのね。

でも、まあ、いい。
だって、余計なシーンではあったけど、その後ヴァージンロードを歩くベラが、エドワードの笑顔に迎えられ、やっぱり顔を見た瞬間、ああ、間違いない!私は彼を心から愛してるし、不安なんてまったくない!というような安心の表情に変わるから。

監督が代わり、二作目のベラから(原作でもそうなんだけどねっ)優柔不断な嫌な女になっていったのも、最終章でも健在だった。
結婚のお祝いにしぶしぶ現れたジェイコブに、ここでもまた!!!!ベラは余計なことを言う。
ハネムーンに行くんだ、と。ベラを愛するジェイコブは嫉妬に燃える。
人間として愛し合う!?ヴァンパイアと!?そんな危険なことを!!!!と。どうしてベラは言っちゃうのかね。
わざと?これ、自分の友達にいたら、なにそれ?自慢?やな女と悪口三昧になる。

この後またベラはやってくれちゃうんだけどね。

散々ジェイコブを傷つけておいて、サプライズのハネムーンに行く二人。
ああ、いいな〜。二人っきりでどっかの島に行くなんて。そして、結婚初夜ですね〜。
足の無駄毛を剃るシーンも、いらないような気もするけど、ま、一応ベラの処女喪失直前の緊張感ってことで、初々しいかな。
アリスがセクシーな下着しか入れておらず、そんなイタズラ心にヤキモキするベラも微笑ましい。

二人の愛し合うシーンは、原作でも何度も!!!読み返してしまったほどうっとりと浸ってしまったけど、映画でもふむふむ、よいではないか。
ただエドワードの愛の激しさは抑制が効かず、ベラの体中にあざが出来てしまい、エドワードは傷つく。
もう!そんなこといいのにっ!そのエドワードがつけた痣ですらベラにとっては愛しいもので、彼の愛の余韻
に浸っているベラに、またエドワードが「君を傷つけてしまった。もう僕は君を愛する資格はない」とばかりに、夜を拒み続ける。も〜〜〜〜〜っ!!女にとってはそんなことは些細なことで、愛する男に抱かれたいのに!ってね。
ベラの欲求不満が溜まっていくのも可笑しかった。なんだかんだとはぐらかすエドワードのシーンは早送りでいいから、私としてはとっととやって(!!)欲しかった。(苦笑)

やっとのことで二人が(再び)結ばれ、甘いシーンは終わりを告げる。
なんと!!ベラが妊娠してしまうのだ。

ここからはホラーだった。
どんどん衰弱するベラ。これはCGか特殊メイクか?
痩せこけて骨皮筋子になっていくベラは恐怖。プライベートでも付き合ってるという噂の二人。もしこれがベラの女優魂であるならば、こんな痩せこけたクリステンを、パティンソンが好きでいられるだろうか、と私はストーリーよりもそっちを心配してしまう有様。

どうにかして欲しいっていうくらいベラの老婆のような姿は長いんだ、これが。

ヴァンパイアの子供を宿してしまったベラは、とてもじゃないけどパパには会えない。電話で遠いところで静養するの、なんて言いながら涙ぐむから余計パパ心配しちゃうし。
なんなんだ、この女は。本当にパパを愛しているなら、心配かけないようにするのが子の努め。
これじゃ、元気よ、と言いながら、本当は違うの、心配して、と言ってるようなものじゃないか。
ここもまたベラの馬鹿っぷりというか、アメリカ人の大雑把な脚本のせいなのか。そもそもアメリカ人ってのは思いやりとか謙遜っていうのはないのか?
すみません、興奮中。

で、心配して駆けつけたジェイコブに、これまたやってくれたベラ。大きなお腹を隠そうと立ちはだかるロザリーに、「いいの」ってあえてお腹を見せるベラ。
ね〜〜、この女は何者!?
なぜゆえにそんなことを!

怒り狂ったジェイコブたち人狼は、ヴァンパイアたちと闘う決意をしちゃうし。

ベラってなんにも考えてないよね。自分やエドワードだけ。

ところが、ジェイコブはベラを守る側に立ち、人狼と決別。なんたってベラの生んだ娘に刻印されてしまうから。
ま〜、よく出来たお話だこと。でもこれが一番みんなハッピーエンドなんだよね。

出産のためにベラの心臓は止まり、エドワードの毒がベラの体を駆け巡るけど、間に合うのか。
間に合わなければ話進まないけどね。
やっと、やっとベラが再生して、あの老婆のように痩せこけたベラから絶世の美女(これもまた本当に都合よく出来たお話で、アメリカ人って徹底して好きだよね)になるんだけど、内心突っ込みながらも、これは受け入れた。
だって私だってヒロインには美しくあって欲しいし。

最終章の前編の半分が痩せこけたホラーだったのは残念だけど、しょうがないよね。

後編が待ち遠しいけど、エンドロールもB級映画でよくお見かけするような色使いと字体で、これには呆れるよりも笑ってしまった。ああ、やっぱり、って。

でもシーンの数箇所で、【トワイライト初恋】のときと同じ音楽を使用していたから、この監督も一作目のよさは分かってくれてるのかな、と嬉しくなった。
結婚式のシーンは【トワイライト初恋】のプロムのダンスシーンだね。

ところで、エネズミに刻印されたジェイコブ。ヴァンパイアって歳取らないのに、エネズミは成長するの?
これまた都合のいいお話。

posted by じゃじゃまま at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月04日

【ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 】

《★★★☆》

結婚式を二日後に控えたダグは、友人二人と花嫁の弟と共に独身最後の、バチェラーパーティのためにラスベガスを訪れる。
屋上で義弟アランの持ってきたお酒を飲むと・・・そこから記憶が途切れ、目覚めると歯の抜けた歯科医スチュ、クローゼットには赤ん坊、トイレには虎、理解不能な状況の上に、ダグが失踪していた。

いったい何が起こったのか!三人は必死で解明しようとし、ダグ救出?に奔走する。

途中、どこかの誰かが投げたマットレスがあったり、フィルは病院へ行ったことが分かったり、そしてスチュも結婚していたことが判明。
花嫁の父から借りた高級車も消えていて、なんと代わりに彼らが乗っていたとっされるのはパトカーだった!
とにかくしっちゃかめっちゃか。
警察に連行されたり、ようやく見つけた車には危ない中国人がトランクに押し込められていて、中国人に狙われた彼らはお金と引き換えにダグを返すと言われる。

一番お荷物だった義弟のアランが、ここで天才的なゲームの才能でお金を稼ぎ、ようやくダグ救出かと思いきや、ダグ違い。
顔確認してからお金渡せよ!!と叫んだことは言うまでもない。

式は刻一刻と迫ってきている。だけどまだダグは見つからない。
ここで誰かが投げたマットレスが大ヒントになり・・・。

めまぐるしくドタバタ、まったくお馬鹿な話で、しかも大爆笑ものを期待してたわりには、抱腹絶倒でもなく。
なんだけど、やだ!ありえない!とかブツブツクスクスと、想像してた笑いではなかったけど、面白かった。
第2弾は、このメンツ?でなにをやらかすというのか。



posted by じゃじゃまま at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ボックス!】

《★★★》

幼馴染みの、優等生のユウキとやんちゃなカブ。
高校で再会して、誘われるままユウキはカブと同じボクシング部へ。天才ボクサーのカブ、気が弱くていつもカブに守ってもらってるけど、コツコツと努力を重ねるユウキ。
一番はいつもカブで、僕は二番目や、ってユウキの口癖だけど、打倒稲村!を目指す二人に、過酷な運命が待っていた。

予選会での対戦相手は、カブ対ユウキ。負けるはずのない試合で、カブはユウキに負けてしまう。
ここまでは、予測できる展開だったけど、この後、ユウキと稲村の対決のためにカブは協力を惜しまない。
なんとしても稲村を倒すのだ。強くなったユウちゃん、と認めるカブの男気。

しかしユウちゃんは稲村に倒れてしまう。
そこで、やっぱりユウちゃんの仇をとるのは俺しかない!とカブが立ち上がる。そもそもユウちゃんの、っていうよりも、最初に負けたのはカブなんだから雪辱を果たすのはカブの役目。

いったん負けてくさくさして、いじいじと退部したカブだったけど、そこからもう一度友のために地道に努力したことが、結局は自分を強くしていたっていうんだから、なかなか憎い展開。

カブのことがずっと好きで見守っていた少女の死も、結構最初の方に来たから、これも私にとっては新鮮な展開で、両親が会場でカブの試合を見守るシーンには泣いてしまった。
ちょっと馬鹿にしてた映画だったけど、食わず嫌いと一緒で、観てみたら、案外よかった。

posted by じゃじゃまま at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ】

《★★》


母親の自殺を目撃してしまったエミリー。心に深く傷を負った娘のために、心理学者の父親は郊外へ引っ越す。そこへ現れたのはエミリーにしか見えない友達、チャーリー。
その存在は一家を追い詰めていく。ある日、保安官が知人女性の行方を探しに訪ねてくる。
まったく記憶にない父親だが、その女性の遺体を発見してしまう。
チャーリーの存在を暴くため父親は家中を探し回るが、ある物を発見してチャーリーの正体に気付いてしまう。

もしかしてそうかな〜とは思っていたけど、それにしてもずっとず〜〜〜〜〜っと勘違いしてた。
二重人格なのは父親だけかと思っていたら、どうやらエミリーもだったらしい!!!

てっきり妻の浮気で凶暴なチャーリーが形成されて、父親=チャーリーを知っていながら父親を傷つけないために知らん顔してるのかと思ってた。
言われてみれば、暗闇でかくれんぼしたり、突然怖がったりとエミリーもおかしかったか。
でも気付かなかったけど。(苦笑)

意表をつく展開と演出ばかり意識しすぎたのか、他のレビュー見なければ、分かりづらいストーリーだった。

posted by じゃじゃまま at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

【ハッピー・ゴー・ラッキー】

《★★★☆》

小学校の先生をしているポピーは、彼氏もいない、親友のゾーイ?ゾエ?と共に暮らし、女友達や妹とお酒を飲み、馬鹿話をして、気ままに生きている。
何事にも楽天的で、おふざけが過ぎているようにも見えて、最初は好きになれなかった。
車の運転を習うときも、神経質な教官相手に、ふざけて相手をイライラさせているし、学校の同僚とフラメンコの体験に行ったときも、ちゃらちゃらしていて、大人になりきれていない女性に見えた。

だけど、実はポピーは臆病で人を傷つけたり、真剣になるのが怖いのかな?ってふっと感じたり。

堅実な人生を歩むもう一人の妹と久々の再会。ピリピリしている妹たち。下の二人はどうも険悪。妹の夫も間に入ってどうすることもできないけど、ポピーは気付きつつも気付かない態度を貫くことで、この気まずい空気から妹たちや夫、ゾーイを守ろうとしているのかな、と思ったり。

学校に来たソーシャルワーカーの男性とのほのかな恋。運転の教官の勘違い行動。
大人になりきれてないように思えたポピーだけど、彼女はいつも前向きで、教官がポピーのボーイフレンドの存在に嫉妬でキレたとき、彼女は大人の対応だった。

彼に誤解させたことを詫び、車から降り歩いて帰る姿に、運もいいとは言えないし、不器用だけど、ポピーの誠実さを見た。

ラストは親友とボートに乗るシーンだったけど、ポピーの未来に幸せが来るといいなって、そんな願いをしてしまう、作り物ではない、等身大の、どこにでもあるような日常の物語。
後からじんわりと来る映画でした。

しかしあの教官、ここでもまた会うとは。


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2012年04月22日

【プリンセス・トヨトミ】

《★★★★》

その日大阪が全停止した。
そこから遡ること数日前。国家予算を調査する会計調査院から3人の調査員が実地調査にやってきた。
一見やる気のないように見える松平だが、ある団体、「社団法人OJO」になにやら違和感を感じる。
携帯電話を忘れたため、事務所に戻ろうとするが人の気配がまったくない。
先ほどまで事務員がいたはずなのに。机の中は空。
なにかを隠している。

それを突き止めようと、「社団法人OJO」の前にあるお好み焼き屋に陣取る。
「社団法人OJO」の中にあった扉になにかを感じた松平と、それを阻止しようとする経理の長曽我部ともみ合っていると、お好み焼き屋の店主がやってくる。そして静かに語りだす。

「大阪国」のことを。
大阪国とは、国が極秘に認めている独立した国家であり、徳川家により滅ぼされた豊臣の末裔を守るため、数百年も前から秘密裏に存在していた国である。
そして、大阪人は父親から息子へ、地下にある大阪国へと続く道を歩きながらその秘密を聞かされる。
それを誇りに思っており、もしも大阪国が守ってきたものが危機に瀕したら全員で立ち上がることが約束されていた。

お好み焼き屋の店主こそが大阪国の総理大臣であり、その息子は女の子になることを夢見ている少年。そしてそれをからかいいじめる不良たち。幼馴染の少年を守るため茶子が立ち上がるんだけど、この茶子こそが大阪人が守る少女で、調査員、松平の部下鳥居がそうとは知らずに茶子を守ろうとしたことが裏目に出て、大阪が大変なことになるんだけど。

非常に面白かった。

とぼけた鳥居を綾瀬はるかが好演していたし、大阪国総理大臣を中井貴一が貫禄ある演技で演じてた。
そしてやり手なんだかやる気ないんだかの調査員松平を堤真一が、大阪人の条件を持っていた自身の過去を微妙で複雑な表情を見事に醸し出していて、こんなことなら原作を読まずに返却するんじゃなかったと後悔。

映画は十二分に面白かったけど、どうやらだいぶ割愛されてるらしいので、ちゃんと読めばよかった。

大阪人が守っていたものも、親子の絆もよかった。
時にちょっと笑わせてくれたあのいじめっこの不良どももなかなかいい味でした。



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【ファイナル・デッドブリッジ】

《★★★》

【ファイナル・デスティネーション】シリーズの5作目。
一番最初にこのシリーズ一作目を見たときは、衝撃を受けたよね〜。なんと面白いストーリーなんだ!と。
結局、全員逃げ切れないわけなんだけど、そもそもどうして予知夢を見るのか、せっかく助かったのに、死から逃げ切れないなら、どうしてそもそも助けたのか、その運命の不思議を思う。
その謎は解き明かされないままシリーズは進んできたわけだけど。

会社の研修旅行に行く途中、工事中の吊り橋を渡ろうとしていた矢先、主人公のサムは吊り橋が崩れ、連鎖的に事故が起こり仲間が、人々が死んでいく光景を見てしまう。
はっと気づくとそれは夢で、でもまさに正夢になろうとしていた。
慌てて恋人や仲間を連れて逃げるが・・・。

助かったと思われた人々が次々に事故死していく。

謎がそのままだから、延々とこのシリーズは続くかもしれない。でもどこかで謎を解き明かしてほしいと願っている。

最後まで助かった主人公サムとその恋人だけど、ラストで衝撃の事実が待っていた。
彼らの乗った飛行機はまさに一作目のこの物語に戻るのだ。

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2012年02月27日

【ブーリン家の姉妹】

≪★★★★≫

イングランド王をめぐるブーリン姉妹の、逆転に逆転を重ねた愛憎劇。
自らの家の繁栄のため、ブーリン家の当主と、義弟のノーフォーク公爵はイングランド王に娘アンを近づけ、男の子を生ませることを画策する。
ところが、王が選んだのは、人妻でもあるアンの妹のメアリーだった。

メアリーと夫、そしてアンを宮中に呼び寄せ、メアリーは王の子を身篭る。
アンの憎悪は燃え上がる。妹に王を横取りされ、自分は国外追放されるが、メアリーの容態が安定するまでの間、王を繋ぎ止めるために呼び戻される。

ここからアンの逆転劇が始まる。フランスで駆け引きを学んだアンは、王の気を引き、せっかくメアリーが待望の男児を生んだにも関わらず、と同時にメアリーの元から王を去らせる。

王妃を追い出させ、イングランドをローマ・カトリックと訣別させた、魔性の女。
国民からも「魔女」と呼ばれ、人を裏切り、傷つけてまで強引に手に入れた王妃の座、その座と引き換えにアンは、王の心を失ってしまった。
残された道は男児を生むこと。

エリザベスを生んだ後、アンのプレッシャーはますます募る。ところが、その道さえも閉ざされてしまう事態が起こる。流産・・・。
王の心が離れてしまった今、なんとしても取り繕わなければならない。
アンは弟に、身を任せると言い出す。そんなことは決して許されず、とうとうメアリーは城を後にする。

弟の妻の密告により、姦通罪で処刑される弟とアン。

なんとまあ、ずっと引き込まれてしまった映画だった。
そもそも、ブーリン家の当主がなんとも情けない奴。やっぱりそれほどまでに富と名誉が欲しいものなのか。家の繁栄っていうのは、自分の娘や息子よりも大事なのか。

妻が最後に「私の子どもたちを・・・あなたのせいよ!」と言って頬を叩くけど、どれほどあの愚かな父に伝わったか。
政略の手段としてしか使われなかったアン、メアリー、そしてすべて父と叔父に決められてしまったジョージ。
しかも姦通罪は無実なのに。アンもそこまではさすがに出来なかった。いや、出来なかったのはジョージなんだけど、アンも弟をそこまで追いつめてしまって、思いとどまる。

でもね、やっぱ強引に、人の気持ちを振り回し、自分の権力志向のために傷つけてきたアンには、王もついていけなかったんだよね。
キャサリン王妃との離婚も迷ってたし、本当は分かってたはずなのに、人ってそれでも踏み出しちゃう愚かな面あるしね。

メアリーに負け、そして勝ったと思ったアンだけど、やっぱり最後は負けだね。
見てる最中、もうアンに最後天罰が下ることだけを願っていたよ。

見応えのある映画でした。



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2012年01月29日

【僕の彼女はサイボーグ】

≪★★★★★≫

いや〜、面白かった!!
小出恵介君ですが、「のだめカンタービレ」のあのモジャモジャが強烈で、ずっとずっと変な印象しかなかった。どんなに素顔を見ても、どうしてもモジャモジャが抜けなくて。
ところが、やっぱり彼は素敵だ。
そして、綾瀬はるかちゃん。彼女も、なんか線が細くて印象うっす〜って思ってたけど(顎しゃくれてね?ってチキチキジョニーじゃないんだから!)やっぱり可愛い。

そんな二人の魅力満載の映画。

2007年、2008年、60年後だったり、もっと先の2100年だったり、サイボーグや女の子が行ったり来たりなんだけど、いや、行ったり来たりはそんなしてないんだけど、時系列が後から考えるとややこしくなるから、とにかくそのまんま、映画の進行通りに受け止めればいいんだけど。

2007年に恋した女の子、2008年に未来からやって来たサイボーグ、そしてそのサイボーグと共に人生を終えた未来のジロー。そしてもっと未来にジローとサイボーグに出会う少女。
その少女が、ジローが2007年に恋した女の子だった。

なんともファンタスティックで、ロマンチックで、笑えて、最後に心がほっこりと明るくなった。
キャストも豪華で、ジローの友人に最近私がとっても気に入っている桐谷健太。
大学の仲間と一緒に飲みに出かけて、酔っ払って首がクルクル回っちゃうところなんて、私は大爆笑だったけど、キュートな映画で、これは映画館で観ていても絶対後悔しなかっただろうな。

見てよかった!



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2011年12月28日

【ブラック・スワン】

≪★★★☆≫

バレエ団の一員として、いつか主役の座をと願うニナ。母親も元バレリーナでニナの出産のためにダンサーの道を諦めたという。そのためニナを異常なほど溺愛しつつも管理しようとする。
バレエ団で次の公演は「白鳥の湖」と発表され、ニナもオーディションを受けるが、今回の公演では白鳥と黒鳥を演じ分けなければならず、真面目で臆病なニナには黒鳥は無理と演出家トマスに言われてしまう。
それでも諦めきれないニナはトマスの元を訪ねるが、そこで強引にキスをされ唇を噛んでしまう。
ニナの激しい一面を見抜いたトマスは主役に抜擢するが、望んで手にした役なのにやはり官能的に黒鳥を踊ることができない。次第にプレッシャーでがんじがらめになり、自身を追いつめていく。

新しく入団してきたリリーの挑発的で官能的な踊りに、ますます焦るニナ。
引退させられたプリマドンナのベスの悲惨な姿を目の当たりにし、リリーが代役だと知ると、役を奪われる恐怖に支配され、ますます幻覚を見るようになる。

やはり荷が重すぎると感じた母親によって初日軟禁されるものの、劇場に駆けつけるニナ。もはや狂気に支配されている。

トマスに「追いつめているのは自分自身」と言われてもまだ気付けない。
一幕が終わり、狂気に支配されているニナには、リリーと口論の末殺してしまう。
そのまま黒鳥へ。今までにない官能的でなりきったブラック・スワンに大喝采。
楽屋に戻ると、リリーが賞賛を伝えに訪ねてくる。

リリー!?
恐る恐る死体を隠したシャワールームを覗くと死体はなく、自分のお腹に赤い染みが。
ニナは自分自身の狂気と闘っていたのだ。
そのまま最終幕へ。大喝采のまま踊りきると、客席には母の姿、ニナの意識は遠のいていく。

結局その後どうなったんだろうね〜。
自身の殻を破ったニナはこれからはいいダンサーになると思うんだけど、怪我の状態はどうなんでしょう。
そんなに重傷には思えなかったけど。
とりあえず今回の「白鳥の湖」は翌日からはリリーで、次の公演には戻ってこれるかな。

なんてことまで想像したけど、ああいう才能が頼りの夢も兼ねた仕事で、ライバルの存在は、結局は自分自身。自分に勝てるか勝てないか。狂気に支配されてしまったニナは勝てなかったわけだけど、最後は勝ったことになるからいいのか?

サイコスリラーで、なかなかの出来映えでした。
母親も結構スリラーだったけど、荷が重すぎたのも事実で、ちょっとあの必死さ加減にイライラするよね。
それに私はまったくバレエには無縁なんだけど、ナタリー・ポートマンの踊り下手?妙に気になってしまった。

いやいや、でもその必死さゆえに狂気に犯されていくってストーリーなんだからイライラしちゃいかんね。

posted by じゃじゃまま at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月02日

【ハーモニー 心をつなぐ歌】

≪★★★★☆≫

感動作。
夫の暴力からお腹の子供を守るため、夫を殺害したジョンヘ。
刑務所で出産したジョンヘは子供にミヌと名付け、法律で18ヶ月だけ育てられるため、同房の仲間たちや優しい看守と共に、罪を償いながら子供と過ごす幸せを感じている。

ミヌの1歳の誕生日。仲間や看守と誕生パーティをし、記念写真を撮る。みんなで上着を脱ぎ、なんで脱ぐのかな〜って感じた疑問は後ほど解かれる。
ある日慰問で来た合唱団の歌声に感動したジョンヘは、自分たちでも合唱団を作りたい、と訴える。
そして成功できた暁には、刑務所の中しか知らないミヌのために特別外泊を願い出る。

同房の中に、元音大教師の死刑囚ムノクがいる。彼女は夫と教え子に裏切られ、憎悪から子どもたちを車に乗せたまま、夫と愛人をひき殺した罪で服役している。
人を教える立場ではないと固辞するムノクを説き伏せ、合唱団はスタートする。

ここには、愛する家族を守るために犯罪者になった者、家族に裏切られ絶望している者、家族に見放された者、それぞれが傷を負い、それでも歌声で救われようとしている。

彼女たちの歌声は、救われようとしている者たちから、人々を救う歌声にもなっていく。

自分には母親の資格はないと養子へ出す決意をしていたジョンヘは特別外泊の日が、ミヌとの別れの日となった。

数年が経ち、合唱団の成果が認められ、ソウル市内で行われるクリスマスコンサートに特別出演できることになった。
囚人ということで窃盗の疑いをかけられる彼女たち。所長の「彼女たちは囚人の中でも模範囚なんです」と責任者に叱り付けるシーンは、善と悪の一線を越え、人間としての信頼を感じてよかったな〜。

クリスマスには奇跡が起こる。

舞台で歌う彼女たちに、子供たちがキャンドルを持って上がってくる。そして、一人一人と手を繋ぐ。ジョンヘと手を繋ぐ男の子、手を見るとそこには見覚えのあるほくろが。

ロビーで親子連れがジョンヘの元へやって来て、母親から紙袋を渡される。そこには、ミヌの今までの成長の写真と、1歳の誕生日の写真が貼ってあるアルバムが入っていた。
韓国では、情報が公開されているのかという疑問が多少あったけど、ここは一番の感動どころだからいっか。
誰の子かっていうのは教えてもらえるの?これも心優しいあの看守の気遣いなのかな。

娘に恨まれ捨てられたムノクだけど、会場には娘の姿が。こんなに頑張ったムノクなのに、死刑囚には変わらない。
恩赦があってもいいんじゃいかと思ってしまった。

家族で過ごす家があって、そこでムノクは最後に娘と息子と過ごすことができた。

ムノクの死刑執行には、優しい看守も、厳しかった課長も、所長もすべてが悲しみ、これはジョンヘとミヌだけの物語なんかではなく、それぞれの物語なんだよね。

今思い出しても泣ける。

★五つにできなかったのは、ムノクが可哀相で・・・。

それにしても韓国の刑務所は、あんなに自由なの?





posted by じゃじゃまま at 17:15| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ブローン・アパート】

≪★☆≫

なんだよ!サスペンスかと思ったら、子供を亡くした母親の再生物語じゃん!
ああいう予告は止めてほしいよね。

息子がすべての母親。夫が爆発処理班で、夫が任務に呼び出された夜、緊張のストレスからバーで飲む母親。そこで向かいの高級アパートに住むジャスパーと出会い、一夜を共にする。
ある日、夫と息子はサッカー観戦のためスタジアムへ向かう。
母親はジャスパーのアパートへ。そこで情事の最中にスタジアムがテロに遭い爆発する様をテレビで見てしまう。
取り乱す母親。

こんな場面をと、テロの裏側にある警察が隠蔽する真実とは、なんて予告を見たら誰しもがサスペンスを想像するよね。
まさか母親の再生物語だとは・・・。

結構がっかり。

警察が隠蔽する真実って、テロを事前に知っていたこと。
これもまたあの警察幹部が、母親に横恋慕してわざと夫を殺したのか、と思っちゃったよ。
なんなんだよ、まったく。

ジャスパーもゴシップ記者だけど、一応はジャーナリストとして事件の真相を突き止めようとするけど、別にそこがメインじゃないし。
てっきり、ジャスパーと母親が事件の真相に近づく、そして大きな力に阻止されて、手に汗握るサスペンスアクションかと思ったのに。
そもそもそういう思わせぶりな予告するくらいなら、そういう話にしておけばいいじゃん。

なんだよ、あの再生物語は。

最初から最後まで母親が息子のことを“坊や”って呼ぶのもすっごく気になって、いつになったら名前で呼ぶのかな〜って。
これもなんのこだわり?母親も“若い母親”って、名前つけないのになんか意味あるの?

それともテロで亡くなったすべての人に捧げるってことで、あえて名前はナシにしたの?

ちょっとイライラしてしまった。



posted by じゃじゃまま at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【武士の家計簿】

≪★★≫

コメディかと思った。一応カテゴリは喜劇ってなってたけど、それほど笑えないし。
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に関わってきた猪山家八代目・直之は算盤に強く、生真面目なほど職務に励む。
それを煙たがる者たちもいたが、藩の不正を暴き、出世する。

が、家計は火の車で、家柄を重んじて見栄を張りたがる両親を説き伏せ、節約、倹約の生活で、家族を守る。
そして、そこには妻の支えもあった。

息子も生まれ、武士として算盤よりも刀に魅力を感じる息子であっても、猪山家は算盤である、という信念だけは決して曲げない直之。
算盤に厳しく、反抗する息子であったが、結局は父に教え込まれた算盤で命を救われる。

江戸時代後期の、猪山家の物語であった。

仕事一筋で、父の愛情を感じたことのない息子が、忘れているだけで幼い頃父の背に背負われていたシーンは、あの見栄を張らず絵に書いた鯛のお披露目の日で印象が深かっただけに、よかったな。

それ以外は、結構わたし的にはシリアスで、コメディだと思っていただけに期待外れだった。

posted by じゃじゃまま at 14:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月23日

【パラレルライフ】

≪★★★☆≫

並行理論。別々の時代の人が、同じ人生を辿る運命のこと。
最年少で部長判事となったキムは、順風満帆のように見えていたが、ある日妻が惨殺体で発見される。
新聞記者であるナム・ガヒに「パラレルライフ」のことを聞いたキムは、30年前にも最年少で部長判事になった男がいることを知る。そしてその男の妻も殺されていたことも。

残された娘を守るため、「並行理論」を疑いながらも事件の真相を突き詰めていく。
核心に近こうとすると、ナム・ガヒが殺害されたり、自分も襲われたりと、妨害されていく。
怪しいのは誰だ。

検事も、キムの後輩で事務官も、なんか怪しかった。最初のパーティの登場の仕方が検事は怪しかったし、事務官もショットが、どうぞこの人怪しいからチェックしてくださいね、みたいなのが多かったし。
そういう点では見事に騙されました。

だから本当にこの映画面白かったんだけど、これを言っちゃおしまいよ、かな。
結局「並行理論」はどうなったのよ、って。

それについて謎解きする映画じゃないし、そもそも謎解きできるもんでもないんだけど、こうこうこういう理由で彼と彼の人生は並行理論でした、って種明かしをついつい期待しちゃって。

タイムトラベルの説明できないように、これも出来ないんだけど、映画だからね、つい納得を求めてしまうわけですよ。

そんな屁理屈はおいとけば、面白かった。


posted by じゃじゃまま at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月22日

【僕の初恋をキミに捧ぐ】

≪★★☆≫

子供の頃、父の勤める病院で患者である逞と出会う繭。その頃約束した「結婚」を信じ、二人は気持ちを通わせあう。
だが、逞が長く生きられないことを知ると、繭と別れるために別々の進路を歩き出そうとするが、繭はそんな逞を許さない。
高校も一緒に進学した二人は、繭を狙うライバルが出現したり、逞の入院仲間の女の子に繭が嫉妬したりと、忙しい。

そんな時、繭を好きで狙っていた昴が交通事故に遭い、脳死状態に。
そしてその心臓が逞に移植されることになったが・・・。土壇場で昴の母親の反対に合い、移植は中止に。そして二人に別れが訪れる。

ま〜、少女マンガ的な展開だよね。
私は好きなんだけどね、いや、好きなはずなんだけどね。
どうも、なんだかこっぱずかしくて、見てらんないって感じでしょうか。

まず、高校の入学式で。新入生代表で、普通繭、告白しますかね??
みんなの見てる前で、たった一人に向かってメッセージなんて、どんだけ非常識なんでしょうか。
そもそも8歳の頃からず〜〜〜〜〜〜〜っとお互い一途で、いいですよ、別に。本当にそんな人いるなら。
8歳だよ?8歳。
しかもお互い変わらず。イチャイチャしっぱなしで。

もし自分の人生だったら、8歳の頃から好きな男の子と相思相愛で、なんて展開嬉しいけど、人の人生なんでね。辛口で。

一途、相思相愛、ライバル出現、病気、永遠の愛、幸も不幸もひっくるめて少女マンガ的要素てんこ盛りで、これで世の女の子たちが夢中にならなかったら嘘だもんね。

でも映画となるとちょっと話は別で。
いい大人が、これ見て、うっとり〜〜ってなるかといえば、やっぱりこっぱずかしくてね。
【トワイライト】ではなるんだけど。

ありえないし。
井上真央ちゃん、確かに「キッズウォー」の頃からすれば、本当にきれいになって、ああ、可愛い!って思ったけど、だからどうも真央ちゃんの作品ってだけで点が甘くなりがちな気もする。あの「おひさま」のように。(あれは最近の朝ドラにしては面白くなかった!)

その中でも二つだけいい点が。
逞と繭が結ばれるシーンは、ちょっと学校で・・・と思いつつ美しかった。

あと、心臓移植を頼み込む繭と昴の母のシーン。どっちの気持ちも分かる。
でも母として「この子の生きる道を閉ざすのは自分であってはいけない」という判断に、泣けた。ここだけでしょうか、感動したのは。

ちょっとベタすぎましたね〜〜〜。


posted by じゃじゃまま at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

【バーレスク】

≪★★★☆≫

歌手を夢見るアリは、バイト先を飛び出しロスへを向かう。
ふと見上げると、ビルの階段で出番待ちしながら衣装を直すダンサーを見かける。そのままそのビルに入っていくアリ。
そこでは舞台で踊るダンサーたちがいる。そのパフォーマンスに心惹かれたアリは、バーテンダーに「ここで働くにはどうすればいいの?」と聞き、楽屋へ向かう。

が、軽くあしらわれ、それでも諦めきれないアリは勝手にウエイトレスとして居ついてしまう。

オーディションで勝手に舞台に上がり、歌声を披露して、とうとうチャンスを掴むアリ。
ダンサーたちとの確執。恋人の二股。トップに立ったアリに近づく金持ち。借金のため売りに出されるバーレスク。
オーナー、テスとの師弟でいて、母娘のような友情、そして信頼で結ばれた絆。

サクセス・ストーリーなのは分かってるんだけど、アドレナリンが出まくるような興奮は少なかった。
悪いけどちょっとショーが長すぎた気もするんだよね。

でも案外と意表を突かれたのは、アリと恋人の関係。
アリがあの実業家にフラフラするんだろうな、そして傷ついて戻ってくるんだろうな、って予想してたんだけど、バーテンダーの彼の方が元カノとしっかり別れてなくてアリを裏切ったり、アリがちっとも実業家にフラフラしてなかったの立派。

ま、ずっと観たかった作品なので、いっか。
テスの共同経営者である元夫、あの人海外ドラマに出てたあの人だよね〜。眉毛が印象的。



posted by じゃじゃまま at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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