2014年07月29日

【Love Letter】

《★★★》

およそ20年前に劇場で観た映画。
確か、不覚にも泣いてしまった、と記憶していた映画だったけど、20年ぶりに観ても、不覚にも泣いてしまった。

なぜ、不覚か。

ミポリンのための映画なんだよね〜。
当時も今も。
ミポリンは、当時も、今見ても、やっぱり演技が同じ。なんで優等生っぽい演技なんだろうか。
物語は、藤井樹、というキーワードで進む。

中山美穂演じる、渡辺博子の恋人、藤井樹の三回忌から始まる。山の遭難事故で帰らぬ人となった藤井樹。
まだ忘れられない博子と、その博子をずっと思い続ける樹の友人秋葉。
どうやら今は恋人らしいのに、未練たらたらと藤井樹のことを想っている博子。

樹の中学時代の卒業アルバムを見て、ふと、その住所に手紙を送ってみようと思い立ち、小樽の住所へ送ると、なんと手紙が届き、返事まで来る。

その住所には、これまた一人二役、中山美穂演じる藤井樹が住んでいて、お互い、誰から手紙が来てるのか分からないまま何度か文通することとなる。

二人の藤井樹は、なんと中学時代同級生だったという。

現在と過去が交錯しながら、結局はミポリンが愛される物語だったんだよね。

過去では、酒井美紀がミポリンの中学時代を演じ、柏原崇が男版藤井樹を演じる。
そして、大人になった時、中学時代、少年藤井樹は、少女藤井樹が好きだった(らしい)ことが判明する。

ここでも、結局、中山美穂は愛されてて、大人になり、神戸で出会った渡辺博子(中山美穂)に恋する大人になった藤井樹。やっぱり中山美穂は愛されてる。
しかも、友人である秋葉(豊川悦司)にも愛されちゃって。

なんだよ、ミポリンの映画だったんだな〜、やっぱり、って。

20年ぶりに観て、そうかそうか、と納得しながら、小樽に住む大人の女性になった藤井樹の、おじいちゃんの話に泣いた。
雪の日、樹のお父さんや樹を背負って病院まで走ったおじいちゃん。

多分、20年前も泣いたんだろうな。

話は、それなりによくできていたけどね。ミポリンが出てしまうと、ミポリン映画になってしまうんだよね。

柏原崇は、あの頃からいい男だったのね。


posted by じゃじゃまま at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 ら行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ウォールフラワー】

《★★★》

内気でうまく人と付き合えないチャーリー。高校入学初日から、卒業までの日にちをカウントダウンしながら、なんとか堪えようとしている。
同じ高校に通う姉にはボーイフレンドがいて、新入生はあっち行け、と言われる始末だし、初めてできた友人は、国語の教師だなんて泣けてきちゃう・・・。

でもこの教師の存在は大きかった。

この教師が、「去年は大変だったみたいだな」っていうんだけど、チャーリーは問題を抱えていて、入院をしていたらしい。
それは、親友が自殺したからなのか、それも妄想なのか、分からなかったけど、チャーリーは錯乱すると幻覚を見て危ない状況になるらしかった。それは、終盤で分かるんだけど。

内気で、誰もチャーリーの存在に気付かない日常は、ある出会いをきっかけに一変する。
技術の授業で、パトリックという上級生に興味を持ち、珍しくチャーリーは自分から近づいていく。
アメフトの試合で、パトリックと義妹のサムと知り合いになったチャーリー。サムは、チャーリーの抱えるなにかを感じ、友達が一人もいないことも見抜き、チャーリーを友人として迎える。

こうして、チャーリーには友人ができて、やっと自分の居場所を見つけた、と感じる。
家族も本当にチャーリーを心配していて、「いい友達ができたようだな。なにかあったら、友達に相談できるな?」ってお父さんが言うんだけど、チャーリーにとっては、やっとできた友達だからこそ、自分の抱えるものを打ち明けて壁を作られたくない、って思うよね、だから本当は言えないんだよね。

でも、それをお父さんやお母さんには言えないんだよね。心配かけたくないし。

ちょっと暗くて、想像してた【恋しくて】みたいな物語ではなかったけど、でもなんだろう、ずっしりと言い映画だなって思った。

パトリックには秘密があって、アメフトの花形スターとの秘めた交際。そんな隠し事もチャーリーには嬉しいことだし、ボーイフレンドがいるサムに片思いするのも、そんなつもりで行ったわけじゃないダンスパーティで、相手の女の子から「今日から彼氏」なんて言われて、言えないままずるずる付き合ってしまうのも、青春だな〜。

ところが、ひょんなことから好きなのはサムってばれてしまって、仲間から総すかんをくらってしまうチャーリー。
しばらくは距離を置け、って言われて、またまた孤独なチャーリーになってしまった。

友情復活のエピソードもよかったよね。
パトリックの秘めた恋人のお父さんに二人の関係がばれてしまって、きっと原作ではきちんと描かれてたんだろうけど、学校中から変な目で見られるパトリック。アメフトの仲間から野次られ、恋人だった選手は知らん顔。
どんな風に学校には噂が流れたんだろうね?

ゲイ同士だからお互い様なはずなんだけど、どうやらパトリックだけが奇異な目で見られてたから、全部パトリックに被せて、自分は付きまとわれてた?とか、その辺は映画ではよく分からなかったけど、とにかく食堂でパトリックがアメフトの奴らに殴られてるところを、疎遠になっていたチャーリーが助ける。
学校で一番目立たない壁の花君が、殴りかかって仕返しするんだよね。

この一件で、サムから「あなたは私の兄を助けたのよ」って仲直り。

だけど、みんなは一足先に卒業してしまうんだよね。
傷心のパトリックに付き合う日々も、やがてはそれぞれが自分の進路に向かって歩き出す。

サムも進学のために旅立つ日、チャーリーは子供のころ、大好きだった叔母から受けた性的虐待を思い出し、精神が崩れる。
サムやパトリック、チャーリーの高校時代を変えてくれた人々が去ってしまい、その寂しさもあったのかな。

チャーリーの異変に気付いた姉が、すぐさま友人に「私の家に警官を行かせて!!」って叫んだとき、家族の絆を感じた。
なんだかんだとチャーリーのこと心配してるんじゃない。

またもや入院することになったチャーリーの元へ、遠くへ行った兄や姉が見舞ったり、どんなに家族がチャーリーのこと心配してるかって、問題のある末っ子だけど、家族を感じた。

退院したチャーリーに、きっと両親が連絡したのかな、パトリックとサムが会いに来て、ドライブに行くシーンは、彼らが友達になった一年前を思い出して、キュンとなった。
それからのことは分からない。
大学へ行ったサムや、音楽に近い町へ進学したパトリックたちと、下級生のチャーリーがいつまで友情を続けることができたのか。

でも、先のことよりも、その時を必死で生きてるチャーリーが、残りの高校生活を自分らしく過ごしていくのではないだろうか、ってそう思いながら観終わった。

チャーリーの理解者である国語の教師が、そのまま学校に残ることにしたのも、希望の光かな。


posted by じゃじゃまま at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月21日

【ブリングリング】

《★》

本当に今回は不作だ。
なんだよ、この話。

これも予告に騙された。
実際に起きたティーン窃盗団「ブリングリング」の青春群像劇、とでもいうのか?

監督はソフィア・コッポラ。
まったくストーリー性もなく、頻繁にセレブの家に空き巣に入って盗みを繰り返す若者たち。
なにが楽しいのか、まずそこからして理解できない。
ま、どこにでも悪いことを楽しいと感じる若者はいるし、そういう子たちの話なんだけど、この子たち、盗みに入った話を武勇伝のように仲間に吹聴して、ブログにも載せて、よくばれないもんだよね。

パリス・ヒルトンとか有名人の家に入ったこと吹聴したら、いつかばれるもんだよね。

結局は防犯カメラに映って公開されちゃうんだけど、この子たち捕まってもまるで罪悪感なんかない。
親も、「証拠はないから」とか、その姿勢に、ああ、アメリカだな〜と思う。
アメリカはタバコで病気になったことすら、タバコ会社を訴えるくらいだし、コーヒーこぼして火傷したら、店が悪いと訴えるもんね。

本当、三作続けて、みんな不作で、あと一作残ってるんだけど、観るのが怖い。



posted by じゃじゃまま at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【FLU 運命の36時間】

《★★★》

突っ込みどころ満載。
すごい致死率のウイルスが韓国の市内に撒き散らされた。ベトナムからの密入国者?人身売買か?
コンテナに押し込められた人々を受け渡すために、頭の悪そうな兄弟が扉を開けると、死体がいっぱい。
びびって腰抜かしてると、生き残った少年が出てくる。少年を運ぶ最中に、弟は具合悪くなり、その隙をついてサイモンは逃げ出し、見失ってしまう。

実は、市内にウイルスを蔓延させたのってこの弟なんだよね。元はあのコンテナの中だけどさ。

薬局でゴホゴホ咳して、次から次へとマッハの勢いで拡散していく。
病院には次々に患者が運ばれ、医師たちも戸惑う。

救助隊員のジグは、車の落下事故でイネと出会い、一目ぼれするが、イネには娘ミルがいて、この二人の女性に振り回されることになる。
韓国の女性って本当に気が強いよね〜。観る映画、観る映画、みんな気が強くてしかもすごい自分勝手。
なんか嫌になった。
全然笑えない上に、同情も共感もできない。

市内にウイルスが蔓延し、もはや判断のできない政府。いちいち反対意見を述べる議員、アメリカに全権をゆだねようとする首相。大統領と首相の意見が対立しちゃって、どっちがえらいの?

火災映画の時もそうだったけど、韓国映画って政府がいい加減でも最後になんの救いもないままなんだよね。
日本なら嫌な奴は、最後に天罰下るんだけど、韓国ってそのまま。
これも国民性なのか?例の船の事件もあったから、この政府の無責任さがリアルで、映画でもそう描かれるくらいだから、このまんまなんだろうね。

なにがびっくりって、イネは医師なんだけど、自分の娘が実は感染していて、でもそれを隠したままキャンプ地にいたり、ジグが身代わりになって連行されるときも、黙ってるの!!!!
お前に良心の呵責はないのか?良心、常識ってもんが、イネにはないんだよね〜。

それでもイネを好きなジグって・・・韓国の人を選ぶ基準が分からない。

しかも、イネは娘を助けるために感染しているミルを病棟に入れるんだよね!たまたまモンサイとミルは知りあいだったからモンサイは協力してくれたけど、そんなことイネは知らなかったわけで、こんな倫理観のない医師がいるんだ。ま、実際には映画だけど、そういうキャラを登場人物にするくらいだから、あちらではこれは普通の感覚なのかしら?

感染拡大を防ぐために、生きたまま感染者を焼却する政府。医師のくせに自分の娘を助けたいためだけにルールを無視するヒロイン。
どんどん感染者が死んでるのに、イネの娘だけはなかなか死なないし。すっごいご都合主義。
あそこまで斑点出てて、しかも一度は袋に入れられて焼却されるために棄てられたのに、どうしてあんなたくさんの袋の中から都合よく見つけるかな。

間に合わない距離から走って間に合うのもなんだかな〜、だし。
せめて娘が犠牲になれば、涙ながらもオチがつくのに、生き残ってしまうから、この映画、身勝手さばかりが目立って腹が立って終わった。

辛口批判ばかりですみません。でもそれくらいイネの行動は反感買うものばかりだった。
冒頭の、落ちた車の中からカバン取って来て、とかさ。



posted by じゃじゃまま at 17:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【パニック・トレイン】

《★★》

あ〜〜、なんか今回不作。
この映画は、予告がうまかったんだね、騙されたよ。
医師であるシングルファーザーのルイスと息子もマックス。列車の中で病院からの連絡を受けたルイスはこのまま病院へ向かうことを告げ、マックスは不貞腐れる。
途中から乗って来た美人なサラと意気投合したマックス。ルイスは少しウトウトするが、列車が途中で止まり、線路を人が這っているのを目撃したルイスは不穏なものを感じる。

そして列車は動き出し、ルイスは車掌を探すがどこにもいない。停まるはずの駅も通過し、もはや異常事態以外のものではないと騒ぎ出すが、夜の列車には、ルイスたち以外には、乗客と剣呑な感じになった反抗的はヤンと、偏屈っぽい銀行家の老人、心臓に持病を持っている老婦人しかいなかった。

なにがつまんないって、最初はドキドキしてたんだよ、まるで【激突!】みたいに犯人が分からず、不気味なところも。
でも最後まで犯人分からず、目的も説明されないまま終わったんじゃ納得いかないでしょ。

老婦人はショックのあまり心臓発作で死んじゃうし、険悪だった銀行家とヤンも最後は力を合わせて犯人の暴走を阻止するために頑張るけど、あれ!?っていう間に銀行家死んじゃって。

本当、一瞬の出来事で、まじ?って感じ。

それにね〜〜、止まらないから犯人のいる前の部分とルイスたちのいる後ろの車両を連結部分で切り離す時。
「ちょっとどいてくれ」って言われて、ルイスもどうして前の車両に移動するかな。

切り離したら、そっち行っちゃったら、犯人と一緒に暴走しちゃうじゃんって、突っ込んだね。

案の定、ルイスは犯人と同じ車両の方に残っちゃって、なんと!飛び越えて移って来るんだけど、絶対無理でしょって距離。
そんなにうまくいくくらいなら、犯人の動機とかさ他の所もうまいことまとめて欲しかった。

クレジット見ると、日本人だか日系人だからしき名前があって、おいおい、日本人も制作に加わってるなら、きっちりとオチはつけるようアドバイスして欲しかった。


posted by じゃじゃまま at 17:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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