2015年08月29日

【アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン】

《★★★》

人類の危機的状況を何度も打破してきたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、平和維持システムとしての人工知能“ウルトロン”を誕生させる。人類を脅威から守るために完成させたウルトロンであったが、平和を脅かす唯一の存在は人類だと結論付け、抹消しようとする。

息子がシリーズ大好きで観に行ったけど、なんだか前作とかすっかり忘れてるし、杖を使ってすっごい強い改造人間?作ってるんだけど、そもそもあの杖、敵に奪われたんだっけ?
なにがなんだか細かいとこは忘れてるけど、アベンジャーズは善で、悪と闘う、ってスタイルだけ押えとけばいっか。
ラストではまたもや二人くらいアベンジャーズの仲間増えてるし、あれ、誰?

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2015年04月26日

【怪しい彼女】

《★★★★★》

口うるさいばあさんが写真館で50歳若返ってしまった。
このばあさん、本当にうるさくて、お嫁さんもストレスで倒れてしまうくらいのクソばばあ。
孫からも「おばあちゃんのせいだ」と陰口されて、昔の知り合いからも罵倒され、普段あんなにうるさいばあさんがたまにしょんぼりしてると、ちょっと可哀相にも思えてくるけど、こういう人は性根変わらないからね。

50歳若返ってしまっても、口調やしぐさがばあさんのままなんで、思い切りコメディだよね。
そうとは知らない孫とバンド組むことになったり、その孫に告白されそうになったりと、やっぱりこのばあさん只者じゃない。

オードリー・ヘップバーンに憧れて、オ・ドォリと名前を変えたけど、なんかイモトアヤコに似てた。
孫と一緒に歌番組に出て歌った時に、彼女がこれまで歩んできた人生が分かって、泣けたね。
駆け落ちして結婚したものの、お腹に子供がいるときに夫に先立たれ、その後女手一つで息子を育て上げた。
苦労もたくさんあったろう、強くなくちゃ生きていけない、そんなばあさんの過去が分かって、本当に泣けた。

ばあさんがいなくなって、心配してた家族だけど、息子はある時オ・ドォリが母ではないかと気付く。

そして一番大事な歌番組出演の日。当然運命の日を迎える。
遅れそうになった孫が急いで会場に駆け付けようとすると、鉄板ネタの交通事故。
輸血しなくちゃならない。だけど、血を抜くと、実は若返りの魔法が解けて老化が始まってしまうんだ。
だけど大事な孫のために、オ・ドォリは病院へ駆け付けると、息子が言うんだよね。

「かつてニギレと呼ばれていた子をご存じですか?」と。そして語り始める。
「このまま行ってください。そして新しい人生を生きてください。夫に先立たれ苦労しなくてもいいように、生きていくためにきつい女性にならなければならなくなった、そんな人にならないで済むように」って。

今まで散々笑ってた映画だったけど、歌のシーンとこの息子のシーン、号泣だったよ。
冴えない息子役の役者だと思ったけど、強烈ばあさんに、心優しい息子とその嫁には、あの冴えない感じの役者さんたちがぴったりだったね。

私もできればばあさんには、若い姿のままで、あのプロデューサーとの恋を成就して欲しかったけど、やっぱりばあさんのパワーは本物だね。
かりそめの若い姿よりも、やっぱり息子や孫が大事なんだよね。
泣けて笑えて、最高でした。

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2015年03月05日

【イントゥ・ザ・ストーム】

《★★☆》

いやはや、なんとも・・・。
【ツイスター】に比べると、なんとまあ・・・。
地球史上最大の怪物、なんてコピーに期待して観たけど、アクションっていうより父と息子の話だった。
学校の教頭であるゲイリーと、長男ドニーには溝があって、竜巻に巻き込まれたドニーを救出するために、父が奮闘して息子との溝を埋める、みたいな。

史上最大の竜巻が予測されたのはゲイリーが教頭を務める高校の卒業式の日。
「竜巻ハンター」としてチームを組むタイタスは、気象予報士のアリソンの予測が外れてばかりで資金援助も打ち切られる。
そうなんだよ、このアリソン。今回の史上最大の竜巻を当てたけど、だったらなんで今まで当たらないのかよ?って突っ込みたくなるし、やっぱり迫力は【ツイスター】には負けるね。

やっぱ人間ドラマを軸にしたからかな。
ハラハラドキドキを期待してた私には期待外れだった。

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2014年11月12日

【小野寺の弟 小野寺の姉】

《★★★★★》

大金星!!!
もてない姉と、失恋を引きずっている奥手の弟。
早くに両親を亡くし、姉弟で暮らす昭和の香りのする古家で、もてない姉と、失恋を引きずっている奥手の弟。
不器用で、だけど互いを思いやって生きていく二人の姿に、笑って泣いて、絶対後悔なしの映画。

冒頭から笑わせてくれるんだ、片桐はいり演じる小野寺の姉。
間違って配達された手紙を持って、訪ねたマンション。そこで小野寺の弟は一目ぼれしちゃうんだけど、嫌がる犬にグイグイいく姉には、娘と二人大爆笑。
弟は数年前に別れた彼女を思い出しては、まだ引きずってる様子。それを心配した姉がどんどん外に連れ出すんだけど、お互いがお互いのことを思いやってることに、姉弟は気付かない。

不器用だから、一目ぼれした絵本作家にもうまくアプローチできないし、じれったいんだけど、その奥手さも微笑ましい。実は、この奥手さには理由があって、終盤で明かされる。
姉のことを心配して弟は弟なりに姉が幸せになるまでそばにいたい、と思ってた。それを恋人に否定されて、弟は恋人よりも姉を選んだんだよね。

これがまた姉が美人っていうなら、え〜シスコン!って気持ち悪いんだけど、片桐はいりだからね。
ああ、本当にお姉さんのこと大切に思ってるんだな、親代わりとして自分のことよりも弟のことを優先にしてくれてた、そのことを感謝して悪い思ってるから、お姉さんを一人になんかできないんだよね。
泣けたね〜〜。

その姉は近所の眼鏡屋に勤務してるけど、そこに来るメーカーさんにどうやら想いを寄せている様子。
弟には「ワンデイの人」ってからかわれるし。
盲腸で入院したとき、中学時代に好きだった男性に再会した姉。
見栄を張って、弟を「夫」と紹介したのも、笑った笑った。ちゃんとオチがついてるしね。

お姉ちゃん、幸せになって欲しいな。そうみんなが願っていたのに。ワンデイの人、やってくれたよね。
失恋してしまったお姉ちゃん。
部屋で声を殺して泣く姉に、弟は深く深く傷ついた。
「お姉ちゃん、振られちゃったよ」って言う姉に、泣いちゃう弟。

それ見て泣く私。
決して二人とも恋がうまくいくわけではなく、ハッピーエンドではないんだけど、観終わった後、悲しくはない。
これからも互いを思い合って生きていって欲しいって、幸福感さえ感じる映画だった。

↓これは舞台版です。


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2014年09月29日

【悪の法則】

《★★★》

なにがなんだか。
悪の法則っていうくらいだから、悪事に手を染めるとこうなりますよ、ってことか。
なんの慰めも、理由づけもない。
弁護士のカウンセラーが恋人に送るダイヤモンドを買い、もうちょっとお金が欲しくなって友人のライナーの裏事業に一枚噛む。
仲介人であるウェストリーにそれとなく止めるなら今だ、的なことを言われながらも、軽い気持ちで手を染めるカウンセラー。

これも運命なのか。たまたま??刑務所にいる女性から息子の釈放を依頼されたカウンセラーは、サクサクとこなす。
この息子っていうのが麻薬の運び屋の一人で、首を切断されて、トラックのキーを盗まれてしまう。
怒ったのが麻薬カルテルの人たち。
カウンセラーの預かり知らぬことではあったけど、そんな言い訳が通る世界ではなく、カウンセラーの仕業だと思われてかなり、いや本当にすごいまずい状況。

そんな状況でもカウンセラーはどこかのんびりしていて、なんとか分かってもらえるんじゃないか、なんとかなるんじゃないかと思ってるところが見える。

そんなカウンセラーに、これはまずいんだ、やばいんだぞ、と教えるのがウェストリーなんだけど、分かってるんだかどうだか。
ライナーも、カウンセラーを紹介したってことで狙われてるはずなのに、ウェストリーみたいに高飛びの準備をしないんだけど、諦めたのか、自分の財力と力を過信していたのか。

彼らはカルテルに狙われてるんだよね?麻薬はメキシコ?からシカゴに運ばれる予定で、その途中で盗まれて、疑われたんだよね。
どっちに狙われたのか?メキシコ側?シカゴ側?
そんなことを気にしてたら、あれよあれよ、と話は進むし。

で、誰がなんのために邪魔したのか?ってことだけど、ライナーの愛人であるキャメロン演じるマルキナ。
まったく私の知るキャメロンはいっつもやな役。本当にお似合いですね、ってくらい魔性の女っぷりが怖かった。
魔性、悪女、底意地の悪い本当に嫌な女。

なんのために?ってことは明かされないので、モヤモヤするけど、自分の愛人やその友人を裏切ってまで、お金が欲しかったのか。
ライナーの愛人である限りお金には不自由しないのに、そう、マルキナって異常者なんだよね。
彼女の性癖は怖すぎるし。

カウンセラーに送りつけられる一枚のDVD。きっとそこには婚約者ローラの無残な最期が映っているんだろう。もしも彼が再生したらどうしようかと思ったけど、映画はそこまでしなかった。
でも逆にいろんな想像しちゃって、それが怖い。

やっぱり人の道に外れちゃ駄目よってことだね。

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2014年07月29日

【ウォールフラワー】

《★★★》

内気でうまく人と付き合えないチャーリー。高校入学初日から、卒業までの日にちをカウントダウンしながら、なんとか堪えようとしている。
同じ高校に通う姉にはボーイフレンドがいて、新入生はあっち行け、と言われる始末だし、初めてできた友人は、国語の教師だなんて泣けてきちゃう・・・。

でもこの教師の存在は大きかった。

この教師が、「去年は大変だったみたいだな」っていうんだけど、チャーリーは問題を抱えていて、入院をしていたらしい。
それは、親友が自殺したからなのか、それも妄想なのか、分からなかったけど、チャーリーは錯乱すると幻覚を見て危ない状況になるらしかった。それは、終盤で分かるんだけど。

内気で、誰もチャーリーの存在に気付かない日常は、ある出会いをきっかけに一変する。
技術の授業で、パトリックという上級生に興味を持ち、珍しくチャーリーは自分から近づいていく。
アメフトの試合で、パトリックと義妹のサムと知り合いになったチャーリー。サムは、チャーリーの抱えるなにかを感じ、友達が一人もいないことも見抜き、チャーリーを友人として迎える。

こうして、チャーリーには友人ができて、やっと自分の居場所を見つけた、と感じる。
家族も本当にチャーリーを心配していて、「いい友達ができたようだな。なにかあったら、友達に相談できるな?」ってお父さんが言うんだけど、チャーリーにとっては、やっとできた友達だからこそ、自分の抱えるものを打ち明けて壁を作られたくない、って思うよね、だから本当は言えないんだよね。

でも、それをお父さんやお母さんには言えないんだよね。心配かけたくないし。

ちょっと暗くて、想像してた【恋しくて】みたいな物語ではなかったけど、でもなんだろう、ずっしりと言い映画だなって思った。

パトリックには秘密があって、アメフトの花形スターとの秘めた交際。そんな隠し事もチャーリーには嬉しいことだし、ボーイフレンドがいるサムに片思いするのも、そんなつもりで行ったわけじゃないダンスパーティで、相手の女の子から「今日から彼氏」なんて言われて、言えないままずるずる付き合ってしまうのも、青春だな〜。

ところが、ひょんなことから好きなのはサムってばれてしまって、仲間から総すかんをくらってしまうチャーリー。
しばらくは距離を置け、って言われて、またまた孤独なチャーリーになってしまった。

友情復活のエピソードもよかったよね。
パトリックの秘めた恋人のお父さんに二人の関係がばれてしまって、きっと原作ではきちんと描かれてたんだろうけど、学校中から変な目で見られるパトリック。アメフトの仲間から野次られ、恋人だった選手は知らん顔。
どんな風に学校には噂が流れたんだろうね?

ゲイ同士だからお互い様なはずなんだけど、どうやらパトリックだけが奇異な目で見られてたから、全部パトリックに被せて、自分は付きまとわれてた?とか、その辺は映画ではよく分からなかったけど、とにかく食堂でパトリックがアメフトの奴らに殴られてるところを、疎遠になっていたチャーリーが助ける。
学校で一番目立たない壁の花君が、殴りかかって仕返しするんだよね。

この一件で、サムから「あなたは私の兄を助けたのよ」って仲直り。

だけど、みんなは一足先に卒業してしまうんだよね。
傷心のパトリックに付き合う日々も、やがてはそれぞれが自分の進路に向かって歩き出す。

サムも進学のために旅立つ日、チャーリーは子供のころ、大好きだった叔母から受けた性的虐待を思い出し、精神が崩れる。
サムやパトリック、チャーリーの高校時代を変えてくれた人々が去ってしまい、その寂しさもあったのかな。

チャーリーの異変に気付いた姉が、すぐさま友人に「私の家に警官を行かせて!!」って叫んだとき、家族の絆を感じた。
なんだかんだとチャーリーのこと心配してるんじゃない。

またもや入院することになったチャーリーの元へ、遠くへ行った兄や姉が見舞ったり、どんなに家族がチャーリーのこと心配してるかって、問題のある末っ子だけど、家族を感じた。

退院したチャーリーに、きっと両親が連絡したのかな、パトリックとサムが会いに来て、ドライブに行くシーンは、彼らが友達になった一年前を思い出して、キュンとなった。
それからのことは分からない。
大学へ行ったサムや、音楽に近い町へ進学したパトリックたちと、下級生のチャーリーがいつまで友情を続けることができたのか。

でも、先のことよりも、その時を必死で生きてるチャーリーが、残りの高校生活を自分らしく過ごしていくのではないだろうか、ってそう思いながら観終わった。

チャーリーの理解者である国語の教師が、そのまま学校に残ることにしたのも、希望の光かな。


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2014年06月26日

【イノセント・ガーデン】

《★★★》

自分の世界に閉じこもる少女、インディアは、かすかな物音や、どんなモノも見逃さない。特別な力を持ったインディアは、自身の誕生日に、最愛の父が事故死してしまう。
葬儀に、今まで音信不通でいることさえ知らされてなかった叔父、チャーリーが現れる。
屋敷で暮らすことになり、次々にインディアの周りから人々がいなくなる。

インディアに心を閉ざされている母は、次第に夫の弟、チャーリーへ惹かれる。
チャーリーの行動に不審を抱くインディアは、どこでもチャーリーからの視線を感じる。そして、徐々にインディアも叔父へ興味を持ち始めるが、ある事件をきっかけに、隠された真実、本能に気付き始める。

一体、この叔父さんの目的ってなんなのかな?って。兄の残した遺産?それとも美しい妻?

まさか、まさかのインディア目的だったとは。

叔父さんが現れた後で、家政婦が叔父さんと怪しい口論をしていた。後日、家政婦を見かけなくなり、なんとインディアの家の冷凍庫の中に冷たくなって入ってた!
大叔母は、チャーリーに対してなにか忠告をしようとしていた素振りだったが、やっぱりその日、叔父さんがモーテルにやって来て、殺してる!!!

この男の目的ってなんなんだよ〜?

インディアが学校の男の子に襲われそうになった時、事件が起こる。
その前から事件は起きてるんだけど、インディアの本能が目覚めるっていうか。
彼女の中に眠っていた残虐性、これはチャーリーと同類のものであった。だからチャーリーはインディアを見つめ、彼女を欲していたんだ。

隠された秘密、パパとチャーリーには、もう一人ジョナサンという弟がいた。

ジョナサンの死に大きく関わったチャーリーは、そのゆえに病院送りとなり、チャーリーの本性を知っていたパパが邪魔で、なんと!パパまで殺していたチャーリー!

自身の残虐性に目覚め、チャーリーを受けれ入れたかに見えたインディアだけど、馬鹿だね〜。最愛のパパを殺した叔父さんを許すわけないじゃんね!!

ってことで、ママと叔父さんとインディアの三角関係は、チャーリーにとっては裏切りの結果になったわけで、ママはたくさんの死体が埋まったあの屋敷を守っていかなきゃいけないってことかしら?
どこにも行けないね〜。

インディアは、残虐性に目覚め、どこまで行くんでしょうか。
ふ〜ん。


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2014年06月19日

【俺はまだ本気出してないだけ】

《★★★★》

なんとなく会社を辞め、漫画家になる!と宣言するものの、なんだかテキトーで、グータラなバツイチ男、シズオ。
高校生の娘と絶対年金暮らしのじいさんの3人暮らし。
出版社に原稿を持ち込むも、なんだかんだといつもボツ。バイト先のファストフードでも、年下のバイトから「店長」ってあだ名で呼ばれて遊ばれている。
野球少年たちにまで「監督」ってあだ名で遊ばれてるし、幼馴染の修をいつも呼び出して奢らせてるけど、修が別れて暮らす息子からも「シズオみたいな大人にならないで」と言われる始末。

しかも呼び捨て。

バイト先でふざけてると、本物の店長がやって来て「ビンタね」って真顔で言われる、本当に情けない奴。
どこにも救いのない、ゆるい話で、評価もそれに伴って高くない映画だけど、私はこういうの大好き。
え?こういうドラマに、学んだり、共感したり、内容がないようで、でも実はしっかり記憶に残る映画っていいと思う。

結局、シズオがプロの漫画家になれるかどうかは分からずじまいだし、なんといっても編集者が途中でいなくなるしね。後任、みんな嫌がるし。あの浜田岳演じてた編集者の、「いいじゃないですか〜」も、どこまで本気だったのか疑問だし、実はやる気なかった感もいい味出てたけど、後任のサッシーもいいよね。
なんといってもね、シズオの夢叶うとかよりも、サッシーの厳しい駄目だしに、シズオとの勝負どこまで続くか見ものだし。といっても映画はそこまでやらないから、想像するだけだけど。

シズオの父親であり、橋本愛のおじいちゃん役でもある石橋蓮司がこれまら面白い。ゲロ、二回吐かれたり、シズオに何度も漫画家辞めろ!って親子喧嘩したり、いやいや、シズオのこういうこと父親譲りなんじゃないの?

シズオに影響されて、修がパン屋になるって会社を辞める。その弟子に、山田孝之もいて、別れた妻と息子が「シズオみたいになったら困るから」って戻って来て、ほら、なんだかんだとゆるいけどハッピーエンドで、よかったじゃん。

私は、こういうどうってことなさそうな、でも等身大の日常の映画って好きだな。

いい歳した大人が、うまくいかない人生に「まだ本気出してないだけ」って言い訳するもの、愛きょうあって、だけど、実は痛くて切ない。だから好き。


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2014年05月24日

【相棒 劇場版V 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ】

《★☆》

なにやら大コケって書いてあったけど・・・。
たまたま誘われて観に行きました。シリーズ一作目は息子が好きだったので観に行き、それなりに面白かった。
そしてシリーズ三作目をたまたま・・・。

大コケ・・・の理由は分からないけど、個人的にも駄目だ。
なんといっても暗い!民間兵士たちが訓練する、とある企業が持つ島で訓練中の兵士が馬に蹴られて死んだ。
その島には噂があり、生物兵器を作っているらしいと。その情報の真意を確かめるために、馬に蹴られて死んだ事故を調べる振りをして潜入するが、右京は事故死が殺人であることを確信する。

島に隠された陰謀とは。

っていうか、まず設定が暗いよ。民間兵士が共同で暮らす島。女性兵士が一人、男性の中に女性一人っていろんな意味で怖い。女性としてこの設定、なんかやだ。しかも釈由美子でしょ〜。
色気ありすぎて兵士の設定が無理。

馬に蹴られて死んだ俳優さんも顔が暗いし。

生物兵器を自衛隊から盗んで保持していた彼らだけど、もっと面白くできたはずなんだけどね〜。
脚本や舞台設定を考えれば。孤島ってのがますます暗くて、やだ。

生物兵器を特殊部隊が爆破して、犯人捕まって終わりかなってとこから、また一騒動あったのは面白かったけど。
特殊部隊よりも一足先に、生物兵器を宅配便で発送し隠したことに気付いた右京たちは、荷物を追う。

トラックを追い、ドアを開けて、箱を開梱したけどね〜。
まず危険なものが入ってるんだから、警視庁の刑事がばっかばか箱開けるか?それこそ特殊部隊だか処理班が来て開けないの?
しかも見つかった途端逃げちゃうとこは、ま、お笑いなのかな、と、突っ込みながらも笑った。

そこだけだよ〜、面白かったのは。


posted by じゃじゃまま at 21:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月06日

【アンコール!!】

《★★★》

マリオンの楽しみは老人の集まりの合唱団。その活動をバカにしながらも病弱なマリオンのために、送り迎えをアーサーはしている。気難しいアーサーは、マリオンの合唱仲間たちにも無愛想で、一人息子ともうまく会話ができず、溝を深めている。

そんなアーサーと息子を心配しながらも、マリオンはガンが再発してしまい、練習に行くことが難しくなる。
代わりにアーサーが参加するようになるまで、そりゃあ、気難しいアーサーだもん、いろいろあったよ。
だけど娘同然に若いボランティア教師のエリザベスに叱咤され、徐々に心を開いていく。

だけどなかなか息子とは素直に向き合えないアーサー。
マリオンは最期に「いい息子よ」とアーサーに呟き、そのまま目覚めない眠りにつく。

この映画は、家族というテーマを観ているこちらの心を結構えぐってくる。
どうしてアーサーはあんなに息子に冷たいのか。本当は嫌いでもなんでもないのに、ついついそっけなくしてしまい、息子はそんな父親に失望していく。
愛してるのに素直に言えない父親と、愛されてない寂しさで反発してしまう息子。

そしてアーサーは、マリオンにはあんなに愛情を注ぐのに、どうして息子にはできないのかな〜って。
あんな偏屈なアーサーが、どんな風にあんなに心優しいマリオンの心を射止めたのかもとっても気になる。
偏屈なじいさん、偏屈なのに妻にはたっぷりの愛情、なんかあり得ない図だけど、でもああいう偏屈なじいさんに大事に、大事にされるのって女性として幸せだよね〜。

そっか、アーサーは照れ屋なのか。だから息子に言えないのか。それとも愛するマリオンが病気になり、その悲しみでいっぱいで息子にまで気が回らないのかな。

マリオンが死んでしまい、打ちひしがれるアーサーが、マリオンがあれだけ楽しみにしていた国際合唱コンクールに、マリオンのために出場する。
孫娘の「おじいちゃん、頑張って!」はてっぱんの演出だけど、やっぱりあの一言はいいね。
そして、隣の席で泣きそうな顔で父親を見つめる息子も。

親子ってどんなに反発し合ったり、許せないって思ったとしても、父と子、母と子の繋がりは越えるんだよね〜〜。
でも思ったほど歌で燃えなかった。


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【ウォーム・ボディーズ】

《★★★★》

ちょっとキュンキュンしてしまいそうなシチュエーション。
ゾンビと人間が共存?している世界。といってももちろん人間はゾンビ襲撃を警戒して、大きな壁で居住区を守り、自警団を作って退治にも乗り出している。
ゾンビはゾンビで世界があって、のったりゆったりとゾンビ同士行きかい、そこでは友情もあったりして。
そして食料である人間を探しに街をうろついたり。

ゾンビ青年Rはいつ自分がゾンビになったのかも覚えていない。名前すらも・・・。空港内を散歩していると、友人ゾンビと会い、バーカウンターで会話?を楽しんでる。

ある日、仲間と共に街へ繰り出し、食糧である人間たちと激闘中、Rは一人の少女に釘付けとなる。
人間を襲いながらジュリーに一目惚れしてしまったのだ。Rはジュリーを救うため?血をつけ、匂いでゾンビの仲間と思わせ、自分の居住区に連れ帰る。
救うためなのか、好きになったジュリーをそばに置いておきたかったからなのか。

ゾンビと少女の共同生活。連れ帰られたジュリーはいつになったら自分の居住区へ戻れるのか。
周りはゾンビだらけ、連れ帰られても非常に怖い状況。
でもRはあくまでも紳士、優しく、ジュリーを守る。

ゾンビの居住区の中にガイコツもいて、これはいったいなんだ?ゾンビが進化するとガイコツになるのか。ゾンビも恐れているガイコツ。

まあ、当然Rとジュリーの生活にも限界があるわけだ。ジュリーは当然帰りたい。そんな時、ジュリーが人間であることがばれてしまい、Rはジュリーを連れて逃げる。二人が隠れたのは人間たちは避難して廃墟となった町。
そこでジュリーの元彼を襲ったのがRであることが分かってしまい、やはりゾンビと人間の恋は成就しないのか、ジュリーはRを置いて一人で帰る。
もう二度と会えない覚悟で。

ところがRはやっぱりジュリーが忘れられない。そんなRにゾンビたちにも変化が起きていた。
そしてRは一人でジュリーに会いに人間たちの居住区へ忍び込む。
再会する二人、恋が二人を変え、そんな二人を見たゾンビたちはトキメキを感じ、多くのゾンビたちを変えたのだ。

人間たちの居住区へ変化を求めたゾンビたちがやって来て、その後をガイコツたちが追う。
襲ってくるガイコツをゾンビたちが迎え撃つ姿を人間たちは目撃する。

ガイコツたちの狙いはRとジュリー。追い詰められた二人は、ジュリーを抱きかかえドームの上から飛び降りる。もちろんRはすでに死んでるんだから大丈夫。この男気!!!
こんな風に守られてみたいよね〜。
ところが助けてくれたRをジュリーのパパが撃ってしまうんだよね〜。

余計な一撃が、二人の恋を実らせてくれた。
ちょっとゾンビたちの食事はグロくて、げって思う部分もあったけど、基本的に顔の青白いのは【トワイライト】でOKだから大歓迎。ただRは顔色悪くて、ゾンビだからね〜、ヨレヨレ加減が・・・。
やっぱヴァンパイアとゾンビ、どっちもイケメンで愛されるとしたら、ヴァンパイアかな〜〜〜。

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2014年03月28日

【アナと雪の女王】

《★★★★★》

よかった〜〜〜〜〜〜〜〜。
まず、歌もね。娘のリクエストで渋々観たので、前知識がまったくなく、松たか子が歌ってることしか知らなかった。
なので、エルサは一応松たか子って歌手もやってるけど、おお〜、健闘してるなって感じで、アナ役の歌声は、本物のミュージカル専門の子なんだろうなって。そこでバランス取ってるのかな、っていうくらいアナ役は貫録もあって、感動してた。

そうしたら、なんとアナは神田沙也加だった!!!!!!
すごい、さすが!どうして神田沙也加はいまいちパッとしないんだろう、それがとっても残念だ。
松田聖子の娘なのに、もっと注目されてもいいし、力もある!個人的には、さほどぱっとしないベテラン芸人の娘がそこそこテレビ出てるのに、実力もある神田沙也加ちゃんがもっと注目されないことに不満。

とはいえ、松田聖子の娘ということをごり押しして売り込まない松田聖子ちゃんにも好感。

いやいや、そんなこと言ったら失礼で、神田沙也加ちゃんはもしかしたらすっごく活躍してるのかもしれない。私が知らなかっただけで。失礼しました。

でも、本当に上手。松たか子も健闘していたよ。うん、よかった。でもできればメイ・Jがそのまま声優やってもよかったんじゃいの?

と、ここまでは吹き替えの感想で。

生まれながらに雪の力を持つエルサ。そのために妹のアナを傷つけてしまったことを気にしたエルサと両親は、二人を離すことを決断。ところが最大の理解者であった両親が遭難してしまい、姉妹はたった二人で残されてしまった。

エルサが力を抑えられるようになるまでエルサはその力を人々に知られないようにひっそりと暮らす。
エルサ20歳の戴冠式。一目ぼれし合ったアナとどっかの王子の結婚話に激怒したエルサは思わず力を発揮してしまった。
雪の世界に覆われた国。魔法を知られてしまったエルサは山へ逃げ、ここで一人で生きていくことを決意。
雪で覆われた国と姉エルサを救うため、アナは一人でエルサを追い山へ。

エルサを捕えようとする他国の者たち、エルサを救うためにアナを援護する者たち、それぞれが二人を追って山へ入る。

アナはそこで一人の青年クリストフと出会い、力を借りながらエルサの元へ。
頑なに心を閉ざしたエルサ。心臓に雪が刺さり、このまま凍って死んでしまいそうなアナを救えるのは、愛だけ。クリストフはアナを愛しながらも、どっかの王子の元へと送り届けるが、実はこのどっかの王子は国を乗っ取ろうとしていた嫌な奴だった。
この王子の策略により、エルサもアナも危機に。エルサを倒そうとしたどっかの王子に身を投げ出した途端とうとう凍ってしまったアナ。
氷の彫像となってしまったアナを抱きしめて泣き崩れるエルサ。

氷の彫像となったアナが、みるみる溶け出す。アナを救った愛は、エルサの妹への愛だった。

すべてハッピーエンド。裏切り者たちはそれなりの処遇だし、笑いも涙もあり、無駄のない物語と、素敵な歌声で大満足の映画。
子供も観るために、無駄な展開もなく、かといって物足りないわけでもなく、過不足なく十分に楽しめた。


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2014年03月23日

【アイスフォール】

《★☆》

いや〜、私はこういうパニックモノ好きですよ、確かに。
しかも、熊みたいなのが襲ってきて、わあわあきゃあきゃあ逃げる奴。

それにしても・・・友人と共に雪山に行った主人公が、先を行く友人のザイルが切れ、その先には血が・・・その行く手に正体不明のでっかい生き物。

友人の仇だか、父親の仇だか、主人公はその山に単独で乗り込む。で、消息が分からないって妹が騒ぎ出して、仲間たちが一緒になって雪山に救助に行くと、案の定あのでっかい熊だかナマケモノだか(どう見ても雪男には見えないけどね)との死闘が繰り広げられるという、サバイバルアクション。

そもそも人を食べるんだから、やっぱ熊か?こうなったら熊にしちゃった方がすっきり。
昔からその一帯では行方不明者が続出していて、巨大な生き物を見たという目撃談もあるわりに、全然捜索隊が出ないのもおかしな話だよ。

主人公も、その昔父親が襲われて死んでいて、友人も犠牲になったのに、誰にも言わないっておかしいでしょ。さっさとみんなで熊退治に行かなくちゃ。
しかも一人で仇を取るために山に行ったわりに、心配した妹や仲間たちがわらわらと集まって、結局犠牲者出しちゃって、いい迷惑。

あと、最高にお粗末だったのはラスト。
妹はなんとかヘリで助かって、あ〜あ、誘われて駆り出された仲間たちは犠牲になったというのに、って思ってたら、遠くの方でへばってたはずの妹の恋人がヘリにジャンプして飛び移って来たんだけど。

結構距離あったよ、しかもヘリ、離れて飛んでたよね、よくぞあんなに狭い入口にきちんと飛び移れたもんだと思って。

あまりにもお粗末すぎて、逆に忘れられない。
あ、だけど、主人公の男の人、最後助かったのか、どうだったのか覚えてない。妹とその恋人しか・・・。




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【アルバート氏の人生】

《★★★☆》

女性が一人で生きていくには難しかった時代。アルバートは男性の恰好でウエイターとして生きていた。
女であることを隠しながら生きていかなければならないため、人との関わりを避けるようにしていた。
そんな孤独の中で生きて生きたアルバートの人生を一変させる出来事が起こる。
働いているホテルに、ペンキ職人としてやってきたペイジ。仕事が終わるまでアルバートの部屋で寝泊まりするように女主人に命令される。

男と同じ部屋で!驚愕にうろたえるアルバート。女であることを悟られてはいけない。ところがペイジが持ち込んだノミに体を刺され苦しんでいた姿をペイジに見られ、女であることが発覚してしまう。
告げ口を恐れるアルバート。そんなアルバートに、ペイジはある事実を見せる。

それはペイジもアルバートと同じように、女であることを隠していたということ。
そして、ペイジは妻もいた。その人生に、アルバートも希望を見出すようになる。自分も同じように妻を持ち、一人きりの人生に終わりを告げること。
共にホテルで働くウエイトレスのヘレンに想いを寄せるアルバートだけど、これが彼(彼女?)の人生を破滅へと向かわせる。

ヘレンに想いを寄せたからなのか、ペイジと出会ったからなのか。アルバートがそんな希望を持たなければ、そう思わずにはいられない。

ヘレンには、チンピラな恋人がいたんだ。この男が、ヘレンを利用してアルバートからお金をむしり取ろうとする。本当にろくでなしなのに、ヘレンは気付かない。
気付いた時には、妊娠して、もう捨てられる寸前。そんなヘレンを助けようとして、ロクデナシのジョーに突き飛ばされ、頭を強く打ち、それが原因で死んでしまう。

そんなアルバートが発見されたのは翌朝のベッドの中。そこで初めてアルバートが女性であることが発覚し、それは新聞を賑わすスキャンダルとなった。

アルバートを殺したのはジョーなのに、あいつはとっととヘレンを捨てアメリカに。ヘレンは子供と共に捨てられ、女主人のベイカーにただ働きさせられている。ま、これはアルバートを利用しようとした罰だね。
このベイカー夫人は、アルバートの部屋から彼が貯めたお金をねこばばしてホテルの改修工事に使ってる。

ひたすらに生きてきたアルバートは、なんのために生まれてきたの?
母も写真でしか知らず、少女の頃は過酷な運命に傷つけられ、女であることを捨て必死で孤独と闘いながら生きてきたのに。誰に迷惑をかけたわけでもないのに、なぜこんなに報われない人生だったの?

そんな人生を思う時、成就しなかったけど、一時でもヘレンとの生活を夢見れたことは幸せだったのか。
ペイジという仲間を見つけた歓びも、悲しいことだらけの人生の中で、輝いていたのかもしれない。
希望を持てた、というだけで。

病で妻を失ったペイジを訪ね、二人でドレスを着て海岸を歩くシーンは、さすが名女優。本当におっさんが女装してるようにしか見えなかった。

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2014年02月15日

【インポッシブル】

《★★★》

2004年にスマトラ島沖地震で起きた津波。
それはクリスマス休暇でバカンスに訪れた一家を襲った。長男と母は津波で流され、父と次男、三男とそのままはぐれてしまった。
家族の危機と再会を描いた実話。

プールで遊ぶ家族、異変に気付き海を振り返ると、大きな津波が。
そのまま母マリアと兄ルーカスは流され、波の勢いになすすべもなく体は渦に巻き込まれ、流れてくる流木や障害物にいやおうなしに体を打ちつけられる。
ルーカスの名を叫びながら、マリアを呼びながら、二人はどんどん流される。

その手を掴みたい、必死で伸ばす二人の手。
一命は取り留めたものの、胸や足に重傷を負うマリア。それをまともに直視できないルーカスに、なんとも無責任な心の弱さを感じた。そりゃ、やっぱり怖いよね。怖いけど、逃げてる場合じゃないしね。

村人に助けられ病院に運ばれるが、そこは津波で被害にあった人々で溢れかえっていた。
足りない人手と薬、治療してもらいたくても被害者が多すぎる。衛生的にもよいとはいえない環境で、マリアの病状は徐々に悪化していく。
それでも医師でもあるマリアは、ルーカスに「困ってる人を助けてあげて」と、その言葉を受けてルーカスは病院内で離れ離れになった家族を探している人々の手助けをすることを思いつく。

大切な家族を探す悲痛な思い。その願いが通じて、息子と父の再会を目の当たりにしたルーカスは、歓び、てっきりその使命に目覚めたと思ったんだけど。
病院のミスで、マリアと他の患者が入れ替わってしまい、母の生死が分からなくなり、ルーカスは絶望する。

遠く離れた異国の地で、たった一人ぼっちになってしまったルーカス。

津波に襲われたホテルでは、残された父ヘンリーと、弟トマスとサイモンが、マリアとルーカスを探していた。
奇跡的に家族全員無事だったんだね〜。
ところが、ここでも津波の混乱で、ヘンリーとトマスたちが離れ離れになってしまっていた。

みんなバラバラ、それぞれが悲しみと絶望を抱えていた中、必死で探しまわっていたヘンリーがルーカスたちのいる病院にやってくる。
そこへトマスとサイモンも偶然いて、本当に奇跡だよね、トマスがルーカスに気付き、そしてヘンリーも子供たちの声に反応する。マリアの手術も行われ、やっと、やっと家族が再会できた。

現実的になり、保険会社の手配でマリアたちは混乱のタイを後にする。

まだまだたくさんの犠牲者が残っているだろうにね。

津波で流されるところは圧巻で、見ているだけで息苦しい。これでよく生還できたなって。
実話なので、作られたメッセージはあんまり感じなかったな。
ルーカスが、自分の悲しみを乗り越えながら、離れ離れになった同じような家族たちのために奔走する、みたいなそういう展開なのかなって勝手に想像してたもんで。

悲劇に襲われた家族の、本当に奇跡の実話。ただ、それだけ。

ずっとビーチにいるはずの家族を探していたあの男性の方が気になる。会えたのだろうか。



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2013年12月26日

【あなたへ】

《★★☆》

刑務所の刑務官だった男が、妻の遺言で、妻からの最後の手紙が長崎県のとある郵便局留めになっていること、そして故郷の海へ散骨してほしいこととなっており、一人、妻はなにを伝えたいのか分からないまま旅をすることとなる。

高倉建と田中裕子は夫婦で、堅物で一生独身と言われていた高倉建演じる刑務官は、慰問で童謡の歌を歌いに来ていた田中裕子に惹かれ、後に結婚する。

だけど田中裕子は慰問じゃなかったんです、たった一人のために来ていたんです、と打ち明ける。刑務所で受刑者が死んだ。その遺品から出てきたハガキ。
高倉さんが亡き妻から受け取ったハガキと同じ絵が書いてあって、そうか、田中裕子の愛する男は受刑者の中にいたんだな、果たしてそのことを高倉さんは、妻が死んでから気付いたのか、死ぬ前に気付いたのか。

過去と現在が交わるんだけど、いかんせん、高倉さんはどの時代を見てもやはり高齢なので、結婚前、結婚後、妻の生前か、死後なのか、区別がつかなくて分かりません。

でも竹田城のシーンで、「あの人を忘れさせてください」って高倉さんに言うシーンがあって、だから結婚前から妻には愛する男がいることは知っていたんだろうな。刑務官の妻に、かつて受刑者の内縁の夫がいてもよかったのか分からないけど。

で、旅の途中でいろいろな出会いがあり、辿りついた妻の故郷。受け取った最後の手紙には、たった一言「さようなら」って。そりゃ、なんだよ。

高倉さんは「分かった気がします」って言ってたけど、私にはさっぱり妻の気持ちが分からない。
旅をさせておいて、渡した手紙には「さようなら」の一言????
私には、すごく切ない可哀相なラストに思えた。

なんていうか、子供も望まず、夫以外の男をずっと心に思っていたこんな私をもう忘れて、って。
そういう「さようなら」に思えた。
ずっと夫婦の間には遠慮っていうものがあって、高倉さんは心から妻を大事に愛していたのに対し、妻の田中裕子には、愛というよりも、遠慮というか感謝というか。

だから、ありがとう、そしてさようなら、って意味に取れたんだけど。遺骨を散骨するのだってそういうことじゃないの?
本当なら一緒のお墓に入りたいでしょう?

借金のために遭難したことにして保険金詐欺をした佐藤浩市。どのタイミングでか気付いて、食堂のおかみから預かった写真を渡しに行くラスト。
「受刑者が中の人間を使って情報を流すことを鳩を飛ばすっていうんですよ。今、私は鳩になりました」って。
その前に高倉さんは退職届をポストに入れるんだけど、あれはきっと真面目な高倉さんが、これから鳩になるためのけじめでしょう。

そうだ!食堂のおかみが、「うちの主人だったら亡くなった奥さんのこと知ってたかもしれないのに」って言ってたけど、奥さんのこと聞けばよかったのに。佐藤浩市生きてたんだから。

正直な男の孤独な人生の映画だったと、私は思う。


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2013年12月12日

【うさぎドロップ】

《★★》

これは芦田愛菜ちゃんのための映画か。
原作をちらっと読んだら、あだち充の「みゆき」をなんとなく思い出してしまった。

映画では幼少期だけなんだね。
大吉の祖父の隠し子としてりんは存在し、施設に入れられそうになったのを不憫に思った大吉が父親代わりになる!と引き取る。
なんといっても大吉は独身だから、4〜5歳の女の子を育てるのも大変。
悪戦苦闘する中、保育園で知り合ったシングルマザーに助けられながら、りんとの絆を深めていく。

本当、原作をちらっとあらすじ読んだら、すごいドラマなんだけど、幼少期だけなのが残念。これじゃ、本当に芦田愛菜ちゃんと松山ケンイチの映画、だよね。

大吉とりんの、りんが最後に掴む幸せを見たかったけど、見れないのが残念だね。


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2013年10月25日

【アイアンマン3】

《★★★★☆》

このシリーズは、外れなし。
映画館に行きそびれ、仕方なくレンタルで観たけど、ああ、大きなスクリーンで観たかった。
【アベンジャーズ】の闘い以降、悪夢にうなされているトニー。なにかに追い立てられるように新しいスーツの開発に忙しい。
そして物語は、もっともっと前の1999年の大みそかの出会いに遡り、実はそこから始まっていた。
そこで出会った若き科学者キリアンが、10年以上経った今、トニーの脅威となっている。
アメリカ国内では爆破テロが相次ぎ、その黒幕が科学者キリアンだった。
人間の未使用の脳を向上させ、なんだか不死身のような人間自体が武器になるような開発を行っていて、兵士を使い人体実験もしていた。

この悪を倒すために、今回トニーの闘いは始まるんだけど、いっつもこの映画って、実はよく分かってないのに、ぐいぐいストーリーに引き込まれて、結局なんだったっけ?って思うことしばしば。
よ〜〜く考えないと思い出せないんだけど、でもいいのだ。そんな細かいこと覚えてなくても、観てる間中、とにかく面白くて、絶対飽きさせない。

悔やまれるのは、いまや【アベンジャーズ】シリーズの一つとなった感のある【アイアンマン】だけど、【マイティ・ソー】を見逃したのが悔やまれる。(もしや最初からシリーズものだったのを気付かなかっただけか)
来年、この続編は観る予定だけど、ちゃんと全部観ればよかった。

【アイアンマン】と【トランス・フォーマー】は絶対外れなし。


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2013年09月18日

【青い鳥】

《★★》

重松清原作。
原作は短編集で、私が気に入っていた物語は映画にはなってなかった。

いじめで荒れた2年1組。
代理でやって来た村内先生は、自殺未遂を起こして転校していった野口君の机を戻すように日直に告げる。
動揺が走る教室。
済んだことなのに、もうあいつはいないのに・・・。いじめた本人も、それを見ていたクラスメイトたちも、早く忘れたいから、やり直したいから、どうしていいか分からず、先生の意図も分からず、苛立つ。

村内先生は彼らの反省文が、まるで心のこもってない、ただ書かされただけの、形だけのものだと分かっている。

本当は友達だったのに、いじめる側にまわってしまったことを苦しんでいる園部君に、先生は、
「忘れてはいけない。君たちがしたことは野口君は忘れない。それなのに、済んだこととして忘れてやり直すのは間違っている。これは責任だ」と伝える。

してしまったことの責任。

ずっしりと来た。

これくらいの覚悟で、現場の先生たちが挑んでくれたら、きっと賛同者現れると思うだけどね。


posted by じゃじゃまま at 16:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【うた魂♪】

《★★★★》

目立ちたがり屋で自意識過剰な合唱部のかすみ。
好きな男子にモデルを頼まれ、有頂天になっていたが、学校新聞に載った自分の顔をみんなに笑われ、挙句に「歌ってる顔が面白い」と言われ、人前で歌うことが怖くなってしまったかすみ。
歌を歌う、ということ自体が分からなくなり、やる気のない日々を過ごす。

近所で悪名高い男子高の合唱部にさえ、「そんな歌い方するなら辞めてしまえ」と言われる始末。

そんな彼らの魂のこもった歌声を聴き、素直に感動したかすみは、失ってしまった仲間の信頼や自信を取り戻すことができるのか。

きれいな歌声や、魂のこもった歌声は、本当に人々を感動させる。

ありがちな青春の一ページかもしれないけど、泣けてしまった。
好きなことを、仲間と共に一つになるっていいよね〜。

最初のバスのシーンで、ヒロインの夏帆に鼻くそがついてたように見えたんだけど・・・。ちょっと気になる。



posted by じゃじゃまま at 16:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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