2013年12月29日

【きっと、うまくいく】

《★★★★★》

文句なしの五つ星!!!!!
インド映画はそうだ!長いんだ、と思い出したのが、上映時間の170分を見た瞬間。
こんなに長い映画、【風と共に去りぬ】以来かも!?

ところが2時間50分。まったく苦痛にならずに、そのまま観ていたいとまで思ってしまうほど、三人の青春時代に浸かってしまった。

物語は、名門ICE工科大学で出会った三人のおバカトリオと仇敵であるチャトゥルのある約束から始まる。
チャトゥルに呼び出されたラージューとファルハーン。10年前の9月5日。どちらが人生の勝者か勝敗をつけようという約束の日から10年経ったのだ。

外資系の会社で副社長の座につき、豪邸や高級車を乗り回すことで人生勝ったと見せつけたいチャトゥル。
彼は学生時代、最後まで勝てなかったランチョーにどうしても今の生活を見せつけたい。

ところが、ランチョーは卒業と同時に連絡を経ち、親友ラージュー、ファルハーンとも、恋人ピアの前から去ってしまった。
卒業から5年、煮え湯を飲まされ続けていたチャトゥルがランチョーの居所を突き止めたという。
ラージューとファルハーンは自分たちの元からなにも言わず去ってしまった親友に会いたくて、チャトゥルと共にランチョーの元へ向かう。

そこで、彼らの大学時代の深い絆、おバカな青春時代を私たちは知り、そして、ランチョーがなぜ行方をくらましたのか。
その謎が解け、話はラブ・ストーリーに向かい、最後は人生のサクセスストーリーでハッピーエンド。
こんなに泣けて、笑えて、幸せになる映画、今年一番かも!!!

大学時代、いつも教授たちを困らせ、学長にも楯ついて睨まれ、だけどランチョーは心から機械が大好きで学びたかっただけなんだ。
仲間のヘリコプターを改良して喜ばせようとしたのに、仲間は人生から降りてしまった。ランチョーは、彼を追い詰めた学長を許さない。ランチョーは、常に自分の信念に基づいて決してぶれない。

親友だってもちろん裏切らない。親に逆らえずにカメラマンになれないファルハーンの背中を押し、自殺未遂したラージューを全力で救う心のまっすぐな男、ランチョー。

在学中の悪戯は本当に笑える。チャトゥルの読む原稿を書き換えて学長を笑いモノにしたり、(ま、これでチャトゥルはプライドずたずたで10年後の約束になるんだけど)パーティに忍び込んだり、時に仲間が自殺したりして悲しいけど、それでも開放的で楽観的。
でもそれだけじゃない。生活の格差や、夢に向かって諦めない大切さ、泣けるんだ。

学長との最後の最後での和解も。だけど、ランチョーは姿を消してしまった。

ランチョーを探しに二人の親友がランチョーの実家に行くところも大好きだ。
思い切り笑える。そして、今、本当にランチョーがランチョーでいられるその場所へと向かう。

そうだ、そうだ、あと一人誘わなくちゃいけない人がいるっていうんで、ピアの結婚式に乗り込み、ピアと共にランチョーの元へ急ぐ3人と仇敵一人。

ラストへ向けて期待は高まり、ラージュー、ファルハーン、ピアとランチョーの感動の再会。
いけすかないチャトゥルの自慢話に呆れながら、なんか悔しい気持ち。なんか大逆転ないかな〜って思ってたら、最後の最後にありましたよ、大逆転が!!!!!!

すべてがうまくいく、こんなハッピーな映画。泣けて笑えて、幸せになれる。
170分、無駄じゃない!




posted by じゃじゃまま at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 か行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【パシフィック・リム】

《★☆》

芦田愛菜ちゃんに★一つってことで。

なんだかさ〜、ハリウッド映画に出てくる日本人、なんか不自然なんだよね。
海底の裂け目から次々に怪獣が現れて、人類を襲う。そこで世界が一つに手を結びパイロットがロボットを操縦して闘う。

まず、菊池凛子演じる森マコ。彼女は怪獣が東京を襲った時に、後に司令官となるパイロットに救われ、育てられた。
で、今はアメリカでパイロットの人選の任務についている。
なのに、なのに。アメリカで生活してるのに、妙にお辞儀ばかりするのっておかしいでしょ。
いっつも思うんだけど、日本人を起用したからって日本人っぽさを演出するのって逆におかしい。
やたらとお辞儀して、すごい違和感。外国人が持っている日本のイメージをそのまま出すと、こっちからは逆に変。

それになんだかな〜。絶対演出ミスだよね。菊池凛子、下手なんだか上手いんだかさっぱりの演技で、きっとあれは演出なんだろうけど、外国人の役者が演技してる空気はハリウッドなのに、森マコが出ると急に空気一変して、B級、C級な残念な映画になってしまう。

物語自体もまったく内容がないし。
あっ!そうそう。ローリーと仲間の生意気な息子の顔がそっくりで、どっちがどっちなんだか分からなくて、頭混乱。
しかも、生意気な息子の方。父と息子もたいして歳変わんなくない?ってくらい、誰が誰だがで、ますます評価下がる。

唯一芦田愛菜ちゃんだけが、私の中では日本を代表する女優さんとして、ハリウッドよ!見たか!って気持ちになった。





posted by じゃじゃまま at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月26日

【あなたへ】

《★★☆》

刑務所の刑務官だった男が、妻の遺言で、妻からの最後の手紙が長崎県のとある郵便局留めになっていること、そして故郷の海へ散骨してほしいこととなっており、一人、妻はなにを伝えたいのか分からないまま旅をすることとなる。

高倉建と田中裕子は夫婦で、堅物で一生独身と言われていた高倉建演じる刑務官は、慰問で童謡の歌を歌いに来ていた田中裕子に惹かれ、後に結婚する。

だけど田中裕子は慰問じゃなかったんです、たった一人のために来ていたんです、と打ち明ける。刑務所で受刑者が死んだ。その遺品から出てきたハガキ。
高倉さんが亡き妻から受け取ったハガキと同じ絵が書いてあって、そうか、田中裕子の愛する男は受刑者の中にいたんだな、果たしてそのことを高倉さんは、妻が死んでから気付いたのか、死ぬ前に気付いたのか。

過去と現在が交わるんだけど、いかんせん、高倉さんはどの時代を見てもやはり高齢なので、結婚前、結婚後、妻の生前か、死後なのか、区別がつかなくて分かりません。

でも竹田城のシーンで、「あの人を忘れさせてください」って高倉さんに言うシーンがあって、だから結婚前から妻には愛する男がいることは知っていたんだろうな。刑務官の妻に、かつて受刑者の内縁の夫がいてもよかったのか分からないけど。

で、旅の途中でいろいろな出会いがあり、辿りついた妻の故郷。受け取った最後の手紙には、たった一言「さようなら」って。そりゃ、なんだよ。

高倉さんは「分かった気がします」って言ってたけど、私にはさっぱり妻の気持ちが分からない。
旅をさせておいて、渡した手紙には「さようなら」の一言????
私には、すごく切ない可哀相なラストに思えた。

なんていうか、子供も望まず、夫以外の男をずっと心に思っていたこんな私をもう忘れて、って。
そういう「さようなら」に思えた。
ずっと夫婦の間には遠慮っていうものがあって、高倉さんは心から妻を大事に愛していたのに対し、妻の田中裕子には、愛というよりも、遠慮というか感謝というか。

だから、ありがとう、そしてさようなら、って意味に取れたんだけど。遺骨を散骨するのだってそういうことじゃないの?
本当なら一緒のお墓に入りたいでしょう?

借金のために遭難したことにして保険金詐欺をした佐藤浩市。どのタイミングでか気付いて、食堂のおかみから預かった写真を渡しに行くラスト。
「受刑者が中の人間を使って情報を流すことを鳩を飛ばすっていうんですよ。今、私は鳩になりました」って。
その前に高倉さんは退職届をポストに入れるんだけど、あれはきっと真面目な高倉さんが、これから鳩になるためのけじめでしょう。

そうだ!食堂のおかみが、「うちの主人だったら亡くなった奥さんのこと知ってたかもしれないのに」って言ってたけど、奥さんのこと聞けばよかったのに。佐藤浩市生きてたんだから。

正直な男の孤独な人生の映画だったと、私は思う。


posted by じゃじゃまま at 16:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ゼロ・グラビティ】

《★★☆》

子供のころからよく想像してた。
宇宙で一人ぼっちになったら・・・って。まさにこの映画【ゼロ・グラビティ】のような状況。

音もなく、そして一人ぼっち。どんどん酸素がなくなって・・・恐怖と孤独でどこまで正気でいられるかなって。

サンドラ演じるライアンには、本当にしょっぱなから頭にきた。
ロシアが衛星を爆破だかなんだかして、その破片が飛び散って想定外の事故を巻き起こす。
船外でミッション中だったライアンとジョージ・クルーニー演じるコワルスキーが吹き飛ばされる。
無線で破片が来るって警告されて、コワルスキーにミッション中止って命令されてたのに、もうちょっとって作業を中止しないライアン。

もちろん、作業を中止していても巻き込まれてたと思うけど、言われてるのにやめない奴って本当に腹が立つんだ。
で、一緒に飛行していた仲間はみんな死んじゃって、ライアンはギャアギャア本当にうるさかった。
コワルスキーに助けてもらって、そして一人どっかの国の宇宙船に辿りついて、早くコワルスキー助けに行けよ、っていうのに、案外諦めるの早かったしね。

私のような小心者はたった一人で地球に生還する方が怖いんで、仲間はいた方がいいに決まってるから、必死でコワルスキー助けに行くけど。
最悪、一人でそんな危険な賭けに出るより、仲間と共に宇宙で死んだ方がまだ怖くないかも〜、と思ってしまった。

すごい評判だって聞いてた映画だったけど、この映画を観て、なにをどう心に響かせばよいのでしょうか。
しかも、3Dで観て、観客たちが「あれ、びっくりしちゃった」って会話してるの聞いて、私はその瞬間、寝ていたことを気付かされた。

posted by じゃじゃまま at 16:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月12日

【うさぎドロップ】

《★★》

これは芦田愛菜ちゃんのための映画か。
原作をちらっと読んだら、あだち充の「みゆき」をなんとなく思い出してしまった。

映画では幼少期だけなんだね。
大吉の祖父の隠し子としてりんは存在し、施設に入れられそうになったのを不憫に思った大吉が父親代わりになる!と引き取る。
なんといっても大吉は独身だから、4〜5歳の女の子を育てるのも大変。
悪戦苦闘する中、保育園で知り合ったシングルマザーに助けられながら、りんとの絆を深めていく。

本当、原作をちらっとあらすじ読んだら、すごいドラマなんだけど、幼少期だけなのが残念。これじゃ、本当に芦田愛菜ちゃんと松山ケンイチの映画、だよね。

大吉とりんの、りんが最後に掴む幸せを見たかったけど、見れないのが残念だね。


posted by じゃじゃまま at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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