2011年01月05日

【しあわせの隠れ場所】

≪★★★★☆≫

ホームレスの青年と、彼を引き取り世話をした一家。やがて青年はアメフトの有名プレーヤーとなるが、青年と一家の出会いと絆の実話。
サンドラ・ブロック演じる、リー・アンのさばさばした演技も、サンドラ・ブロックっぽくなくて演技って感じだったけど、でもそれがリー・アンなんだろうなって、女優のブロックがよかった。

ドラッグ中毒の母親と引き離され、里親を転々とするマイケル。彼の世話をしてくれていた自動車整備工の一家にも負担をかけていることを悟ると、また一人で家を出て、ホームレスの日々を送る。
そんな雨の日に出会ったリー・アン一家。夫は飲食店のオーナーで、リー・アンはインテリア・デザイナー。高校生の娘と、小学生の息子もいる。
たった一泊のつもりが、マイケルの持つなにかに惹かれたリー・アンは、そのまま世話をすることを決める。
最初は何も知らない青年、多少の不安はあったけど、優しい気性、真っすぐな気持ちに、リー・アンは法的にも彼の保護者になることを決意する。

家族となったマイケル。偏見を持たないチアリーダーの娘も、マイケルを兄貴と紹介する弟SJも、夫も、気持ちよかったし、ドラマ「カイルXY」のようだ。
体格は恵まれているのに、ルールを知らなかったマイケルのために、SJがアメフトの特訓をするところも、グッドだし、マイケルの気性を知らずに指導するコーチに代わって、リー・アンがグラウンドにずかずかと入って指導するところは名シーンだね。

みんなが優しい。家庭教師も、教師もすべて。まるで映画だ。
どのエピソードも好きだし、すべてが愛すべき物語なんだけど、特に、マイケルの大学進学に疑問を持ち、取調べをする調査員が発端で起こった出来事。
ここで、マイケルは、なぜ自分がリー・アンの家に来たのか初めて疑念を抱く。もちろん、そんなのは調査員の誘導尋問みたいな言葉が原因なんだけど、マイケルだってそんなことこれっぽっちも思ってなかったはずなんだけど、でも、初めてリー・アンに苛立ちをぶつける。

リー・アンにだって、なんの策略もなかったはずだけど、でも、ここでマイケルと、一家は、ふと立ち止まる。私たちは一体、なぜ一緒にいるの?

そして答えは、出る。

調査員にマイケルが言う。自分がなぜミシシッピ大に行きたいのか。それはー
「家族がみんな行ってた大学だから」

このくだりは、実にいい。

赤の他人なのに、こんな風に家族として思える、それがすごくいい。
ついでに「カイルXY」も私のお気に入りのドラマだ。



posted by じゃじゃまま at 16:35| Comment(6) | TrackBack(1) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
じゃじゃままさーーん(*^_^*)
あけましておめでとうございます。って遅いか?(^_^;)
旧年中は仲良くしてくださってありがとうございます!
今年もよろしくお願いします〜!!
年末にたくさんコメントいただいていたのに
私ってばなんだかばたばたしていたので
今頃管理画面を開き、自分のレスの遅さに
驚いているしだいです。
本当にごめんなさいね。
こんな私ですが、どうか今年もよろしくです!!

あ、この映画は絶対に見ますよ!
ちなみに年末に「ロビンフッド」年始には
「ハリーポッター死の秘宝」←2回目
と言う感じで見ました。
図書館本が期限迫っていてそっちの消化が先で
感想も書いてません(^_^;)

こんな私ですけど・・以下同文で(笑)
今年もお互いいい本いい映画に出会いますように!
Posted by short at 2011年01月08日 12:47
shortさんへ
こちらこそ遅いですけど、あけましておめでとうございます!!
いっつもshortさんとは映画、遠慮なしでバシバシ語れるので楽しいです。今年もよろしくお願いします〜〜〜〜♪

私も年末年始、本が進まず、返却期間大幅に遅れてビクビクしながら返してます。休み期間中の録画も消化しなくちゃいけないし、本も読まなくちゃいけないし、映画も観たいし・・・【バーレスク】と【ジュリエットレター】(ブランチ情報で)観たいんですけど、レンタルまで待たなくちゃいけなさそうです。(涙)

【しあわせの隠れ場所】は、何度かスルーしたんですよね。飽きそうだな〜と思って。
でも誤解でした。始まりからずっと一度も睡魔に襲われることなく、見入っちゃいました。

今年も語り合いましょうね!
Posted by じゃじゃまま at 2011年01月09日 18:03
じゃじゃままさーん(*^_^*)
見ましたよ、これ。
すごく良かったです〜〜〜
こんな奇跡のような話が本当にあるなんて。
人間も捨てたものじゃないですね。
おっしゃるとおり何もかもが優しくて気持ちいい。
あのジャンキーの母親にさえ優しく接するアンリーの心根に、感動しました。
SJもとても良いですよね!
あの子役、役者ですね。
気に入りました。
スポーツの実話系はいいものが多いですよ。
いつもは後味の悪い映画ばかり見ているわたしも、こういう映画も大好きなんですよ!(笑)
Posted by short at 2011年02月01日 18:12
shortさんへ
ご覧になったんですね〜〜〜。
いいですよね〜、人の優しさに溢れてて、こんな風に人のいい面ばかりを見て暮らしてみたいですよ〜。(爆)
お金があるからってできるもんじゃないですよね。
そして、その好意を素直に受けることのできる人間ばかりじゃないですよね。
この物語って、善人の周りに善人が集まったいい例ですよね。

サンドラ・ブロックは今までのいろんな役で私なりにイメージができてたんですけど、それが全部消えて、アン・リーとしてずっと見てました。

後味の悪い映画といえば、以前shortさんのブログでその気になった【チェイサー】。あれはもう後味悪くて悪くて。(笑)
その他私の中で記憶に残るのは【CUBE】【オープン・ウォーター】。思わず見てしまうことはありますが、shortさんほど好んで見ないんですよ〜〜。(苦笑)
Posted by じゃじゃまま at 2011年02月02日 15:45
「家族がみんな行ってた大学だから」って台詞は良かったですね。観ていた私の顔が緩んじゃいました。
それにしてもアン・リー、どうしてこんなに人に優しく出来るんだろう。恵まれているから?愛されているから?そんな事考えながら見てしまいました。
Posted by なな at 2011年04月15日 23:33
ななさんへ
あのセリフは、彼らの絆を感じられてよかったですよね。
アン・リーが「次はピアニスト(だっけ?)を育てようかしら」なんてセリフがあったので、きっと人材発掘して育て上げたい人なのかな〜って思いました。(^^)
Posted by じゃじゃまま at 2011年04月28日 15:27
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しあわせの隠れ場所
Excerpt: JUGEMテーマ:映画 原題: THE BLIND SIDE 製作年度: 2009年 監督: ジョン・リー・ハンコック 上映時間: 128分 出演: サンドラ・ブロック, ク..
Weblog: ナナメモ
Tracked: 2011-04-15 23:33
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