2013年03月03日

【ブライズメイズ史上最悪のウェディングプラン】

《★★★★★》

大満足の★五つ。
冒頭から過激、下ネタ満載、お下品っぷりもなかなか。これは本当はコメディで抱腹絶倒ものなんだけど、私は号泣してしまった。

ケーキ屋はつぶれ、一緒に経営していた男には逃げられ、仕事はイマイチ、今付き合っている彼氏には都合のいい女扱い。
落ち込んだ時には親友と心ゆくまでおしゃべりして、馬鹿話で笑うのが一番。
ところが青天の霹靂。幼馴染みで親友のリリアンが婚約した。
心から喜んであげたいのに、やっぱり寂しいアニー。
それでも親友からブライズメイドのまとめ役、メイド・オブ・オナーを頼まれ、張り切ってパーティを仕切る・・・はずだった。

ところが、リリアンの婚約者がセレブで、お仲間もセレブってことになるよね。いつの間にかリリアンもそっちの仲間になりつつあって、これまた寂しいアンド面白くないアニー。
他のブライズメイドを紹介されると、みんな曲者ぞろい。中でもリリアンの婚約者の上司の妻であるヘレンは、も〜〜〜、半端じゃない。
自分が一番ってタイプで、アニーがリリアンへの祝福の挨拶をすると、なぜかヘレンまで挨拶。嫌な予感は的中で、負けじとアニーもマイクを奪い・・・何度奪い合いが繰り返されたことか。
リリアンの親友は私よアピール大会になってしまった。

呆れるリリアンたち。羞恥心と屈辱でアニーは帰りの車で大爆発。そこへパトカーがやって来て、違反切符を切られる。つくづく人生のどん底。
誠実な警官ネイサンは、アニーがケーキ屋のオーナーだったことを知ると違反切符は切らず、代わりに修理工場まで紹介してくれるという優しさ。もうちょっとハンサムだったらよかったのな。

ブライズメイズの打ち合わせで、アニーの紹介で入ったメキシコ料理店。見た目は悪いけど味は抜群・・・のはずだった。ヘレンだけは口もつけず、一行はその後ドレスの試着へ。
ところが、ここでも事件勃発。

なんとさきほどのメキシコ料理店で食中毒になってしまった。
嫌な汗をかき、顔面蒼白だったから、まさかまさかと思っていたら、ドレスは台無し、まさにそこは地獄絵図。リリアンはなんとトイレへ行こうと外へ出たところで・・・通りを渡りきれずに無念の・・・。

ここでもヘレンとアニーの鬼気迫る睨みあい。
もちろんアニーの味方なわけですよ、私は。同じく庶民だしね。ヘレンなんて目の仇。
だけどね〜、人生ついてないときはなにをやってもついてないわけで、アニーは背伸びせずに自分らしくあって欲しかった。
いやいや、アニーは自分らしかったんだ。だけどヘレンが意地悪するからアニーも意地になっちゃったんだよね。全部裏目に出てしまう。

それにしてもアメリカ人ってのは、気にしない人柄なのか。
食中毒のお店に連れて行った人を、まったく警戒せずにその後普通に接してる彼女たちには、あんまり執念ってないのかな。
懲りずに、今度はベガスに行くことになった。飛行機が苦手なアニーはここでもまたやってしまう。

飲みすぎたアニーは悪酔いし、客室乗務員に言いがかりをつけた挙句、飛行機でパニックを起こし、バスで強制退去させられる。
リリアンから、メイド・オブ・オナーから降りてもらうと告げられ、さすがのアニーも認めざるを得ない。

どうにもアニーの星廻りが悪いんだよね〜。

そして、アニーが落ち込んだ時、いつの間にか励ましてくれてるのがネイサン。もうちょっと2枚目の方が私は嬉しかったけど。でも素直に笑い合える二人は素敵だった。
なのになのに、その誠実なネイサンから逃げちゃうんだよね〜。
人間、どん底のときって逆に人に素直になれないもんで。馬鹿だな〜って本当に思う反面、もしも自分だったら素直になれるか?って思うと、私もアニーと同じかもしれない。

アニーの底は、まだ深かった。

ヘレン主導のパーティで、とうとう、とうとう、アニーは本当に壊れてしまった。
大事な親友のパーティ。リリアンが主役の、祝福すべきパーティで、リリアンをヘレンに盗られたアニーはもう我慢できなかった。
制止する母親にも耳を貸さず、台無しにしてしまう。
リリアンの「私のパーティなのに!どうして祝福してくれないの?」って叫びが、辛い。
でも二人が本気でけんかする様子は、リリアンがアニーのことを大事に思ってるのも伝わってきて、アニーはもう嫉妬に狂ってるのが丸分かりだけどね。ちょっと嬉しかった。
でもとうとう、式には来ないで!って言われちゃうんだけどね。

リリアンともけんかして、ネイサンの優しさにも飛び込めないアニーは、こっちも辛いよ。

本当に一人になってしまったアニーのところへ来たのは、リリアンの婚約者の妹で、変人のメーガンだった。
太ってブスなメーガンは、自分のことを実はよく分かっていて、それでも強くあろうと、人の痛みの分かる女性だった。
「自分の不幸を人のせいにするな!」ってメーガンの言葉と、アニーのなにをやってもうまくいかない辛さに、号泣してしまった。

コメディでもあり、一人の女性の成長物語でもあるんだよね。この映画でこんなに号泣したのって私だけだったりして。

ネイサンの誠実さにようやく向き合う勇気が出たのに、ネイサンは心を閉ざしてしまった。なんてこった!

そんなとき、またもや事件勃発。
式当日。リリアンが失踪してしまった。泣きつくヘレンに、「あなたはリリアンの親友なんでしょ」と言い返すが、ヘレンは「今までのことごめんなさい。あなたたちの仲を裂いて悪かった」と自分には友達がいないこと、だから邪魔をしていたことを打ち明け謝る。
もちろん、アニーは許さずいちいち突っかかるけど、内心では、ヘレンに同情してたかもしれない。だんだんと怒りが氷解してるのも分かる。

ネイサンしか頼る人がいなくてあの手この手でネイサンに近づくけど、そんなことしてる間にも時間は過ぎちゃうんじゃないの?って心配になるくらいしつこくネイサンにアピールしてたよね。
結局リリアンはアパートにいて、当然仲直りもするし、無事に式も迎えるんだけど。

式の後にネイサンが迎えに来てくれるのが本当に格好よくてよかった。

アニーの年齢設定がイマイチ分からなかったけど、どうやら40代みたいで、え〜〜〜!って感じだけど、まあ、ネイサンも人柄ってことで、アニーの成長と新しい恋が本当によかった。
感動しました。

DVD買おうかな〜って思ってるくらい。

posted by じゃじゃまま at 01:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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