2011年12月02日

【ハーモニー 心をつなぐ歌】

≪★★★★☆≫

感動作。
夫の暴力からお腹の子供を守るため、夫を殺害したジョンヘ。
刑務所で出産したジョンヘは子供にミヌと名付け、法律で18ヶ月だけ育てられるため、同房の仲間たちや優しい看守と共に、罪を償いながら子供と過ごす幸せを感じている。

ミヌの1歳の誕生日。仲間や看守と誕生パーティをし、記念写真を撮る。みんなで上着を脱ぎ、なんで脱ぐのかな〜って感じた疑問は後ほど解かれる。
ある日慰問で来た合唱団の歌声に感動したジョンヘは、自分たちでも合唱団を作りたい、と訴える。
そして成功できた暁には、刑務所の中しか知らないミヌのために特別外泊を願い出る。

同房の中に、元音大教師の死刑囚ムノクがいる。彼女は夫と教え子に裏切られ、憎悪から子どもたちを車に乗せたまま、夫と愛人をひき殺した罪で服役している。
人を教える立場ではないと固辞するムノクを説き伏せ、合唱団はスタートする。

ここには、愛する家族を守るために犯罪者になった者、家族に裏切られ絶望している者、家族に見放された者、それぞれが傷を負い、それでも歌声で救われようとしている。

彼女たちの歌声は、救われようとしている者たちから、人々を救う歌声にもなっていく。

自分には母親の資格はないと養子へ出す決意をしていたジョンヘは特別外泊の日が、ミヌとの別れの日となった。

数年が経ち、合唱団の成果が認められ、ソウル市内で行われるクリスマスコンサートに特別出演できることになった。
囚人ということで窃盗の疑いをかけられる彼女たち。所長の「彼女たちは囚人の中でも模範囚なんです」と責任者に叱り付けるシーンは、善と悪の一線を越え、人間としての信頼を感じてよかったな〜。

クリスマスには奇跡が起こる。

舞台で歌う彼女たちに、子供たちがキャンドルを持って上がってくる。そして、一人一人と手を繋ぐ。ジョンヘと手を繋ぐ男の子、手を見るとそこには見覚えのあるほくろが。

ロビーで親子連れがジョンヘの元へやって来て、母親から紙袋を渡される。そこには、ミヌの今までの成長の写真と、1歳の誕生日の写真が貼ってあるアルバムが入っていた。
韓国では、情報が公開されているのかという疑問が多少あったけど、ここは一番の感動どころだからいっか。
誰の子かっていうのは教えてもらえるの?これも心優しいあの看守の気遣いなのかな。

娘に恨まれ捨てられたムノクだけど、会場には娘の姿が。こんなに頑張ったムノクなのに、死刑囚には変わらない。
恩赦があってもいいんじゃいかと思ってしまった。

家族で過ごす家があって、そこでムノクは最後に娘と息子と過ごすことができた。

ムノクの死刑執行には、優しい看守も、厳しかった課長も、所長もすべてが悲しみ、これはジョンヘとミヌだけの物語なんかではなく、それぞれの物語なんだよね。

今思い出しても泣ける。

★五つにできなかったのは、ムノクが可哀相で・・・。

それにしても韓国の刑務所は、あんなに自由なの?





posted by じゃじゃまま at 17:15| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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