自分の体を守るために、両親を訴えたアナ。
アナは、白血病の姉を救うために遺伝子操作をされて生まれてきた。使命はドナーになること。姉ケイトを救うために。
母親のサラにとっては、アナの訴えは青天の霹靂で、信じがたいことだった。
ケイトを死なせるわけにはいかない。姉を救いたくないのか?あなたはそのために生まれてきたのだから。
そんなアナの訴えを引き受けたのは、勝訴率91%の弁護士。
小さい頃から針を刺され、何度も手術を受けさせられ、自分の存在に疑問を持ち始めたアナ。
ケイトを守ることしか考えてないサラ。アナを守るのは一体誰?
そして明らかになる、真実。
覚悟はしていたけど、ずっと涙。
ストーリーは、ケイトが生まれて発病してから、アナが両親を訴えるまで、家族の目線で現在と過去が織り交ぜられながら、進行していく。
ケイトの病状がどんどん悪くなっていく様子は、親なら当然辛いはずで、でもケイト自身も辛いだろうと、苦しくなった。
体ももちろんのこと、自分のせいで家族が、とか、自分の未来がないこととか、14歳の少女には過酷すぎる。
でも病は人を選ばない。人は病を選べない。
ケイトや、病人がいる家族の辛さが非常に伝わってきた。
テイラーとケイトの初恋は、切なくて、でも出会えて恋をして、二人が生まれてきたことが悲しみだけを生んだのではないのが嬉しかった。
サラの、ケイトを救うために自分も家族も犠牲にしてきたその盲目さには腹の立つこともあったけど、母親として病気の娘を救いたいその気持ちは分かる。
その気持ちの強さゆえに、アナの気持ちに気付けない。
真実が明らかになって、これ以上の手術を拒むケイトに、あくまでも手術を諦めないサラの二人の会話。
ケイトの気持ちも理解した上で、でも母親として諦めることはできないのよ、っていうサラの、悲しみが伝わってきた。
アナ役の少女が、【ジュマンジ】時代のキルスティン・ダンストに見えてしまった。
【映画 わ行の最新記事】

