2014年03月28日

【ザ・タワー超高層ビル大火災】

《★★★★☆》

地上448m。そこで起こった大火災。逃げまどう5700人の人々。108階から脱出できるのか。
幼い頃観た【タワーリング・インフェルノ】を彷彿させる、そしてそれを上回るパニック映画。

超セレブな人々が暮らす超高層ビルスカイタワー。レストラン街も完備しており、クリスマスを108階で祝うパーティの準備の真っ最中。
シングルファーザーのデホは、ビルの施設管理チーフ。フードモールのマネージャーのユニに恋心を抱いている。
二人の恋の進展にヤキモキする同僚や一人娘のハナ。ちょっとしたボヤ騒ぎがあり、デホは設備の不備を指摘するも、パーティ準備に忙殺されるスタッフたち。会長はヘリから人工雪を降らせる計画を強行突破させようとしている。

消防署のヨンギ隊長は、夫婦水入らずのクリスマスを過ごしたことがなく、仲間たちに「今日こそは・・・」と言われ、初めて妻と過ごすクリスマスのためにケーキを予約する。
そんな温かい消防署に、熱い理想に燃える新人のソヌが配属される。ちょっといたずらな歓迎セレモニーを受け、ソヌも一員と迎えられる。

息子の学費のために必死で働く清掃員のおばさん。学費の前借も、嫌味なセレブ住人の議員夫人にも、愛する息子との生活のために必死で屈辱にも耐える。
宝くじが当たって晴れてスカイタワーの住人となった司祭も、引っ越し祝いで餅を配るも、あの嫌味な議員夫人に一蹴される。

これから始まる大災害、大パニックに備え、すべてのキャストは揃った。

クリスマス、会長が強行突破したヘリでの人工雪のプレゼント。みんな一瞬うっとりしてロマンチックな演出に酔いしれる・・・が、強風に煽られたヘリコプターがバランスを崩し、ビルに激突!大破する。

人々は一瞬にして大パニック。エレベーターへ人々が殺到するが、デホの一人娘ハナとユニは乗り遅れてしまう。途方に暮れるが、こうしていられない、なんとか下に降りようと必死で脱出口を探す。
一方、エレベーターに乗れた人たちは、機械系統が故障して止まってしまい、下から迫りくる炎に巻かれ悲惨な最期を遂げてしまう。
この未曽有の大火災に、消防員たちの決死の救出劇が加わる。初めてのクリスマスを過ごすはずだったヨンギ。今日こそは奥さんと、と後輩たちがどんなに言っても、ヨンギ隊長は、やはり炎の男。
人々の救出に、スカイタワーへ飛び込む。

121分という長さなのに、まったく飽きさせず、夢中で観た。
デホとユニの恋。どこかのお偉いさんと老女の恋。清掃員のおばさんと息子の親子愛。隊長と部下たちの仲間愛。たくさんの人間模様があって、笑いもあり、涙もあり、あの議員夫婦には怒りしか湧かず、韓国映画では天誅は下されないのね。

【TSUNAMIーツナミ】でも思ったんだけど、劇中に一人木偶の坊がいて、役立たずのくせに最後まで死なない、そんな役どころがここでも一人いた。
厨房で働く調理師。失敗ばかりでバーで働く彼女にプロポーズしてる最中に災害に遭遇。結構、ヤバい場面もあるのに、やっぱり死なない。ああ、【TSUNAMI】と一緒だ〜と嬉しくなった。

できれば全員助かって欲しかったけど、全員助かったら助かったで物足りないのも事実。ここでは悲しい犠牲となったのは、よく分からないけどあの年老いたカップル。

そしてヨンギ隊長。これは・・・そう来るか、やっぱり??と思いながらも覚悟。
誰も取りに来ることのなかったクリスマスケーキ。救助活動の終わった現場で、泣き崩れる奥さんの姿が焼きついた。
奥さんの出番は少なく、ほんの1〜2シーンしかなかったけど、あの泣き崩れるシーンだけですごい強烈。

すっごいよかった。韓流って私全然はまらず、ドラマも、え?そういう展開ですかい?って(いうほど見たことないけど)基本好きじゃないんだけど、映画も特に韓国映画だからって観るわけでもない。だけど、案外観終わった後超感動してることがある。



posted by じゃじゃまま at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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