2014年11月02日

【桜、ふたたびの加奈子】

《★★☆》

交通事故で娘を亡くした夫婦の、奇跡と再生の物語。

小学校入学の日。車を降り友達の待つ門へと走る加奈子と、カメラを探す母、容子。
一瞬の出来事だった。加奈子は車に撥ねられてしまう。
あの時、カメラなんか探していなければ、加奈子の手を離さなければ・・・。

子を持つ母なら、誰もがそう後悔する。

一人娘を失った信樹と容子夫妻。
死を受け入れられない容子。一人、四十九日、一回忌、三回忌と行事に参加する信樹だった。
ある日、シングルマザーとして身ごもってしまった正美と出会う。
いつしか容子の心の中には、正美のお腹にいる子供が、加奈子の生まれ変わりでは?という気持ちが芽生え始める。
生まれた赤ちゃんの手のひらには、加奈子と同じほくろがあり、容子は確信する。
シングルマザーで育児にも熱心でなさそうな正美から、いつか加奈子の生まれ変わりである赤ちゃんを引き取る決意をし、数年経つ。

正美の小学校時代の恩師である沙織も加わり、正美と沙織には同い年になる子供がいて、これが後の奇跡となるんだけどね。

いつまでも加奈子の死を受け入れず、前を向こうとしない容子に、信樹は離婚を申し出る。
そこで初めて容子は自分の決意を語り、正美の子を引き取るという行動に出る・・・が、正美の父からは「バカにしないで欲しい。この子は正美の子だ」と言われ、正美も迷うが、初めて母親として子供を愛し始める決意をする。

信樹と容子、正美、沙織夫妻で花見に行った日。
沙織の長男である健一が「僕の前のママ」と容子に言い、容子たちの飼ってた犬が行方不明になった日、沙織の家に居着いていたことも知る。
それはまるで加奈子の生まれ変わりである健一を守るために、沙織の家に向かった、ということ。

容子は思わず健一を連れ出してしまう。
普通ならここで大騒ぎだよね。一瞬騒ぎだすけど、信樹によって猶予をもらう。
生まれ変わり、それを本当に信じたのかは分からないけど、あの展開からすると生まれ変わりなんだろうな。

大事な人を亡くした者たちの再生の物語、ここでそんなファンタジーが必要かどうかは疑問だけど、ちょっと微妙な展開だった。

吾朗ちゃんの夫役が、なんかしっくりきて、大人になったな〜とちょっと好きになった。


posted by じゃじゃまま at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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