2014年04月06日

【アンコール!!】

《★★★》

マリオンの楽しみは老人の集まりの合唱団。その活動をバカにしながらも病弱なマリオンのために、送り迎えをアーサーはしている。気難しいアーサーは、マリオンの合唱仲間たちにも無愛想で、一人息子ともうまく会話ができず、溝を深めている。

そんなアーサーと息子を心配しながらも、マリオンはガンが再発してしまい、練習に行くことが難しくなる。
代わりにアーサーが参加するようになるまで、そりゃあ、気難しいアーサーだもん、いろいろあったよ。
だけど娘同然に若いボランティア教師のエリザベスに叱咤され、徐々に心を開いていく。

だけどなかなか息子とは素直に向き合えないアーサー。
マリオンは最期に「いい息子よ」とアーサーに呟き、そのまま目覚めない眠りにつく。

この映画は、家族というテーマを観ているこちらの心を結構えぐってくる。
どうしてアーサーはあんなに息子に冷たいのか。本当は嫌いでもなんでもないのに、ついついそっけなくしてしまい、息子はそんな父親に失望していく。
愛してるのに素直に言えない父親と、愛されてない寂しさで反発してしまう息子。

そしてアーサーは、マリオンにはあんなに愛情を注ぐのに、どうして息子にはできないのかな〜って。
あんな偏屈なアーサーが、どんな風にあんなに心優しいマリオンの心を射止めたのかもとっても気になる。
偏屈なじいさん、偏屈なのに妻にはたっぷりの愛情、なんかあり得ない図だけど、でもああいう偏屈なじいさんに大事に、大事にされるのって女性として幸せだよね〜。

そっか、アーサーは照れ屋なのか。だから息子に言えないのか。それとも愛するマリオンが病気になり、その悲しみでいっぱいで息子にまで気が回らないのかな。

マリオンが死んでしまい、打ちひしがれるアーサーが、マリオンがあれだけ楽しみにしていた国際合唱コンクールに、マリオンのために出場する。
孫娘の「おじいちゃん、頑張って!」はてっぱんの演出だけど、やっぱりあの一言はいいね。
そして、隣の席で泣きそうな顔で父親を見つめる息子も。

親子ってどんなに反発し合ったり、許せないって思ったとしても、父と子、母と子の繋がりは越えるんだよね〜〜。
でも思ったほど歌で燃えなかった。


posted by じゃじゃまま at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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