2012年05月17日

【アジョシ】

《★★★★》

ダンサーの母親と貧しい暮らしをしているソミは、隣に住む質屋のテシクを「アジョシ」と呼んで慕っている。世間から隠れるように人との関わりを避けて生きている質屋のテシクだが、ある日ソミの母親が組織から麻薬を盗み、その鞄をテシクの店に預けたことから、事件に巻き込まれていく。

組織に拉致された母親とソミ。避けるように、断ち切るように生きてきたテシクだが、たった一人、自分だけを慕って頼ってきたソミを見捨てることはできなかった。
ソミと母親を救うため、テシクは組織へ乗り込む。

テシクがなにやら過去に訳ありで、実は強いんじゃないかっていうのは序盤で分かるんだけど、罠にかけられソミの母親殺害の濡れ衣を着せられたテシクの身元を警察が調べて、とうとう素性が判明する。
元特殊工作員で爆破や暗殺部隊にいて、数年前、交通事故で妻を失い、自身も銃弾を受けていた。
そこからの記録は途絶えていて、おそらくテシクはすべてを失ったことで姿を消したんだよね。

愛する者を奪われたテシクが、自分の心に小さく灯った温かな存在、ソミを救うため、再び闘いに立ち上がる。
これは格好いい展開だったね〜〜。

そもそもテシクを罠にかけ、ソミたちを拉致したマンソク兄弟は麻薬だけではなく人身売買、臓器売買をしている極悪人。
ソミの母親もすべての臓器を生きたまま抜かれていた。
ソミとの約束は守れなかった。ソミが会いたがっていた母親と、二度と会わせてあげる事はできない。
だけどソミだけの命は守る。なんか男気だよね。

マンソク兄弟が薬を製剤している隠れ家に行くと、そこには臓器を抜かれた組織の取引相手や子供の遺体があった。テシクの怒りは頂点に。
マンソク兄弟の弟をまず仕留める。怒り狂った兄はソミの眼をくり抜くように指示する。

マンソク兄弟のアジトに乗り込んだテシクの足元に、くり抜かれたソミの眼球が入ったビンが・・・。

テシクの怒りは頂点のさらにマックスへ!!!
怒涛の血祭りアクション。

もう胸が潰れそうだったよ。ソミの目・・・。韓国映画は私の中では【デイジー】と【チェイサー】が忘れられませんが、ああまたあの【チェイサー】の悪夢が、と思ったら、ね〜〜!!あの手下の男は、やっぱりソミのこと裏切れなかったんだよね。おでこに絆創膏貼ってもらったから、そのソミのやさしさ、孤独を、いくら悪党でも踏みにじれなかったんだよね。

あの眼球は変態医師のだったんだよね。
でもすべてが終わった後、もうソミもいない、そう思ったテシクが命を絶とうとした瞬間。
ああ、間に合ってよかったよかった。

あんなに人殺しちゃったら、テシクはどうなっちゃうのかな〜。切ないラストだったけど、この映画結構よかった、好きかも。

韓流にはまったく興味のない私なので、テシク=ウォンビンっていうのも気付かなかったし、ちょっと冒頭突っ込んじゃった。
警察がクラブに乗り込むシーン。店の中でトランシーバーでチーム長とやり取りしてる刑事。
目立ちますけど〜。ばれちゃいますけど〜。

ちなみに、私はチーム長の人が好きだ。ウォンビンとかイケ面よりもこういう昭和顔にどうも引っかかってしまうんだよね〜。
うんうん、韓国映画の中で3本の中に入るね。
あの少女もとっても可愛い。


posted by じゃじゃまま at 23:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ゾンビ処刑人】

《★★》

ま〜〜〜、なんともいえないこの後味。
戦死した親友バートの葬儀で、ジョーイはバートの恋人となにやら汚いキスシーン見せられ、え〜、どういう方向にいくのかな〜と一抹の不安。
そして墓地、ガタガタと動き始めて、そこから這い出てきたのは腐りかけた男、バートだった。
ジョーイの元へ行くけど、普通なら大騒ぎってとこだけど、頭悪いジョーイは、ゾンビのバートを受け入れちゃう。
ゾンビだから人肉って気もするけど、ジョーイが「血だ、血だ」って騒ぐから二人で血を盗みに病院へ。

駐車場では強盗に遭遇して、撃たれても死なないバートなんだから勝ち目はないよね、強盗に。
そのまま強盗犯の頭から流れる血を吸うのは、全然コメディでもなんでもなく、おぞましかった。

コメディってあったから楽しみにしてたけど、あんまり笑えない。
なんとってもジョーイの汚さ、バートもイマイチ。ま、ゾンビに男前を期待しちゃいけないんだけど、ま〜、ジョーイったら。
なんか口臭そう〜。

とにかくジョーイがおばかってところにこのゾンビ映画のコメディ部分はかかってるんだろうね。
気持ち悪いんだよね〜、なにもかもが。
ゾンビのバートと、またバートと一緒にいられることに単純に幸せを感じてるのかバートを支える?ジョーイが、悪人を殺しては血を吸って、川に死体を捨てている。
どこにも美しさはないしね。

ジョーイまでゾンビになっちゃって、そもそも売人のジョーイだから良心とか常識なんて持ち合わせてなかったのね。
無敵になったと、強気になって、友人まで殺しちゃう。
そこでバートは目が覚めるわけだよね、ジョーイは一線を越えてしまったと。
一番最初に殺した強盗もまたゾンビになっていて、仕返しにやってくるところなんて、もうおぞましいのなんのって。
ちっとも笑えない、どこを笑えというのだろう。

ゾンビ映画に美しさを求めちゃいけないけど、絵面が汚いんだよね〜。ああ、思い出してもテンション下がる。
とはいえ、怒ってるわけでもがっかりしてるわけでもなく、いいのいいの、こういうもんだからゾンビ映画なんて。
ただジョーイがきったないんだよね、それだけ。

結局、バートはどうなってしまったんだ???
政府だかWHOに隔離されて、なんだか標本みたいになっちゃって。
最後、空から落とされて炊けど、あれって生物兵器としてどこかに送り込まれちゃったの??

もしそうなら、それはそれで意外な方向で、驚きかも〜。


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2012年05月10日

【阪急電車 片道15分の奇跡】

《★★★★★》

まさかの五つ星。原作はよかったけど、映画はどうかな?って。絶対劇場で見たら損するって思ってたけど、感動しちゃって泣いちゃった。しかも原作は★四つなのにね。
どのエピソードもよかった。

中谷美紀の討ち入りの話はすっかり忘れていて、あの大学生カップルにニヤニヤしてしまった。
ま、映画ではニヤニヤ感は減ったけど、しかも女子大生谷村美月??個人的にはもう少しかわいい子がよかったけど、まあ、いっか。

DV男に悩まされる女の子に戸田恵梨香、彼女はぴったりでよかった。

私立小学校に通う少女の話は原作でも映画でも泣けた。

漢字の読めないおばかな彼氏を持つ女子高生もグッド。まさか玉鉄がここで出てくるとは思わなかったけど、玉鉄(涙)

期待以上によかったので満足。

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2012年05月02日

《ストロベリーナイト》

原作は大好きなんだけど。

ドラマシリーズも欠かさず見たけど、う〜ん。
竹内結子がイメージじゃないかも〜。

私のイメージでは、だけど。
歳いっちゃってるけど、たとえば西川史子のようなタイプ。彼女ならたとえば生意気なこと言いそうだし、しかも似合う。上司や先輩に食って掛かっても、ああ、そういう人、って思えるけど、竹内結子が姫川をすると、ただの性格の悪いひねくれた女にしか見えなかった。
ガンテツや遠藤憲一に対する生意気な態度には、共感が持てなかった。
もちろん台本なんだけど、竹内結子の持つ雰囲気が合ってなかった気がするんだよね。
そういう意味で、西川の持つ雰囲気が姫川に近いかな、と。雰囲気だけね。
あ、りょうとか、中谷美紀ならよかったな。

映画化されるっていうんだから、残念だ。
少数派ってことか。。。


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《三毛猫ホームズの推理》

少女!?のころ夢中で読んだ赤川次郎。三毛猫シリーズは、兄が頼りなくてイライラしたっけ。
そして晴美にまとわりつく後輩刑事にもイライラした覚えがあるんだけど。
でもそれなりに楽しみにしてたんだけどね〜。

なんで設定を変えてしまったのかな〜。
兄役の藤木直人はいらなくない??

原作に近く、できれば兄としっかり者の妹晴美と図々しい後輩刑事の三人でやんややんやとやって欲しかった。
本当に藤木兄、いらない。
藤木さんがどうとかではなく、どうも話に長男は邪魔かな〜と。

なんかがっかりで一話以降見てないけどね。
posted by じゃじゃまま at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ドラマ ま行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月23日

【それでも恋するバルセロナ】

《★★☆》

ああ、ウディ・アレンの作品だったんだね〜。
アメリカ人のヴィッキーとクリスティーナは、ヴィッキーの親戚のいるスペインへ旅行に来た。
そこで破滅的な画家フアンと出会い、芸術肌のクリスティーナは興味を示す。
堅実的なヴィッキーは嫌悪感を露にするが、なんと先に寝てしまったのはヴィッキーだった。

一夜の恋が忘れられなくなってしまったヴィッキーだが、そうとは知らずにクリスティーナはその後フアンと同棲を始める。
結婚が決まっているヴィッキーだが、胸にはフアンへの熱い思いが消えずに残っていた。
だけど、フアンの心はクリスティーナに移っていて、ヴィッキーは心ここにあらずといった結婚生活を送ることになる。
クリスティーナとうまくいっていたフアンだが、そこへ元妻マリアが戻ってきて修羅場の予感。

ところが修羅場だったのはフアンとマリアの二人であって、そこにクリスティーナという仲介がいるだけで、この三人は奇妙でうまい具合の三角関係が築かれていく。
この蜜月も長くは続かず、クリスティーナは奇妙な三角関係に疲れ、やがて去る決意をする。

となると関係は脆くも崩れるもので、フアンとマリアも破局。
一人になったフアンは、不幸な結婚生活をしているヴィッキーに戻る。
ヴィッキーは迷う迷う。フアンへの気持ちもくすぶってはいるけれど、元々堅実だからね、こんなことしていいのかどうか。
そうこうしていると、銃声が!!!!
マリアが戻ってきて、二人の姿に逆上。これぞ修羅場。

これでようやくヴィッキーも目が覚めるわけだけど、カフェで一人傷心のヴィッキーを、やれやれといった感じで慰めるような呆れるようなクリスティーナの表情が、いったいあのバルセロナはなんだったのかと滑稽に思えた。

それにしてもマリア役のペネロペ・クルス、見事にはまり役。


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2012年04月22日

【サンシャイン・クリーニング】

《★★★★》

負け組美人姉妹が一発逆転を狙って始めた事件現場の清掃事業。彼女たちがやがて見つけた答えとは・・・。
ビターな味のコメディ。ほろ苦く、でも希望も見えて、ちょっと泣ける。

シングルマザーのローズは、高校時代はチアリーダーで学園のアイドル。だけど恋人は他のクラスメイトと結婚。今はハウスクリーニングをしながら息子を育てているが、息子のオスカーは問題児でいつも学校から呼び出され注意をされる始末。挙句に仕事先の裕福な家で、高校時代の同級生と再会してしまい、みじめな思いをする。そして、高校時代の恋人とは不倫関係にある。
妹のノラは、いまだに自立できずに父親と同居中。仕事はいつも長続きせずに辞めてしまう。
ローズは、オスカーを私立に通わせるため、お金になる事件現場の清掃を思いつく。

ある現場でノラは孤独に死んでいった老婆のバッグから娘の写真を見つける。娘に老婆の死を伝えるために消息を探すが、なかなか伝えられない。
素人姉妹の現場清掃はルール違反ばかりで、ローズはクリーニング用品店のウインストンの助けを借りて悪戦苦闘しながらも健闘する。

なんとなくうまくいきそうな予感のときに、そうは問屋が卸さないとはこのことだ。
次から次へと失敗が連鎖していく。

不倫相手の妻と偶然スタンドで鉢合わせ。
「知ってるんだからね」と詰め寄られ、しかも高校時代はアイドルでも勝者は私よ、と言わんばかりの(いや、言ってたか)の身重の姿に打ちのめされ、クラスメイトから招待されたベビーシャワーのパーティに、どうしても見返したくて、ノラに仕事を任せ、オスカーを無理やりウインストンに押し付け、見栄を張って出席したけど、やっぱり負け組のローズ。
ノラが現場を全焼させ、仕事も信用も失う。

なんだかね〜、ここは一気に泣けた。
なにをやってもうまくいかない姉妹。せっかくウインストンとも信頼関係築けそうだったのに、オスカーを押し付けたり、現場を全焼させたり、なにもかもが裏目。

彼女たちの母親は実は自殺していて、父親も胡散臭い仕事ばかりしていて、うまくいかず、なんだかがけっぷちのローズを見ていて、ああ、こういうときってあるし、こういうことよくあるよね〜ってじんじん泣けた。

ノラも勇気を出して、娘に真実を打ち明けるけど、「やっぱり尾行してたのね!!私に興味を持ってくれたと思ってたのに」と思い切り拒否される。
全焼事件以来姉妹は断絶。

そのことに父は胸を痛めてるけど、ローズの怒りは強く深い。

オスカーの誕生日。ダイナーでの誕生日会に憧れていたオスカーのため、一家が揃う。まだ許してないローズだったけど、ダイナーのトイレでの姉妹喧嘩は、そのまま二人の絆を感じさせてたね。
その場にウインストンが出席してたのも嬉しかった。

映画ではその後の二人の進展とかなんにも予感させるものはなかったけど、またウインストンと信頼関係結べればいいなと期待する。

自分探しの旅に出るノラ。
父親は「信頼できる人を見つけた。その下で働く」と言って家を売り、ローズの元を訪れる。
そこにはクリーニングの看板が描かれた新しいバンが・・・。

はっきりしたハッピーエンドではないけれど、どんなに失敗が続いても、うまくいかないことばかりでも前を向いて頑張っていこうよ、ってそんな気になれる映画でした。

posted by じゃじゃまま at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【プリンセス・トヨトミ】

《★★★★》

その日大阪が全停止した。
そこから遡ること数日前。国家予算を調査する会計調査院から3人の調査員が実地調査にやってきた。
一見やる気のないように見える松平だが、ある団体、「社団法人OJO」になにやら違和感を感じる。
携帯電話を忘れたため、事務所に戻ろうとするが人の気配がまったくない。
先ほどまで事務員がいたはずなのに。机の中は空。
なにかを隠している。

それを突き止めようと、「社団法人OJO」の前にあるお好み焼き屋に陣取る。
「社団法人OJO」の中にあった扉になにかを感じた松平と、それを阻止しようとする経理の長曽我部ともみ合っていると、お好み焼き屋の店主がやってくる。そして静かに語りだす。

「大阪国」のことを。
大阪国とは、国が極秘に認めている独立した国家であり、徳川家により滅ぼされた豊臣の末裔を守るため、数百年も前から秘密裏に存在していた国である。
そして、大阪人は父親から息子へ、地下にある大阪国へと続く道を歩きながらその秘密を聞かされる。
それを誇りに思っており、もしも大阪国が守ってきたものが危機に瀕したら全員で立ち上がることが約束されていた。

お好み焼き屋の店主こそが大阪国の総理大臣であり、その息子は女の子になることを夢見ている少年。そしてそれをからかいいじめる不良たち。幼馴染の少年を守るため茶子が立ち上がるんだけど、この茶子こそが大阪人が守る少女で、調査員、松平の部下鳥居がそうとは知らずに茶子を守ろうとしたことが裏目に出て、大阪が大変なことになるんだけど。

非常に面白かった。

とぼけた鳥居を綾瀬はるかが好演していたし、大阪国総理大臣を中井貴一が貫禄ある演技で演じてた。
そしてやり手なんだかやる気ないんだかの調査員松平を堤真一が、大阪人の条件を持っていた自身の過去を微妙で複雑な表情を見事に醸し出していて、こんなことなら原作を読まずに返却するんじゃなかったと後悔。

映画は十二分に面白かったけど、どうやらだいぶ割愛されてるらしいので、ちゃんと読めばよかった。

大阪人が守っていたものも、親子の絆もよかった。
時にちょっと笑わせてくれたあのいじめっこの不良どももなかなかいい味でした。



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【ファイナル・デッドブリッジ】

《★★★》

【ファイナル・デスティネーション】シリーズの5作目。
一番最初にこのシリーズ一作目を見たときは、衝撃を受けたよね〜。なんと面白いストーリーなんだ!と。
結局、全員逃げ切れないわけなんだけど、そもそもどうして予知夢を見るのか、せっかく助かったのに、死から逃げ切れないなら、どうしてそもそも助けたのか、その運命の不思議を思う。
その謎は解き明かされないままシリーズは進んできたわけだけど。

会社の研修旅行に行く途中、工事中の吊り橋を渡ろうとしていた矢先、主人公のサムは吊り橋が崩れ、連鎖的に事故が起こり仲間が、人々が死んでいく光景を見てしまう。
はっと気づくとそれは夢で、でもまさに正夢になろうとしていた。
慌てて恋人や仲間を連れて逃げるが・・・。

助かったと思われた人々が次々に事故死していく。

謎がそのままだから、延々とこのシリーズは続くかもしれない。でもどこかで謎を解き明かしてほしいと願っている。

最後まで助かった主人公サムとその恋人だけど、ラストで衝撃の事実が待っていた。
彼らの乗った飛行機はまさに一作目のこの物語に戻るのだ。

posted by じゃじゃまま at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ジュリエットからの手紙】

《★★☆》

期待しすぎてたせいか、なんだか変な突っ込みどころ満載。
婚約者と訪れたイタリア。新しくオープンするお店の準備に忙しい婚約者に不満を抱きつつ、ジャーナリスト志望のソフィは彼の言うがまま。
ある日実在するジュリエットの家のレンガで古い手紙を見つけ、その手紙に返事を書いたことで騒動が巻き起こる。

50年前に書かれたラブレター。愛しながらも留学期間を終え彼の元を去ってしまったクレアにソフィが返事を書き、クレアの恋心が再燃してしまい、クレアはイタリアへやってくる。
そしてクレアの孫はソフィに余計なことをするな、と意見する。

50年前に別れた男性を探しに、奇妙な三人の旅が始まり、クレアは諦めていた恋を、ソフィは真実の愛を見つけるってストーリーなわけだけどね。

そもそも50年も前の自分の諦めていた恋を、もう一度ってイタリアへやってきちゃうクレア。
映画だから許されるけど、実際にやられたら、今の家族には大迷惑じゃないか??
これもまたご都合主義で、お互い伴侶を亡くしていたって設定も、映画だからならでは、で、もしも奥さんがまだ生きてたら?
私が妻の立場なら、非常に不愉快だわね。

ソフィの婚約者も自分勝手で、自分の店の準備ばかり。そしてソフィがどこかへ行ってもちっとも気にしないなんて、そもそもこの二人は終わってるよね。
で、クレアの孫のチャーリーといがみ合いながらもいつしか気になる存在、なんてま〜。

いいんだよ、いいんだよ、いがみ合いながらいつしか・・・なんてよくあることだし、それがまたいいんだけど、どうもこの映画に関して言うならば陳腐すぎ〜〜。

50年ぶりに会って再婚しちゃうなんて、ちょっとね〜〜。実はすっごい嫌なやつだったり、相性合わなかったらどうするんだろね〜。なんて映画だからいいんだけどね。

posted by じゃじゃまま at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月20日

【サンクタム】

≪★★★≫

洞窟探検家の父に反発しながらも手伝っているジョシュ。ジョシュが言われた仕事をせずにフランクに怒られた日、仲間が事故死してしまう。
仲間を見殺しにしたと詰め寄るジョシュに、あの状況ではフランクの行動は正しいと周りは諭すが、父子の溝は深まっていく。
地上班との連絡が途絶え、地上では嵐が来ているがそれが伝わらない。
気づいた時にはすでに大量の雨水が流れ込み、出口が塞がれてしまう。決死の脱出が始まる。

実話っていうことなので、え〜、殺人が起こってますが!!とかお父さん死んじゃったじゃん!!とかかなりびっくりしたけど、どうやら嵐で出口が塞がれてみんなで脱出しました、っていう実体験を、脚色したってことなのね。

だよね〜、カールの殺人行為とか、カールの恋人ヴィクトリアの嫌な女っぷりとか、関係者見たら誰のことか分かるし、そもそも私も、一体カールやヴィクトリアは誰がモデルだい??って調べようと思ってたし。そんな不名誉なこと映画にすんの止めてほしいよね、いくら死人に口なしだとしても。

と思ったら、脚色ってことで。

私は未知のものとか、閉じ込められたり、真っ暗闇なんて、真っ平ごめんなので、そもそも冒険家、探検家なんて無理だけど、やだね〜〜〜。
よく潜るよね。
カールの豹変ぶりはホラーだったし、ヴィクトリアも突然悪魔のようで、スリラー。

ほとんど洞窟の中で、息を詰めて観てしまったけど、気付くと太陽を見てないって思って、息苦しさを感じてしまった。そのわりには結構見入ったけどね。

posted by じゃじゃまま at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【猿の惑星:創世記(ジェネシス)】

≪★★★★☆≫

面白い!よくできたストーリーだと思う。睡魔に一度も襲われず、ずっと引き込まれてしまった。
製薬会社で薬物研究者のウィルは、新薬完成か!?と思った矢先、実験台の雌猿が凶暴化してしまい失敗に終わる。
ところがそれは妊娠していた雌猿の防衛本能が原因だったのだけど、開発は頓挫してしまう。
そして雌猿が産んだ子猿を引き取ることになるが、子猿シーザーは母猿に投与していた薬の影響か、非常に賢かった。手話ができて、人間の言葉、感情を理解する。
アルツハイマーを患う父と、シーザー、そしてウィル。幸せな生活を送っていたが、ある日隣人と諍いを起こしたウィルの父を助けるためにシーザーは隣人を襲ってしまい、それが原因で霊長類保護センターに送られてしまう。

そこで待ち受けていたのは、傲慢な人間の虐待だった。
人間に憎悪の目を向けるシーザー。シーザーの怒りが頂点になったとき、彼らは立ち上がり、独立する。

開発する薬が人間には効かず、死亡させてしまうことを、自分の父で実証してしまったウィル。実験中、その薬を浴びてしまった同僚は死んでしまうんだけど、同僚がウィルの家に「この薬やばいぞ」と伝えに来た時、あの嫌な隣人に思わず吐きかけてしまったシーンでは、すっきりしたね。
というか、映画の中で出てきた嫌な奴らは、結局そういう末路になっていて、娯楽作品としてその辺もすっきり作られてて、十分に満足できた。

シーザーがところどころ怖くて、あんまり好きになれなかったけど、もしも夜シーザーが部屋の中にいたら、怖いよ。
賢いから、ウィルたちと家族のつもりでいて、途中で首輪に疑問を持つわけだけど、アイデンティテイに目覚めるシーザーに、ああ、これぞ猿の惑星の原点という製作者側のメッセージがうまく繋がったなと思う。

もちろん、こっちの方が後だからうまく繋げられるのは当たり前なんだけど、子どもの頃に見た【猿の惑星】はこの【猿の惑星:創世記】の後に広がっていくんだな〜と。
この後、シーザーのような指導者の元、猿の惑星になっていくんだ、と想像して、恐ろしくなった。

娯楽作品として、十二分に楽しめた。

posted by じゃじゃまま at 00:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月27日

【ブーリン家の姉妹】

≪★★★★≫

イングランド王をめぐるブーリン姉妹の、逆転に逆転を重ねた愛憎劇。
自らの家の繁栄のため、ブーリン家の当主と、義弟のノーフォーク公爵はイングランド王に娘アンを近づけ、男の子を生ませることを画策する。
ところが、王が選んだのは、人妻でもあるアンの妹のメアリーだった。

メアリーと夫、そしてアンを宮中に呼び寄せ、メアリーは王の子を身篭る。
アンの憎悪は燃え上がる。妹に王を横取りされ、自分は国外追放されるが、メアリーの容態が安定するまでの間、王を繋ぎ止めるために呼び戻される。

ここからアンの逆転劇が始まる。フランスで駆け引きを学んだアンは、王の気を引き、せっかくメアリーが待望の男児を生んだにも関わらず、と同時にメアリーの元から王を去らせる。

王妃を追い出させ、イングランドをローマ・カトリックと訣別させた、魔性の女。
国民からも「魔女」と呼ばれ、人を裏切り、傷つけてまで強引に手に入れた王妃の座、その座と引き換えにアンは、王の心を失ってしまった。
残された道は男児を生むこと。

エリザベスを生んだ後、アンのプレッシャーはますます募る。ところが、その道さえも閉ざされてしまう事態が起こる。流産・・・。
王の心が離れてしまった今、なんとしても取り繕わなければならない。
アンは弟に、身を任せると言い出す。そんなことは決して許されず、とうとうメアリーは城を後にする。

弟の妻の密告により、姦通罪で処刑される弟とアン。

なんとまあ、ずっと引き込まれてしまった映画だった。
そもそも、ブーリン家の当主がなんとも情けない奴。やっぱりそれほどまでに富と名誉が欲しいものなのか。家の繁栄っていうのは、自分の娘や息子よりも大事なのか。

妻が最後に「私の子どもたちを・・・あなたのせいよ!」と言って頬を叩くけど、どれほどあの愚かな父に伝わったか。
政略の手段としてしか使われなかったアン、メアリー、そしてすべて父と叔父に決められてしまったジョージ。
しかも姦通罪は無実なのに。アンもそこまではさすがに出来なかった。いや、出来なかったのはジョージなんだけど、アンも弟をそこまで追いつめてしまって、思いとどまる。

でもね、やっぱ強引に、人の気持ちを振り回し、自分の権力志向のために傷つけてきたアンには、王もついていけなかったんだよね。
キャサリン王妃との離婚も迷ってたし、本当は分かってたはずなのに、人ってそれでも踏み出しちゃう愚かな面あるしね。

メアリーに負け、そして勝ったと思ったアンだけど、やっぱり最後は負けだね。
見てる最中、もうアンに最後天罰が下ることだけを願っていたよ。

見応えのある映画でした。



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2012年02月26日

【悪人】

≪★★★≫

彼は本当に悪人だったのだろうか。
母親に捨てられ、祖父母と暮らす祐一。車しか趣味がなくて、出会い系サイトで出会った佳乃は、祐一の前で平気で約束をすっぽかす。
その態度に腹を立てた祐一は、佳乃がまるで別人のように小躍りして乗っていった若い学生の車を追いかける。

その佳乃が殺されて発見された。
警察が行方を追ったのは、大学生の増尾だった。

誰が悪人なのか。

佳乃を置き去りにした増尾か。人の心を弄んだ佳乃か。それとも・・・。

原作はがが〜〜ん!!と衝撃的だった。

ここまでだと賞を取った深津ちゃんが出てこないんだけど、深津ちゃんは、容疑者祐一と、犯行後に出会い、愛し合うようになる。犯行を告白され、逃避行を続ける女性。
ようやく出会った男性が、犯人と知り、自首しようとする祐一に逃げることを囁いてしまう。

祐一を追い込ませるつもりではなかった。ただようやく出会えた人と一緒にいたかっただけ。
これも悪人か。

原作を超える映画ってあんまりないんだけど、普段は大体原作の方がいいんだよね。
・・・今回も、私は映像は原作を超えなかったと思う。

灯台の場面もよかったし、深津ちゃんの薄幸の女性、お姉ちゃんは男運がないのに、妹は彼氏とよろしくやっちゃってる複雑さをうまく出してだよね。私はあの雨の日に、一人寂しくケーキを食べるシーンが、なんとも一人身の寂しさをかもし出してて、うまいな〜って思ったけど。
でもそこだけかな〜。

原作で描かれた、バスの運転手が今まで嫌な奴で、それが報道陣に追い回される祖母に対して言った一言で急に彼の本当の一面を知ったシーンが、あっさりしちゃって、あそこが実は原作では一番涙がば〜〜っと出たとこなのに、がっかりのシーンだったしね。

映画では祐一が実はやっぱり悪人??って感じに見えないかな。原作知らないと。
なんで最後首絞めちゃったのか、分かるのかな。

祐一が実の母に会うたびにお金を無心してた本当の理由とか、映画ではあったっけ?
佳乃も、めちゃめちゃ嫌な女で、こいつならいいや〜って思ってしまったけど、映画ではそこまでムカつかなかったし。

原作に軍配が上がったって事で。





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2012年02月18日

【トロイ】

≪★★★★≫

トロイって、あのトロイの木馬か!
ギリシャの欲深き王兄弟が、和平を結んだトロイの若き弟王子に、王妃を寝取られ奪われ、奪還を口実にトロイを攻める。
ギリシャには、最強の戦士アキレスがいる。

まずね〜、人様の奥さんを奪っちゃいかんでしょ。
3200年前はそういうのOKだったのか知らないけど、拉致、誘拐だよ。
ま、合意のもとだから拉致にもならないけど、それにしたって、まずいよね。兄ヘクトルは賢いから、このことが戦になることも分かっているし、今さら王妃を返したところでときすでに遅しっていうのも分かってる。
トロイに帰る船の中で「なんということを!」と。まったくもって同感。

弟パリスは自覚もゼロ。しかもほいほいついてくる王妃もね〜。

と突っ込みどころ満載ですが、面白かった!

ついついトロイを応援してしまうのも、キャストだよね。ギリシャの王は、これまたじじいで、汚い。
いかにも悪人って顔なんだもん。それに比べてパリスは優男だし、ヘクトルも最初髭もじゃだったけど見慣れるととっても男らしくていい顔。
これはトロイを応援したくなるでしょ。

だけどギリシャにはブラピのアキレスがいるのよね。
強い強い、本当に強い。

ヘクトルの従姉妹のブリセウスと恋に落ちたアキレスは、今まで戦いに明け暮れていた生き方に、束の間、平和を感じる。
欲深き王アガメムノンとアキレスの関係も一触即発。そこには信頼もなく、私は、ここでアキレスがトロイにつけばいいのにな〜と期待してたんだけど、そんなことになるはずもなく。

一人の王妃をめぐっての決闘では、パリスは逃げ帰ってきたくせに、最後の最後でアキレスを倒すのはパリスなのね。
だったら最初からそれくらいのやる気を出してもらいたかったもんだ。

賛否両論あるみたいだけど、私はおおいに楽しめた娯楽映画だった。



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2012年02月12日

【ALWAYS 三丁目の夕日’64】

≪★★★★★≫

1964年。東京オリンピックの年である。
文学の、茶川の家にはようやくテレビが届き、自慢げな茶川であるが、向かいの鈴木オートにはカラーテレビが届き、不貞腐れる始末。
もうすぐヒロミは出産で、六には後輩も出来て、一平と淳之介も高校生。一平は加山雄三に憧れ電気ギターで騒音を出しては怒られる。淳之介は東大も目指せるほどの秀才ぶりで、早くおじちゃんやおばちゃんに恩返しがしたいと願っている日々。
そんな相も変らぬ三丁目の人々が織り成す、感動の物語。

茶川はまたもやスランプ気味で、新人作家に居場所を奪われそうになり、ファンレターを偽造し、編集部やヒロミに呆れられる。
鈴木オートでは、六ちゃんが毎朝おしゃれして、若い医師に挨拶を交わすだけの微笑ましい恋心に胸をときめかせている。
それをタバコ屋のばばあ(笑)に見つかり、お節介なことに悪評を聞きつけ、六ちゃんに教える。
悩む六ちゃんだけど、どうしても諦めきれず、菊池と共にバカンスに出かける。

当時、結婚前の男女が一泊旅行なんて、もうこれは大変な出来事であろうことは想像できるし、これもまた期待通り、鈴木オートが髪を逆立て爆発する。

これはもう一作目の六ちゃんの特技は自転車騒動と同じく、お楽しみの一つであった。

ここからは六ちゃんを嫁に出すという感動のフィナーレへ向かうわけだけど、この三丁目の夕日は、感動が一つや二つではないんだよね。

やはり号泣したのは、茶川の父の死。作家になるという茶川を勘当し、危篤の知らせを受けて駆けつける茶川を追い返す。
結局死に目に会えず、清々したと強がる茶川に、叔母が「一番のファンはりんたろうさんだった」と言われ、部屋を覗くと、今までの茶川の掲載されている雑誌が全部並べられており、全部に感想が添えられていた。
「今さらそんなこと知っても・・・」もう親孝行もできない、と号泣する茶川に、劇場内から、というより、私の嗚咽が響いた。

そんな親心を知った茶川は、今度は自分が淳之介を巣立たせる番だと覚悟を決める。

本当は不安定な作家業にはつかせたくはないが、淳之介の才能と、そしてなによりも淳之介自身が作家になりたいと願っている、その思いを叶えてあげたいのだ。

嘘の芝居で淳之介を家から叩き出すが、昔クリスマスプレゼントであげた万年筆を見つけ、茶川は淳之介を追う。淳之介も、茶川からもらった万年筆がないことに気付き、家に駆け戻る。

道の途中で会う二人。淳之介は「おじちゃんの気持ち、全部、全部知ってますから」。聡明な淳之介は、下手な茶川の芝居も、茶川の親心もすべて理解し、受け入れている。
それでも茶川は芝居を通す。

とにかく泣ける。

泣けるだけではなく随所に笑いも入れて、傑作になっている。

東洋の魔女のバレーボール観戦では、ヒロミの陣痛が始まり、出産に沸き立つ彼らを、「おお、優勝か」と勘違いするお巡りさん。
三丁目には、昭和には、笑いも人情も盛りだくさんだったな〜。

もちろん物騒な事件もあっただろうけど、鈴木オートの家にみんながテレビ観戦で集まるあの温かさ。
私が子供の頃の昭和の町もそうだった。それぞれの家にはもうテレビも電話もあったけど、隣近所が温かく「どうぞ〜〜」って迎え入れた。映画の彼らと同じ空気が、確かに昔はあった。

今は固く扉は閉められていて、隣近所の訪問も、「忙しい時間にすみません」みたいに迷惑がられるけど。

家族全員で観賞したけど、全員が大満足の最高の映画でした。
一番はやはり一作目で、それに次ぐ傑作。







posted by じゃじゃまま at 16:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【そのときは彼によろしく】

≪★★★≫

ちょっと原作とイメージが違ったかも。
しかも私は、原作も勘違いしてたかも!!
なんかSFちっくな印象だったんだけど・・・時空を越えて会いにきた、って。

二人の少年と一人の少女。転校してきたばかりで友だちがいない智史はある日廃バスを秘密基地にしている花梨と祐司と出会う。以来三人は親友に。
祐司は画家に、智史は水草屋の店長に、花梨はモデルで、水草屋の看板娘、という夢を語る。
夢が叶い、アクアショップ「トラッシュ」の店長になった智史は、店の前でアルバイトの紙を見たという鈴音に会い、住むところもない鈴音とそのまま同居する羽目になる。

鈴音がいつも首から下げているペンダントを見て、智史は鈴音が花梨だということに気付く。

智史の実家で智史の父とも再会する花梨は、病気が治ってないことを打ち明ける。
智史の父は花梨との約束で、病気のことは誰にも言わないでいる。

ある日、祐司が事故に遭ったとの連絡が入る。昏睡状態の祐司と、十年以上ぶりの再会をする智史と花梨。
そのまま帰ろうとする智史に、花梨は「私はこのまま祐司のところに戻る」という。
花梨ももう残された時間はわずかなのだ。

花梨は、深い眠りについたまま目覚めないという病気にかかっている。徐々に眠りが深くなっていて、もう最後の段階の薬なのだという。もうこれ以上は抑え続けることはできなくて、眠ってしまったらそのまま、目覚めない。

花梨が眠りについた後、祐司が目覚める。そして智史の元へ、花梨の気持ちを伝えにやって来る。
目覚めなくてもいつまでもいつまでもずっとずっと待ち続ける智史。

やがて智史の父も亡くなり、ある日、店の前に見覚えのある女性が立っている。

智史の父が花梨を目覚めさせた・・・ということらしい。

なんかどうも原作とのイメージが違うことに戸惑ってしまって、動揺しているうちに観終わってしまった。
こんな話だったっけな〜〜〜〜って。

原作ではかなり号泣した覚えもあって、感動したはすなんだけど、映画は・・・いまいちだった。
ただ画面から伝わる映像の美しさに、優しい気持ちになれて、そこはよかったけど。

「ちゅらさん」で姉弟だった国仲涼子と山田孝之が、片思いする女性になっていて、撮影現場ではどんな会話がされてたのかな〜、なんて想像をしてしまった。


posted by じゃじゃまま at 15:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 さ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月29日

【僕の彼女はサイボーグ】

≪★★★★★≫

いや〜、面白かった!!
小出恵介君ですが、「のだめカンタービレ」のあのモジャモジャが強烈で、ずっとずっと変な印象しかなかった。どんなに素顔を見ても、どうしてもモジャモジャが抜けなくて。
ところが、やっぱり彼は素敵だ。
そして、綾瀬はるかちゃん。彼女も、なんか線が細くて印象うっす〜って思ってたけど(顎しゃくれてね?ってチキチキジョニーじゃないんだから!)やっぱり可愛い。

そんな二人の魅力満載の映画。

2007年、2008年、60年後だったり、もっと先の2100年だったり、サイボーグや女の子が行ったり来たりなんだけど、いや、行ったり来たりはそんなしてないんだけど、時系列が後から考えるとややこしくなるから、とにかくそのまんま、映画の進行通りに受け止めればいいんだけど。

2007年に恋した女の子、2008年に未来からやって来たサイボーグ、そしてそのサイボーグと共に人生を終えた未来のジロー。そしてもっと未来にジローとサイボーグに出会う少女。
その少女が、ジローが2007年に恋した女の子だった。

なんともファンタスティックで、ロマンチックで、笑えて、最後に心がほっこりと明るくなった。
キャストも豪華で、ジローの友人に最近私がとっても気に入っている桐谷健太。
大学の仲間と一緒に飲みに出かけて、酔っ払って首がクルクル回っちゃうところなんて、私は大爆笑だったけど、キュートな映画で、これは映画館で観ていても絶対後悔しなかっただろうな。

見てよかった!



posted by じゃじゃまま at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【わたしを離さないで】

≪★★★≫

「この命は、誰かのために。この心は、私のために」
特別な子どもたちとして育てられたキャシー、トミー、ルース。
いつか彼らの臓器は、誰かに提供される。そのために生まれてきた彼ら。

寄宿学校で、キャシーはずっとトミーを見つめ想い続けてきた。それを知りながらルースはトミーに近づく。
18歳になり、彼女たちは寄宿学校を出て、コテージで共同生活を始めるが、残された時間が限られた中で孤独になりたくないルースは、トミーと恋仲になり、三角関係は友情は壊し、真実の愛も消えようとしていた。

が、命の灯が消える前に、キャシーとトミーは小さな奇跡に大きな望みを託して、本当に愛し合ってる者同士に与えられるという猶予をもらいにマダムの元へ向かうが・・・。

切なくて残酷な純愛の物語だった。
まさか、まさかそんなことがあろうはずもないけど、臓器提供のためのクローンとしてこの世に存在し、その運命を受け入れる彼ら。
なぜにあんなに静かに受け入れられるのか。

何度も何度も、耐え続ける限り提供は続く。彼らに心はないとでも思っているのか。
キャシーはトミーとルースを忘れるために介護者になり、提供者を介護する。いつかは自分にも通知が来るのに。
なんという残酷さ。

10年が経ち、キャシーはルースの名前を見かける。もうだいぶ弱っていて、次の提供で終わりを迎えるのでないか。
その姿を見るのは非情に怖かった。
ルースは、自分のしたことを悔いて、トミーとキャシーを再会させるけど、トミーも三度の提供を終えて、かなり弱っていた。

もしも、ルースが邪魔をしなければ、二人はもっと長く一緒にいられたのに。
タイトルの意味が突き刺さる。

ルースの手術室のシーンが絶対に忘れられない。あれは、あんまりだよ。
いやいや、この物語自体が、あんまりだよ。切ない純愛物語・・・にしてもあんまりだ。



posted by じゃじゃまま at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 わ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月28日

【アンノウン】

≪★★★★≫

学会へ出席するため妻と共にベルリンを訪れたマーティン・ハリス博士。鞄を空港に忘れたことに気付きタクシーで戻る途中、事故に遭い、3日後病院のベッドで目を覚ました。
ホテルへ戻ると、妻は自分のことを知らないと言い、そして妻の隣には見覚えのない男がいた。その男もハリス博士を名乗り、誰も自分を知らず、証明する術もない。
一体自分は何者なのか。

そんな矢先、ハリスが関わる人々が次々に殺されていく。
自分こそ本物だと確信したハリスは、自分を取り戻すため、事故の時のタクシー運転手ジーナと共に陰謀に立ち向かう。

その先に見えたものとは・・・わたし的には結構驚愕の真実だった。

またまた〜、全員で演技してんじゃないの〜?とか、実は夢でした、とか違う次元の話、とかじゃないでしょうね〜、なんてある意味ビクビクしていたら、私にはまったくの思いもよらなかった真相だった。

全員で演技・・・ってのはちょっと当ってはいたけど、いやいやそういう展開とは。

真実が二転三転して面白かった。
ハリウッドらしくどうハッピーエンドになるのかな、これ無理じゃね?なんて思ってたけど、(最初はね)なるほどなるほど、そういうことならジーナとアリだよね、って期待していなかっただけに喜びの評価◎。



posted by じゃじゃまま at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 あ行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする