2014年11月02日

【少女は自転車にのって】

《★★★》

厳格な宗教戒律によって女性の行動が制限されているサウジアラビア。なんて厳しいんでしょう。
女性は顔出しちゃいけない、とか男性が見てるからって建物の中に隠れたりとか。
え〜、って感じ。

そんな社会の中で、活発なワジダは近所の男の子と平気で遊ぶし、自転車にも乗りたい。
だけど、自転車は男の子の乗り物、ってみんな反対する。
運ばれていく自転車に一目ぼれしたワジダは、どうしても欲しくてお金を貯めるためにこっそりアルバイトをする。
厳しい校則と厳しい校長。しょっちゅう問題を起こすワジダはそりゃ、問題児。

家ではパパが滅多に帰ってこなくて、そんな夫をママはひたすら待ち続けてる。
どうやらすごい女性差別の国なんだね。家系図には男性しか乗らないし、ワジダしか産めなかったママは、どうやらパパの実家では立場がないらくて、なんとパパは第二夫人と結婚するらしい。
ちょっと八つ当たり気味のママだけど、とっても美人なんだよね。

なんとしても自転車のためにお金が欲しいワジダは、コーランのコンテストに出場する。だって優勝賞金がすごいんだもん。
今まで不真面目でコーランなんて人前で抑揚つけて歌うなんてできなかったのにね。

パパの結婚式が決まったのか、ママは深く悲しんでいる。そんなときに、ママが心をこめてコーランを読み、それがワジダの心に届いたのかな。
大会当日、優勝候補に残ったのは三人。緊張のため優秀な友達も詰まる中、ワジダもちょっと詰まりながらも、気持ちを切り替えて、心をこめてコーランを読みあげる。

もちろん優勝したのはワジダ。
賞金の使い道を正直に答えてしまったために、厳格な校長は賞金を兵士たちに寄付すると決めてしまった。
そりゃないよ。

サウジアラビアってすっごい国なんだね。
厳しい〜。

しょんぼり帰ったワジダ。傷心のママが迎えるけど、ママは強くなったんだ。パパが他の女性を選んで、もうワジダと二人で生きていくと覚悟を決めたママだから、世間の目とか窮屈な決まりなんかでワジダを縛らない。
ワジダのために、彼女が一番喜ぶものを、ってママはパパを取り戻すために貯めたお金で、ワジダに自転車をプレゼントする。
ワジダの心が、これからもっと自由に生きていくことを願う。あの少年と共に。

posted by じゃじゃまま at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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