2015年04月26日

【怪しい彼女】

《★★★★★》

口うるさいばあさんが写真館で50歳若返ってしまった。
このばあさん、本当にうるさくて、お嫁さんもストレスで倒れてしまうくらいのクソばばあ。
孫からも「おばあちゃんのせいだ」と陰口されて、昔の知り合いからも罵倒され、普段あんなにうるさいばあさんがたまにしょんぼりしてると、ちょっと可哀相にも思えてくるけど、こういう人は性根変わらないからね。

50歳若返ってしまっても、口調やしぐさがばあさんのままなんで、思い切りコメディだよね。
そうとは知らない孫とバンド組むことになったり、その孫に告白されそうになったりと、やっぱりこのばあさん只者じゃない。

オードリー・ヘップバーンに憧れて、オ・ドォリと名前を変えたけど、なんかイモトアヤコに似てた。
孫と一緒に歌番組に出て歌った時に、彼女がこれまで歩んできた人生が分かって、泣けたね。
駆け落ちして結婚したものの、お腹に子供がいるときに夫に先立たれ、その後女手一つで息子を育て上げた。
苦労もたくさんあったろう、強くなくちゃ生きていけない、そんなばあさんの過去が分かって、本当に泣けた。

ばあさんがいなくなって、心配してた家族だけど、息子はある時オ・ドォリが母ではないかと気付く。

そして一番大事な歌番組出演の日。当然運命の日を迎える。
遅れそうになった孫が急いで会場に駆け付けようとすると、鉄板ネタの交通事故。
輸血しなくちゃならない。だけど、血を抜くと、実は若返りの魔法が解けて老化が始まってしまうんだ。
だけど大事な孫のために、オ・ドォリは病院へ駆け付けると、息子が言うんだよね。

「かつてニギレと呼ばれていた子をご存じですか?」と。そして語り始める。
「このまま行ってください。そして新しい人生を生きてください。夫に先立たれ苦労しなくてもいいように、生きていくためにきつい女性にならなければならなくなった、そんな人にならないで済むように」って。

今まで散々笑ってた映画だったけど、歌のシーンとこの息子のシーン、号泣だったよ。
冴えない息子役の役者だと思ったけど、強烈ばあさんに、心優しい息子とその嫁には、あの冴えない感じの役者さんたちがぴったりだったね。

私もできればばあさんには、若い姿のままで、あのプロデューサーとの恋を成就して欲しかったけど、やっぱりばあさんのパワーは本物だね。
かりそめの若い姿よりも、やっぱり息子や孫が大事なんだよね。
泣けて笑えて、最高でした。

posted by じゃじゃまま at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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