2014年08月03日

【マレフィセント】

《★★★》

「眠りの森の美女」の悪の妖精の視点から描いた物語。

なぜ、マレフィセントは悪い妖精になったのか、なぜ、呪いをかけたのか。

その答えのために描かれた、マレフィセントのための映画。
今まで知っていた「眠りの森の美女」のお話とはまるで異なった設定。

王女の父は、すごく嫌な奴で、マレフィセントとその昔淡い恋に落ちていたのに、自分の野望のために裏切り、その結果、マレフィセントの怒りを買い、オーロラ姫に呪いをかけたってわけで。
この流れに自然に感情移入できるように、オーロラ姫の父、ステファンはことごとく嫌な奴に描かれている。

そして主人公はマレフィセントのなんだけど、結局はアンジェリーナ・ジョリーのための映画と思わざるを得ないっていうか、アンジーをそこまで悪役にできないっていうか、悪い妖精にならざるを得なかった理由を観客に示しつつ、呪いをかけたオーロラに深い愛情を注ぐところもちゃんと描いている。

ちょっと役立たずのいい妖精たちが、子育てに悪戦苦闘している様子を、見守り(監視?)つつ、窓からそっとオーロラを見つめるマレフィセント。
「醜い子」と呟きながらも、その眼差しは、いとおしさが溢れてる。

そして、心優しく美しく成長したオーロラを、やがて深く愛するようになり、自分でかけた呪いを解こうとするも、解くことができず、後悔する姿は痛々しいけど、マレフィセントにそんな心があったこと安堵する。

マレフィセントを裏切ったステファン王との闘い。
オーロラ姫の呪いを解くのは、白馬の王子様のキスではなく、真実の愛、マレフィセントの深い深い愛だった、っていう新しい視点。

悪役はステファン王であって、オーロラは、ステファン王敗れた後、マレフィセントと共に共存の道を選び、あんまり役に立たなかったけど、白馬の王子様と結ばれる、めでたしめでたし。

アンジェリーナ・ジョリーの映画でした。

posted by じゃじゃまま at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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